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  • 松本人志さんの罪についての考察と提案反社会学講座ブログ

    ●まつもtoジャニー こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ジャニー喜多川さんは、いい人でした。多くの芸能人を育て、テレビ界に貢献した功労者であり、育てられた芸能人にとっては恩人です。 でも、ジャニーさんは犯罪者だったのです。 24時間、つねに犯罪者でいる人などいません。犯罪者としての顔は、個人が持つ多くの顔のうちのひとつにすぎないのです。犯罪をしてるとき以外は、何わぬ顔で暮らしてます。それはマジメな職業人の顔であったり、優しい父親・母親の顔だったり、情にあつい先輩の顔だったりします。 でも、そういう「いい人」が、犯罪者の顔も持ってたりするんです。 ジャニーズ問題から我々が学ばねばならないもっとも重要な教訓、それは、予断をもって犯罪告発の声を封じてはならない、ということです。 いい人は犯罪をするわけがない。社会的地位の高い人が犯罪者であるはずがない。無名の人間が犯罪を告発するのは売名

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    toronei 2024/01/29
    久しぶりにこの人の記事読んだけど、全盛期の感じ戻ってるような文章。
  • 暴力の扉は閉めておけ反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。またヘリクツこねて暴力を擁護する連中のお出ましです。ビール瓶で殴ろうが素手で殴ろうが、暴力は暴力でしかないってのに。 一番バカ丸出しなのは、日馬富士と貴ノ岩を土俵で勝負させて決着をつけろ、とかいってるヤツね。それ、二人の実力が拮抗してるのならまだわからないでもないですよ。でも横綱と前頭では力の差がありすぎて、公平な勝負になるわけがない。貴ノ岩にはビール瓶を持たせるとか、ハンデをつけるなら話はべつですけども。 以前から私のやブログをお読みなってるかたならご承知でしょうが、私は一貫して、暴力を基的に全否定する立場です。で、これが評判が悪い。こないだの日野体罰事件のときもそうですが、どういうわけか日には、暴力を美化・擁護・肯定する人が想像以上にたくさんいます。私はその事実にぞっとするのです。自分と倫理観や道徳観、価値観のちがう人間は暴力で矯正すればい

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    toronei 2019/01/28
  • 私と『新潮45』反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。アメリカトランプは、他人の悪口をいうのを日課にしてるくせに、自分が批判されて議論に負けそうになると「魔女狩りだぁ~」と被害者ぶるのを得意技としています。 日では、議論に負けそうな連中が「言論弾圧だぁ~」と泣きごとをいうのが常套手段になってるようです。「沖縄の新聞潰せ」「朝日新聞死ね」などと汚い罵り言葉を吐き出しているのと同じ口から、「新潮45休刊は言論弾圧だ」なんてアカデミックな言葉が突然出てくるんだから驚いちゃいます。ケツの穴からクラシック音楽が聞こえてきたようなもんです。 いちおう私も以前『新潮45』に連載してましたから、広い意味では関係者のひとりといえます。まったくの部外者よりは有意義な指摘ができるはずなので、この機会に思うところを書かせてもらいます。 『新潮45』休刊の理由は長年にわたる部数低迷という会社側の説明は、ホンネだと思いますよ。

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    toronei 2018/10/02
  • ジャズファン目線からの日野事件反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。しつこいようですが、日野さんの暴行事件について、ここ数日ずっと考えてました。情緒ウィルスに冒された人々が歪んだ論理をばらまくことを、私は許せないので。事件そのものも不愉快ですが、世間の反応がもっと気持ち悪い。なんとかこの得体のしれない気持ち悪さの正体を暴きたい。私は思考をあきらめません。 今回は、ジャズファンとしての目線から、事件質と世間の反応の気持ち悪さについて考えました。 題の前に、松人志さんがテレビで、体罰はむかしは当たり前だったのに、いまはなぜありえないのかわからないといったことにお答えします。松さんは誤解してますが、むかしもいまも体罰は違法です。むかしは順法意識が薄い人が多かったので、平気でルールを破っていたというだけのこと。 明治以降、日の法律で体罰が認められたことは一度もありません。法治国家では原則的にすべての暴力は違法とさ

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    toronei 2017/09/07
    昔の教師が体罰していたのは、生徒も教師をよく殴っていたからというのは、まあそうよなw / 戦前は体罰とかすると親が教師に殴り込み書けてたみたいな話は聞いたことがある。
  • 議員報酬を合法的に返還する方法反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。議員報酬について、以前から気になっていたことがもう一点あったので、調べてみました。 議員が、自治体の財政が苦しいのに議員報酬が多すぎる、などの理由で一部を自治体に返還、または受け取り拒否を申し出ることがあります。すると、それは公職選挙法の寄付行為に該当するおそれがあるから受け取れない、と拒否されます。それでも強引に突っ返すと、自治体はそのお金を法務局に供託します。第三者に預かってもらうわけです。ただし、そのままにしておくと、そのお金は国のものになってしまうようなので、自治体財政の足しにはなりません。 一般人の感覚だと、なんで報酬を返すのが寄付行為とみなされるのか、さっぱりわからないんですよ。 じつはむかしは全国各地で普通に、議員報酬の返還が行われてました。報酬額アップに反対するため、ある党の所属議員が揃って増額分を返還した、なんて例はたくさんありまし

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    toronei 2016/07/18
    パオロ・マッツァリーノがブログ始めた途端に、クソネオリベの本性駄々漏れになったのってどういうことなんだよと思うよなあ。
  • 議員報酬額の決めかたをご提案します反社会学講座ブログ

    ナポリ三区の有権者のみなさま、こんにちは。新党アルデンテ代表、パオロ・マッツァリーノでございます。 と、選挙の時期の恒例、マニフェストでみなさまのご機嫌をうかがいます。今回はなにかと問題になる、日の議員の報酬(歳費)についてわが党からのご提案を。 議員報酬が多すぎるという人もいれば、少なすぎるという人もいます。舛添さんがセコいことやったのがバレて都知事を辞めたのは記憶に新しいところですが、もし、都知事の給与が倍だったらどうだったのか? 舛添さんはそれでもまったく同じことをしてたことでしょう。使い切れないほどのカネを持ってる大富豪でも、タックスヘイブンとかで税金逃れをしてますからね。収入の多寡に関係なく、セコい人はセコいことをするんです。逆にいうと、議員報酬を半分にしたとしても、悪いことをする議員が増えることはないと思います。 今回は、総理や知事はべつにしまして、一般議員の報酬額を決める方

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    toronei 2016/07/05
    この人ブログ定期的にやるようになって、ネオリベの本性隠さなくなったよね。
  • 寛容と鈍感反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 いろんな立場、いろんな考えの人間がいるのだから、意見が対立するのはあたりまえです。そこで、議論をして互いの考えをすり合わせていく作業が必要となるわけですが、相手のいいぶんをろくに聞かず、「ちかごろの人は寛容でなくなった、寛容さが失われた、むかしのようにもっと寛容になるべきだ」と安易に決めつけて納得してしまう風潮があるのは、よろしくないです。 私はこれまで何度も、当ブログや書籍などで、現代人が不寛容になったと決めつけるのはまちがいであることを論証してきました。最近読者になったかたは、ためしに「寛容」で当ブログを検索してみてください(読んで腹を立てる人もいるでしょう)。 現代人は不寛容という論調がはびこるのは、脳でものごとを考えず、脊髄反射だけでコメントするコメンテーターにとって、不快な意見をバッサリ斬り捨てられて便利だからです。不寛容と決めつける態度

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    toronei 2016/06/22
  • タックスヘイブン、めっちゃ簡単に利用できる説反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。海外テレビ局が放送したニュースやドキュメンタリーを流しているNHKBSをよく見ます。同じニュースも日テレビとは違った視点や切り口から報道することが多いので、おもしろい。 先日のオバマ大統領の広島訪問のニュースも、イギリスBBCにかかると「被爆者と抱き合う大統領の近くには、核ミサイル発射命令を出すためのパスコードが入ったカバンを持つ側近が控えているのです」みたいな、いかにもイギリス人らしい、ブラックな皮肉を交えて報道してました。 パナマ文書について取材したフランスのドキュメンタリー番組もなかなかスパイシーでした。 実際にタックスヘイブンにオフショア企業(ダミー企業)を作って、マネーロンダリングをしてみよう! という企画が興味深かったです。 番組が用意した設定は、不動産業で儲けた不正な金40万ユーロ(約5000万円)を持っているビジネスマンが、それ

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    toronei 2016/05/30
  • ホラ吹きを擁護する人たちのゆがんだ論理反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。しばらくブログやツイッターを更新しなかったのですが、たいした理由はありません。愛人とダミーと海外旅行してただけです。 ホントは、私が原稿の締めきり日をまちがえてまして、あわてて原稿書いてたんですけどね。これがなんの原稿かは、近日中にお知らせできると思います。 世間ではいろいろありましたけど、やはり学歴詐称仲間(?)ということでショーンKさんについてひとことふたこと。 ショーンさん人についての私の評価は、単なるホラ吹き。それ以上でも以下でもない。私はそれよりも、彼を擁護する人たちの論理がものすごくゆがんていることを危惧してます。 ショーンさんと一緒に番組をやる予定だった市川さんがブログで、自分の卒業証書の画像はあとで公開します、みたいな皮肉を書いたら、バカにするなと苦情が来て、そのコメントを削除したそうです。 その程度の皮肉や茶目っ気もダメなの? 市

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    toronei 2016/03/27
    これはまあほんまそうだよね。
  • 井上公造さんの矛盾したセンテンス反社会学講座ブログ

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    toronei 2016/01/24
  • 反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。オリンピック全競技にまったく興味がない私にとって、4年に1度のテレビがつまらなくなる時期がやってきました。 ということで久々にアマゾンプライムビデオに1か月加入して、『ザ・ボーイズ』のシーズン4を観ることにしました。まだ2話までしか観てませんが、オゲレツ&バイオレンス全開の作風は今シリーズも健在です。でもこれを単なる悪趣味なだけの作品と思わないでください。分断されたいまの異常なアメリカ社会を風刺する、硬派でリベラルな精神が根底にあることを汲み取ってもらわないと。 さて、日テレビの春ドラマですが、最後まで観たのは『おいハンサム!!』のシーズン2だけでした。他にも数観たけど全部初回でやめてしまったので。 『おいハンサム!!』は人を選ぶ作品です。ハマる人とまったくハマらない人にハッキリわかれるんじゃないですか。父母と3人の娘それぞれの私生活と勤め先で

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    toronei 2015/11/09
    この人メディアによっては完全にイタリア人ってことになっていて、そういうことするようになったらおしまいだなあと思い始めてる。
  • 永田町で昔はよかった病患者が確認された模様反社会学講座ブログ

    こんにちは、ドクターPこと、パオロ・マッツァリーノです。 いやあ、恐れていたことがおきてしまったようです。以前ツイッターで、自民党が勉強会とは名ばかりのポンコツ養成ゼミを開いていることに警鐘を鳴らしたのですが、ゼミに参加していたと思われる議員のひとりが、重度の「昔はよかった病」を発症してしまったようなのです。 その患者は安保法案に反対する人たちの言動を、戦後教育のせいだと決めつける発言をネットに書きこんだのです。 この患者が戦前教育を受けた80過ぎのおじいちゃんなら、そういう考えを持つのも仕方のないところ。しかし、患者は30代の若手なんです。戦後生まれで戦前の教育のことなどなにも知らないくせに、戦後教育が悪いとどうして決めつけられるのでしょう? 自分も他のみんなと一緒に戦後教育を受けたはずなのに、どういうきっかけで、他のみんなは洗脳されて、自分だけは洗脳をまぬがれたと思うようになったのでし

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    toronei 2015/08/12
  • 『「昔はよかった」病』の反響あれこれ反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。『「昔はよかった」病』は地道に評判が広まってるようで、売れ行きも私のにしては珍しく好調です。おかげさまで増刷もされました。買ってくださったみなさん、ありがとうございます。 自著の評判は検索しないようにしているのですが、今回、ツイッターだけちょっと検索してみました。 以前から私のを読んでるかたからは、おおむね好意的に評価されてるようです。もう少し突っ込んでほしいところがある、って指摘は悩ましいところなんですよねえ。調べたけど使わなかったネタがたっぷりあるので、加筆すれば2倍、3倍の分量にもできますが、長くすると読みにくくなりますし、新書だとこれくらいのバランスがいいのかな、とも思います。 絆とふれあいの回で、学校の校門で毎朝先生が生徒にあいさつしてるのは気持ち悪い、とたった2行の記述で済ませてますけど、その2行のために、そういうあいさつをいつだれが

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    toronei 2015/08/10
  • 外野から見た大阪都構想反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 そうですか、大阪都構想はダメでしたか。つまんないの。 大阪の住民でもないし、なんの利害関係もない部外者の私が口を挟むことでもないんですが、それでも、やれば大阪おもしろいことになるかもしれないと期待していただけにちょっとがっかりです。 投票の数日前に放送された、橋下さんと反対派議員の討論をテレビで見たかぎりでは、反対派の主張は詭弁にしか聞こえませんでしたけどね。 二重行政のムダな箱物にはすべて意味があったのだと力説するも説得力ゼロだったし、いまの組織のままでも、市長たちが集まって話し合う場を作れば問題は解決できます、などとフリップを出しながら語ってるのに到っては、新手のフリップ芸かと思えるほどに噴飯ものでした。そんな簡単に話し合いで改革ができるなら、とっくのむかしに大阪の問題はすべて解決していたはずじゃないですか。 もちろん都構想をやったからといっ

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    toronei 2015/05/19
    パオロさんがこっちってビックリ。
  • 続・少年犯罪の実名報道は偽善である反社会学講座ブログ

    こんにちは。ゲスの極みおじさん、パオロ・マッツァリーノです。 人は不愉快な真実よりも愉快なウソを信じたがります。だから、人が嫌がる真実を指摘する者は、往々にして憎まれるものです。 少年犯罪の実名報道にはなんの効果もないという事実を指摘した私も例外ではありませんでした。実名報道が犯罪を抑止しているという考えは現代の迷信でしかないのですが、それを認めたくない人たちが激怒してわめき散らしていらっしゃる。 Don't think, feel! というセリフで有名になったブルース・リーは、皮肉にも早死にしました。 さらに皮肉なことには、彼が残した言葉がおバカな人たちに免罪符を与えてしまいました。考えなくてもいいんだよ、感じたままに行動すればいいんだよ、と。 考えなければいけません。考えずに答えを得ようなんてのはずうずうしい了見です。 ざっと見渡したかぎりでは、批判はすべて論破可能なものばかりでした。

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    toronei 2015/05/11
  • 日本の戸籍にもミドルネームを反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 日の戸籍にも、ミドルネームを正式に導入することを検討してみてはいかがでしょう、というのが日の提案です。 そんなことして、なんの意味があるのか? おおいにあるんです。いわゆるキラキラネーム問題を解決できるかもしれません。 こどもに読みにくい名前をつける習慣は、日では鎌倉時代からあったわけで伝統といえなくもないのですが、近年、英語のような名前に漢字をムリヤリ当てるものなどが増えてきました。親はいいけど、学校の先生が読めなくて困るし、なによりこども人がイヤな思いをすることもあるんじゃないか、などと世間の風当たりはかなり強い。 こないだネットの芸能ニュースで読みました。お笑い芸人のゴージャスさんが、生まれた娘にエスメラルダという名前をつけたいけれどムリだろうなと悩んでるそうです。ほとんどの人にとってどうでもいいニュースですが、じつは、同じ悩みを持つ

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    toronei 2015/05/06
  • ビートルズなんて聴いてなかった日本の若者反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。ポール・マッカートニーさんがまた来日されたとかで。そのたびにニュースでは、ビートルズが初来日したときの若者たちの熱狂ぶりが記録された資料映像を流すのですが、じつは60年代のほとんどの日の若者は、ビートルズなんて聴いてなかったそうです。ビートルズブームは、あとからかなり誇張されて伝えられているのです。 このことは以前、小熊英二さんの『1968』を読んで知りました。当時中高生だった渋谷陽一さんなどの音楽評論家は口を揃えていってます。そのころビートルズを聴いてた若者はクラスに一人いるかいないかってくらいで、ほとんどの若者は橋幸夫や舟木一夫を聴き、オトナたちと同様にビートルズを否定していたそうです。熱狂してたのはごく一握りの若者だけでした。 ビートルズのレコードが売れるようになったのは70年代にベスト盤が出てからのことで、それ以前はあんまり売れないものだか

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    toronei 2015/04/21
  • しつけが悪いのを「やんちゃ」とごまかすな反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ちかごろ、しつけの悪いこどもや犬を、「やんちゃ」という言葉で美化・正当化する人たちがいるのが気になります。 「ウチの子、やんちゃなんですぅ」と嬉しそうにいう親や飼い主。それがいいことだと思ってるの? 不穏な空気を感じます。「元気」ではなく「やんちゃ」とわざわざいうのはそこに、騒いだり暴れたりして他人に迷惑をかけているというニュアンスが含まれてるからです。 こどもが被害者になることにはやたら神経質になっているクセに、こどもや犬が騒いで周囲に迷惑をかけたり暴れたりして加害者になることには無頓着な親たち。自分のしつけがなってないのを、「やんちゃ」というかわいらしい響きの言葉でごまかしてるだけ。ぶしつけなガキや犬など、ちっともかわいくない。 私はこどもや若者の権利や自由を擁護しますけど、しつけにはかなりキビシいほうです。体罰は絶対に否定しますがしつけは絶対

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    toronei 2015/03/17
  • 不愉快な日々 - 反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ここんところ、なんとも不愉快な日々が続きました。結果的に人質事件は残念な結果に終わってしまったようですが、それに匹敵するくらい後味が悪いのは、バッシングのほうでした。人質ふたりに対するバッシングのひどさは想像以上で、日人はどんだけ日人が嫌いなのかと、海外の人たちも呆れる始末。 毎度おなじみの自己責任論は出るだろうなと思ってましたけど、もっとヒドかった。日に迷惑かけたんだから自害しろだの、あれは韓国人だというデマを流しておとしめようとしたり、正気とは思えぬ発言の数々。でまた、そういう意見をいってるのが無名・匿名の一般人だけじゃないんですよね。そこそこ名のある人やテレビに出てるような人までがツイッターで堂々と発言してるってのがね。しかも10代20代の若者じゃない、いい歳こいたおっさん、オバサンなんですよ。やっぱり問題はゆとり教育じゃなかったんだな

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    toronei 2015/02/05
  • 不要品回収にご用心反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 不要品回収業者ってのがよく来ませんか。たいていは白の軽トラで「ご家庭でご不要になりました家電品、パソコン、なんでも回収します。壊れていてもかまいません」とかなんとかいいつつ。 あれね、ぼったくられることがあるので、気をつけたほうがいいですよ。 以前、プリンターを買い替えたんです。そうしたらタイミングよく不要品回収のクルマがやってきたので、古いプリンターを持ってってもらおうと、呼び止めました。 「これ、持ってってください」 「1000円になります」 「えっ? お金取るの?」 「はい。こっちも商売なんで」 「金取るなら、いいよ」 と追い返して、有料だけどしょうがないなと、市の粗大ゴミ回収に電話しました。 「プリンターなんですけど、いくらですか」 「370円です」 「……えーっ?!」 市の粗大ゴミ回収に出せば370円で済むものを、あの業者、1000円も取

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    toronei 2014/11/16
    まともな業者は、テレビ洗濯機冷蔵庫以外は金とらないよね。以前の引っ越しの時は壊れたエアコン持って行っていいよと行って、いらないアンテナケーブルとかいっぱいあげたら、テレビの引取り割り引いてくれた。