dailynous.com 哲学者のデレク・パーフィット(Derek Parfit)が元旦1月2日に逝去したが、パーフィットの著作『On What Matters(問題となることについて)』について書かれた、ピーター・シンガー(Peter Singer)が2011年の1月にProject Syndicateに発表した記事を紹介する。私は『On What Matters』は100ページくらい読んだところで挫折したし、同じくパーフィットの著作である『理由と人格(Reasons and Persons)』も邦訳は値段が高いせいで持っていないのだが… www.project-syndicate.org 「問題となることは存在するのか?」 by ピーター・シンガー 道徳判断は真か偽かであり得るだろうか?あるいは、倫理学とは根本的には純粋に主観的な問題なのであり、個人が選択するものであるか、もしくはそ