ブックマーク / kazuhotel2.hatenablog.com (162)

  • 通用しないけど出来ること? - デザインのあてな

    自分の周りにいる優秀な専門家たち。あくまで私の知る限りですが、その人たちは、専門分野以外の様々なことを学んでいます。分野外のことが直接何かに活かせるところまで習得できくてもOK。そういった“通用しない”けれど出来る・知っていることを増やすことは大事だと考えています。 私の場合は、あるデザイン分野をメインとして活動していますが、その他の分野もある程度できる状態にしました。もちろん、その他の部分でも通用すればそれに越したことはありませんが、そんなに簡単ではありません。でも、ある程度できることで、専門が活きた経験がこれまでたくさんありました。製品にマークを印刷するとしたら、印刷の知識があった方がいいし、ある場所に掲載するポスターを作るとしたら、空間についての学んでいた方がいいわけです。何より、その道の人と話ができることが大きい。「自分でも出来ることだけど、もっと出来る人にお願いする」ぐらいまでで

    通用しないけど出来ること? - デザインのあてな
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    torus1 2020/08/10
  • 失敗すると加減ができる? - デザインのあてな

    微妙な加減が味の決め手。少しでも配分が異なると上手くいかないことが多々有ります。料理だったらレシピ通りに作れば上手くいくんですが、計って作っているとなかなかその配分が身に付きません。適当に入れてみて少ししょっぱかったり、味が薄かったりした経験が、微妙な加減を身に付ける鍵になると思っています。 デザインの初心者向けの参考書などを眺めていると、料理レシピに近いものがたくさん載っています。「こことあそこは7:3のバランス」「この色とこの色を組み合わせると視認性が高い」など。そのレシピにのっとって作れば、ある程度の味に仕上げることはできます。もちろん、そういった勉強は必要です。でも、レシピを暗記する感覚で身に付くので、いざそれを実践するときには“思い出す”という感じになってしまいます。だから、自分でいろいろと試してみて学ぶことも必要。自分が良いと思ったバランスや配色で作ってみて、それについて上司

    失敗すると加減ができる? - デザインのあてな
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    torus1 2020/08/05
  • いじくりまわしてみる? - デザインのあてな

    実際のモノを手に取り、とことん使って触っていじくりまわす。もう十分と思ってからも、ずっと触り続ける。逆さにしたり、転がしたり、揺らしたり…。飽きるぐらい触っていると、不思議と新しい何かが見つかります。これは、学生時代に教えてもらった方法です。 例えば、マスクをデザインする。情報や頭の中で考えるのもアリですが、具体的なモノが浮かび過ぎたり、自分の知識で完結してしまったりして、たぶんなかなかアイデアが膨らまない状態になります。そんなときは、目の前のマスクをとにかくいじくりまわす。裏返したり、折り曲げたり、伸ばしたり、小さく畳んでポケットにしまったり…。そんなことを繰り返しているうちに、「ずっと触っていると毛羽立つんだなぁ」といった気付きが出てきます。それは、触り続けて気付けること。「手で考えなさい!」とよく怒られた経験がありますが、まったくその通りで、資料を集めたり絵を描いたりすることでは分か

    いじくりまわしてみる? - デザインのあてな
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    torus1 2020/08/03
  • 「分かった」よりも「知りたい」? - デザインのあてな

    自分が発信する情報に反応してもらいたい。例えば、広告などで商品を訴求するときに、商品の魅力を伝えようとします。それは決して間違いではありませんが、求めている結果がリアクションなら、少し考え方を広げた方がいいかもしれません。 簡潔に強く商品の魅力が伝わる広告があったとします。それは、情報を整理されていて、多くの人が目に止めるデザイン。ただ私は、「そういう商品があるんですね。分かりました。」という反応をすることが多いんですよね。私がひねくれている面も否めないのですが、実際のところ、同じような反応をする人もいるのではないでしょうか。一方で、興味をそそられてしまう広告は、「えっ何?何?」と、もっと詳しく知りたいという気持ちにされられてしまいます。いわゆる上手い広告です。街を歩けば、同じようなデザインでも機能が全く異なる広告がたくさんあります。見た人の反応が、「分かりました。」と「知りたい!」ぐらい

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    torus1 2020/07/29
  • 特別な感覚は要らない? - デザインのあてな

    私はごく普通のおじさんです。流行りの髪型もしていないし、最先端の服装もしていません。洒落た場所にも滅多に行かない。仕事の一環として、そういった情報に目を通しはするものの、普段は街のスーパーで買い物をして、赤提灯の飲み屋さんで一杯やっています。 以前、デザイナーっぽい格好をして、オシャレなお店に行って、みたいなことを集中的にやってみたことがありました。すると、無意識のうちにオシャレな人側の視点がスタンダードになっていて、そのとき自分がデザインを届ける対象の人たちの感覚からズレていることに気付きました。「あぁ…戻さなきゃ…」私たちがモノやサービスを届ける人の大半は、そんなオシャレな生活をしている人ではありません。だったら、同じ感覚を持っていた方がいい。「これで3,000円なら買うでしょ!」「無料なら駅から遠いこの場所でも来てくれるでしょ!」といった意見が平気で出てくるのは、ズレてきている証拠。

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    torus1 2020/07/23
  • 伝わらないシンプル? - デザインのあてな

    シンプルなデザインほど難しい。一見、簡単そうに見えますが、少なくとも私にとってはシンプルにすることは難題です。「端折って伝わらないくらいなら全部伝えなさい!」と指導されたことがありますが、シンプルにはなっているものの機能していないデザインをいろんなところで見かけます。 例えば、トイレのマーク。同じ素材で似たようなデザインで見分けがつきづらかった経験はありませんか?よく目にする青と赤、タキシードとスカートのピクトグラム(アイコン)で迷ったことはありません。LGBTなどのセクシャルマイノリティの方たちへの配慮などで見直されている最中ですが、きっとシンプルに表現するのは難しいのではないでしょうか。話がズレてしまいましたが、兎にも角にもシンプルは難しい。学校や職場で「シンプルに!」と教えられたり、シンプルが正かのような価値観を持ってしまうと、来の伝えるところが見えなくなって、それで伝わっているか

    伝わらないシンプル? - デザインのあてな
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    torus1 2020/07/21
  • 実際に使ったことがない? - デザインのあてな

    目の前の課題に取り組むときに、なかなか思考が展開しなかったり、的はずれなアイデアになってしまうことがあります。個々の技量の問題かもしれませんが、私の経験上、そもそもその課題となっている商品やサービスをあまり利用しない、もしくは使ったことがない、というケースが結構な割合でありました。 例えば、ショッピングサイトを使いやすくするためのアイデアを考える。それなのに「私は実際にモノを見て購入するタイプなので、オンラインでは購入したことがありません」と平然と語る人がいます。ちなみに若い頃の私がそれです。先輩から、「何でもいいから実際に購入してみなさい!」と指導されて渋々購入してみると、当たり前ですが、想像では発見できない気になるポイントがいくつも見つかりました。(当な実際に見直すサイトで購入すればよかったのですが、自腹を切って試すにはあまりに高額だったので先輩が似たサイトでよいと言ってくれました。

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    torus1 2020/07/19
  • 「あった方がいい」は使わない? - デザインのあてな

    「あった方がいい」は無くてもいい。それは、学生時代に口酸っぱく教えられたことです。提案する際につい使ってしまいがちな「あった方が良いと思うんです」といった表現。「…ってことは無くてもいいんですね?」と意地悪な返しをされてしまうんですが、悔しいけれどその通り。断言できないのは、絶対に必要だとまで言える自信がないからです。 とはいえ、自信を持って強いメンタルで提案しなさい!と言われても、なかなかできることではありません。私も同様ですが、そんなタイプの人には、「こうあるべきです!」と半ば強制的に言うことをオススメしています。自身が無くても断言する。結局、いろいろと穴を指摘されてしまうわけですが、それが次の提案に生きてきますし、何より断言することで自ずと提案のクオリティーが上がります。「強く言うからには、もうちょっと見直さないとなぁ…」みたいな意識がはたらく。それを繰り返しているうちに、無理やり使

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    torus1 2020/07/13
  • 別のときに考えたことに注目? - デザインのあてな

    目の前のテーマについて考えていると、そのテーマに基づいたことや、その派生のことにしか思考が発展しないときがあります。何か新しいモノと掛け合わせたり、切り口を変えようとしても、漠然としすぎていてなかなか難しいもの。連想ゲームになってしまって悶々とすることも…。そして、それは大抵の場合すでに世の中にあります。 そこでオススメなのは、今回のテーマとは別のときに考えたことを引っ張り出す方法です。全然ちがうことについて考えたキーワードやアイデアなので、今回のテーマの延長上にはありません。それを結び付けてみるわけです。もちろん、直接的にうまく掛け合わさってアイデアになることはほとんどありませんが、新しい切り口になることがあります。これも前回の記事と同様で、日頃からいろんなテーマについてアイデアを出して貯めておくことが必要ですが、その時に採用されなくても「いつか採用される(かもしれない)アイデア」になり

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    torus1 2020/07/09
  • 身近な人の観察結果? - デザインのあてな

    地元の友達の半数以上はSNSをやっていません。だからといって何1つ不自由していないし、むしろ私なんかより最先端の情報をたくさん持っています(困ったらよく教えてもらっています)。フォロワーなんて一人もいなくても、びっくりするぐらい知り合いが多いやつもいる。そんな感じ。 例えば、紙の広告媒体で情報発信する。そう聞いたら、その方法は古いと思う人もいるのではないでしょうか?確かに、ネット広告などの方が時代に合っているし、たくさんの人に届けられそうです。でも、仮にSNSの広告を選んだ場合、少なくとも私の友達には届きません。twitterの日の利用者は4,500万人?Instagramは3,000万人?facebookは2,500万人?...。ほとんどの人がやっているように見えるものも、冷静に見れば残りの人はやってわけです。マーケティングなどの小難しいことは置いておいて、私は身近にいる人をよ~く観察

    身近な人の観察結果? - デザインのあてな
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    torus1 2020/07/06
  • 模型の情報量? - デザインのあてな

    私はよく模型を作ります。模型と言うと3Dプリンターで精巧なものを作ったり、実際の素材でリアルに作るようなものを想像されるかもしれませんが、私が構想段階で作る模型は、そこらへんにあるコピー用紙や段ボール、のりやセロテープを使うめちゃくちゃ雑なものです。この工程が、私の中では超重要。 例を挙げると、封筒のデザインをする際、私は実際にその封筒を作ります。何パターンかデザイン案ができていれば、印刷した紙を加工して封筒にしてみる。すると、画面上でも印刷しただけでも分からないことがたくさん見つかります。どんなに雑な模型でも、平面からは得られないほどの情報量があるわけです。そんなふうに、立体に限らず、平面の仕事でも模型を作る。当にびっくりするぐらい見え方が変わりますし、手に取るものなら持った際の見え方を確認しなければなりません。「平面デザインの多くは、真正面から見ることはほとんどない」と教えられたこと

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    torus1 2020/07/03
  • スイッチを切り替える「間」? - デザインのあてな

    会社に行って仕事をする。その必要性を問う声も多い昨今ですが、私は必要だと考えています。ちなみに私は出社するのは面倒だと思っているタイプ。テレワークが可能な仕事でその方が生産性が上げられるなら、むしろ避けたいと思っています。それでも、出社には意味があるのではないかと…。 プライベートとパブリックの切り替えが自分の意思だけでできる人はそうそういません。ずっと家で仕事をしてきた人でも、「スーツを着る」「書斎に行く」「散歩を挟む」など、切り替えるための決まりごとを作っています。これはどこかで見かけた記事だと思いますが、切り替えるためには、“間(時間・空間・人間)”が必要という話。通勤(時間)と場所(空間)と会う人(人間)が変わることでスイッチを切り替えていると言われたら、なんとなく共感できますよね。自宅で仕事をしてきた人は、通勤・会社・人にあたる“間”を他の方法で切り替えています。このご時世、出社

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    torus1 2020/06/29
  • 商店街か複合施設か? - デザインのあてな

    個人で仕事をする際の考え方は様々あります。①自分のやりたいようにやるために、他と混同されないようにする人。②チームで動いている人。③仕事を得るために他と協同している人。どれが正しい素晴らしいと言うつもりは毛頭ありませんが、私は今のところ①②③どれもやった方がいいと考えています。 お店に例えるなら、①はポツンとある路面店で、②は商店街にあるお店、③は商業施設に入っているお店、でしょうか。①はそれだけを目的にしてくれる人が集まります。②はメンバーの魅力が掛け算されて大きな幅を持った魅力となって人を集め、③は自分に関心のない人を集めることができる。仕事をしていくにはどれも必要だと思います。抜きんでた才能や技術があれば、①だけでも十分成立するかもしれないし、②や③は個性が薄まったりするかもしれない。なら、いずれもやってみてはいかがでしょう。有名ブランドなどが、路面店を構えつつも商業施設にも出店して

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    torus1 2020/05/29
  • すぐに調べない? - デザインのあてな

    前々記事で書いたホテルで仕事をしたという内容で、もう1つ触れたいことがありました。それは、オンラインミーティングング以外で一切ネットを使わなかったことです。もちろん無料wifiが完備されていましたが、メールチェック等はスマホで行い、それ以外はあえて使いませんでした。 普段、考えごとをする際、私はすぐにネットで調べないことを意識しています。理由は、そこで調べた結果が思考に影響してしまうため。「この素材を使って作るのはどうだろう?」と考えはじめたとします。そこですぐにネットで調べてみたところ、その素材が水に弱いという記事が出てきた…。すると、頭の中で、水の影響を受けても大丈夫な方法や影響を受けない環境下で使用できるものなど、その結果の影響を受けた発想に少なからず変わっていってしまいます。もっと極端になると、その素材を除外して考え進めてしまったり…。せっかく新しい切り口や視点で考え進められそうだ

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    torus1 2020/05/23
  • 周囲の標準的なスピード? - デザインのあてな

    一緒に仕事をした方々が私に抱く印象で多いのが「スピード」について。もちろん意識はしていますが、他の何を犠牲にしてでも早く!とまでは考えていません。このぐらいの時間でやらなければいけないと考えたその時間が、相手に早いと感じてもらえただけだと思っています。(偉そうな感じですいません…) 質を保つために、質を上げるためには時間が必要なのだから、無理に早く仕上げることはない。そういう意見もありますが、それを否定するわけではありません。ただ、その“質”が最重要事項ではない仕事がある。極端に言えば、ほしい期限を過ぎてからもらっても意味のないものだったら、当然、時間をかけて素晴らしいものにするよりも、期限内で可能な限り質を上げたものが求められます。私にはそんな仕事の依頼がくるだけの話。ただ、その期限が特に設けられていない場合は、見えない期限を想像します。聞ける環境だったら、直接確認してもよいのですが、大

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    torus1 2020/05/10
  • 売れるなら値下げしない? - デザインのあてな

    仕事を取ってくる人、その仕事の対応をする人、会社ではそんなふうに役割分担されていますが、その間で揉める場面もあります。「どうしてそんな予算でOKしたんですか!」「この予算でなきゃ受注できなかったんだよ!」どちらの主張も理解できますが、1つ言えるのは、値下げせず希望通りの予算で仕事が取れるなら、誰も値下げなんてしないということです。提示した希望の予算で依頼してもらえるぐらい仕事の質を高めるしかない。値下げ交渉をされたら辞退するなんてことができるのは、他にいくらでも仕事のある会社か、潤沢な資金のある会社ぐらいです。だから、そこは我慢を続けて、いつか提示した予算で仕事がもらえるように頑張るしかありません。 ただ、注意したいのは、クオリティーを確保できる範囲を超えた値下げや、お客さんの言い値での受注、自信がないから値下げするといった行動は、負のスパイラルにしかならないという点。昔から支えてくれてい

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    torus1 2020/05/08
  • 擬人化で感情移入? - デザインのあてな

    私たちはモノを擬人化することがよくあります。例えば、ペットボトルや空き缶に顔が描かれたキャラクターが「ポイ捨てはダメ!」と言っていたら、言葉だけで注意されるより効果があるように思いませんか?擬人化すると、誰でも少なからず感情移入するからだと思っています。 擬人化の良いところは、相手の立場になって見るようになる点。「乱暴に扱われたら痛いだろうな…」「汚れたままじゃイヤだろうな…」とモノを大切にしたり、「〇〇しないで!」と言われたら無視できないので聞く耳を持ったりします。そういった目的で擬人化するのは私は良いと思いますが、擬人化しすぎてしまうと効果がなくなることもあります。ペットボトルが「分別してね!」と言っている隣で、アルミ缶やビンが同じように言っていても効果はありますが、またその隣で、ダンボールや新聞紙、牛乳パックや発泡スチロールの品トレーまでどれもこれもが「分別してね!」と声をあげてい

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    torus1 2020/04/26
  • 代案を出せるスピード? - デザインのあてな

    新型コロナウイルスの影響でCMの撮影が中止になり、それでも作らなければいけない状況で出演者にそれぞれ自撮りをしてもらい、それを編集したCMが話題となっていました。そのアイデアはもちろん素晴らしいものですが、私はその代案を実行するスピード感に驚かされました。 代案を出せるスピード。素晴らしいアイデアを1つ出せるのは言うまでもなく求められることですが、私はそれ以上に代案をすぐに出せるチカラが求められていると思っています。なぜなら、ベストな1案に着地するまでに、あらゆる可能性を模索したか?シミュレーションをどれだけ重ねたか?が分かるからです。提案の場などでは、「その表現じゃなかったとしたら、他にどんな表現が考えられますか?」といった半分いじわるな質問をされることがありますが、それはどれだけ試行錯誤したかを試されている質問。そこで、初めから決め打ちでそのアイデアだけを詰めたのか、他の可能性を模索し

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    torus1 2020/04/21
  • 新しいゲームを考える? - デザインのあてな

    少し前に、このブログで昔の人は暇にならないといった内容の記事を書きました。子どもの頃から何かを提供されるのではなく、自分たちで工夫して遊んでいたから。そう言った手前、私も家の中で楽しめる遊びを考えて提示しないとと思い、先日簡単に作れるボードゲームを公開しました。 「Speed or Power」と名前をつけたボードゲームで、敵味方6つずつ駒を置いて、相手の駒を全部取るか、相手の陣地に入ることが勝利条件のゲームです。特徴は、駒が重ねられる点。2つ重ねれば、1つの駒からは取られない強さが得られますが、その分機動力が失われるというものです。(ルールは動画をご覧ください!)このゲームが良いかわるいかはさておき、ゲームのルールを考えるのは、仕事にも活かせるとても良いトレーニングになるなと実際にやってみて思いました。「こうしたらこうなるけど、ここがネックで…」「先行後攻で有利不利を無くすには…」「飽き

    新しいゲームを考える? - デザインのあてな
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    torus1 2020/04/16
  • 間違い探しの癖? - デザインのあてな

    「この絵の中に間違いが3つあります。どこでしょう?」という問題があったら、そこまで難しくなければ、ほとんどの人が3つ見つけられます。何もなくその絵を見せられただけだったら間違いを見つけることすらできません。…というか、間違いがあると思って見ません。また、4つ目の間違いがあっても、見つけられません。 私たちは、何かに限定して物事を見ていれば、その限定した条件に当てはまることを見つけられます。それは、仕事でチェックをしたり、何かのプランを実行するときに穴がないか見つけたりするのには効果的です。わるい例だと、粗を見つけてやろう!と思えば、何かしら見つかるでしょうし、ミスしないかな~と思って見ていれば、小さなミスはいくらでも見つけられます。それとは別に、目立つ大きなツッコミどころがあると、その他のことに目がいかないという習性もあります。私たちがツッコミを入れているポイントは、自分が勝手に限定したか

    間違い探しの癖? - デザインのあてな
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    torus1 2020/04/13