自分の周りにいる優秀な専門家たち。あくまで私の知る限りですが、その人たちは、専門分野以外の様々なことを学んでいます。分野外のことが直接何かに活かせるところまで習得できくてもOK。そういった“通用しない”けれど出来る・知っていることを増やすことは大事だと考えています。 私の場合は、あるデザイン分野をメインとして活動していますが、その他の分野もある程度できる状態にしました。もちろん、その他の部分でも通用すればそれに越したことはありませんが、そんなに簡単ではありません。でも、ある程度できることで、専門が活きた経験がこれまでたくさんありました。製品にマークを印刷するとしたら、印刷の知識があった方がいいし、ある場所に掲載するポスターを作るとしたら、空間についての学んでいた方がいいわけです。何より、その道の人と話ができることが大きい。「自分でも出来ることだけど、もっと出来る人にお願いする」ぐらいまでで