伝統芸能の師弟関係を見直す、そんな時代が来たのでしょうか。東京地裁が“師匠のパワハラ”を認めました。 原告・元三遊亭天歌 井上雄策さん(41) 「当時は私、三遊亭天歌ということで、元師匠の下で弟子を務めておりました」 20代で伝統芸能の世界に飛び込んだ、井上さん。同じ九州出身の三遊亭圓歌さんは憧れの人でした。師匠と弟子として過ごしたのは、12年以上になります。 落語家の弟子が、師匠からパワハラを受けたとして、損害賠償を求めた裁判。東京地裁は26日の判決で、原告が訴えた2010年から2022年の11の行為のうち、7つについて違法性があると判断しました。 例えば、コロナ禍で、感染対策のため楽屋にいなかったことに腹を立て、たたくなどしたことや、衣装を放置したと怒る師匠に謝ろうと家に行くと、いきなり怒鳴り、玄関先に土下座させた行為などです。 井上さんは音声を記録していました。 被告 「
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