ブックマーク / parupuntenobu.hatenablog.jp (27)

  • 中国ウォッチャーが見た韓国人の頭の中-最近の日韓関係に添えて ※2019/9/2編集 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    前編である前回の記事の続きです。 parupuntenobu.hatenablog.jp 久しぶりに書いた記事がまさかの大花火、死に体だったうちのブログに息を吹き返してくれたのは、ひとえに読んでいただいた読者さんのおかげです。 で、かんたんな御礼はこれくらいにして、編に入っていきます。 韓国はなぜ半狂乱になっているのか-プロローグ しばらくブログを書かないうちに、日韓関係は急速に展開していきました。ついには、日米とも(おそらく) 「これはないだろう」 と思っていたGSOMIA*1まで破棄してくる始末。 日「頭がついていけない」 アメリカ「わけわからん」 と政府高官が頭を抱えるほどの斜め上の行為でした。まことにあちらさんらしいと言えばそうですが。 私は最初、 「我が国をホワイト国再復帰させたらGSOMIA破棄を考えてやってもいい」 という向こうの公式の言葉に、 「アメリカさん、日が言う

    中国ウォッチャーが見た韓国人の頭の中-最近の日韓関係に添えて ※2019/9/2編集 - 昭和考古学とブログエッセイの旅
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    torus1 2019/09/17
  • 輸出実務者が書く、誰でもわかる韓国のホワイト国解除-前編 経済産業省通知解説 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    先月は全くブログを更新しなかったのですが、それには深い…でもないけれどそれなりの理由があります。 Twitterを見てくれている人はもうおわかりですが、わたくしBEのぶ、ついに「島流し」の期間満了につき土に戻って参りました。 鉄道がない場所から一気に新快速停車駅へ。それだけでも生活の根が変わった気がします。京都大阪まで電車一で行けるぞヒャッハー!!という感じで(笑) これについてはほんの挨拶代わり。じきに地元関連の記事が増えて行くと思うので、馴染んでるなと温かい目で見守ってあげて下さい。 で、今回のメインディッシュは当然こんな近況報告ではありません。近況報告くらいならTwitterでとっくに済ませています。 日韓国の関係が、史上最悪というほど険悪になっています。 そんな中、先月7月に経済産業省が、 「安全保障上の理由で韓国を『ホワイト国』から外します!目処は8月」 と通告しました

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    torus1 2019/08/06
  • ファーウェイ問題に見る国家の信用 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    アメリカ中国の貿易戦争が加熱していますが、その中で少し忘れられがちであったファーウェイ(華為技術)も新たな動きが出てきました。 アメリカの、事実上の華為製品全面禁輸に対し中国がこんな声明を出しました。 中国外相、米は「ファーウェイいじめ」(時事通信) - Yahoo!ニュース 中国外相いわく。民間企業に対して制裁なんていじめじゃないかと世界に向けて訴えているわけです。 まあ、言葉尻だけを取ると、ごもっともかもしれません。ネットをやっていないと、おそらく 「中国様のおっしゃるとおり!」 テレビの前でシュプレヒコールを発していることでしょう。 そんな中、この中国の言葉対し、世界の様々な分野からの心の中の声が聞こえてきます… Google「なんだって?」 Twitter「なんだって?」 Youtube「なんだって?」 WSJ/NYT*1「なんだって?」 欧米企業だけではありません。 FC2「な

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    torus1 2019/05/23
  • 台湾と後藤新平ー発見されたデスマスク - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    日2019年4月11日、台湾歴史を塗り替える大発見がありました。 www.nippon.com 後藤新平のデスマスク台湾で発見されたというニュースです。 (写真:Wikipediaより) 後藤新平(1857-1929)といえば、医者にして政治家、東京市長や満鉄総裁などを歴任し、関東大震災で崩壊した東京を復興させた責任者として、現在の東京の骨格を作った人物として非常に有名な人物です。 後藤の経歴と残したお仕事の数々は、書き出すとWikipedia先生の項目一つ分になってしまうので、気になる方は、Wikipedia先生の記事をどうぞ。 この記事を読む半分以上の人は、こんな疑問が浮かぶことでしょう。 「後藤新平と台湾って何か関係あるの?」 そう思った人は、台湾歴史、特に後藤が現在の台湾にも影響を与えていることを知らないということ。 台湾に興味がない人はさておき、なんで後藤のデスマスクが台

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    torus1 2019/04/13
  • 本庶佑教授のことば - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    10月1日、また日人がノーベル医学生理学賞を受賞しました。 庶佑(ほんじょたすく)さんという、京都大学の教授です。 経歴については、「プロブロガー」の皆さんがWikipedia先生の記事をコピペし、SEO対策も完璧な素晴らしい記事を書いているはずなので、こちらでは触れません。 あらノーベル賞かと驚いているさなか、Twitterのタイムラインに庶さんの言葉とやらが流れてきました。 ほう!とノーベル賞そっちのけになるほどのうんちくのある言葉。縁の下の基礎研究者だからこそ言える、重みがありました。 今回は、その中でも私が感銘を受けたものを2つに厳選し、記事にしたいと思います。 ところで、今日の車内ラジオによると「庶」という珍しい苗字はやはりレアで、全国でも50人弱しかいないそうです。 私の苗字も一風変わっており46人か48人しかいない(郵便局調査)らしいので、そこだけはサシで勝負できる・

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    torus1 2018/10/12
  • 今は亡きゲーム会社を偲ぶ - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    私の自分史は、ゲームと共にあり。ゲームをすれば寝を忘れ時間を忘れ、そして我を忘れたゲーム少年でもありました。 現在ゲームをやることはほとんどないですが、たまにレトロなゲームが置いてあるゲーセンなどに行くと、やはり時間を忘れ夢中になっています。 こんな有様なので、プレステなどゲーム機を買うと途端に生活に支障が出てしまうのは明白。「やらない」というより「封印中」と表現した方が正解です。 そのきっかけは、やはりファミコンでしょう。 ファミコンの発売日も、スーパーマリオの発売日も覚えている、さらに初代ドラクエの発売日にお札を手に持ちおもちゃ屋へ走った世代。 我が人生、ファミコンと共にあり。そういう意味では、私の人生、いや日の子供数千万人の人生を狂わせたファミコンの罪は深い。 今まで市場で販売されたゲームの種類は、それこそ神のみぞ知るの数量になります。自分ではかなりの数のゲームをやったつもりです

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    torus1 2018/10/09
  • 大阪新世界のレトロゲーセン「ザリガニ」で懐かしのゲームを満喫しよう! - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    以前、といっても1年以上前ですが、大阪新世界の「ジャンジャン横丁」にあった、「ザリガニ」という小さなゲーセンのことを書きました。 大きなお友達たちの、日常生活で失った童心を揺さぶった記事でしたが、書いた後で知りました。ここはあくまで「支店」、「店」は別に、新世界の一角に存在することを。 記事を読んでもらうとわかりますが、「支店」も懐かしいと叫んでしまうほどのレトロゲーム目白押しです。 しかし「店」はもっとすごい。ネット上にあったゲームのリストを見ただけでも、私の青春の約10ページが新世界の一角に沈殿している。ここは行く、這ってでも行かねばならぬ。 なおここからは、「支店」の方は今後「支店」とし、「店」を「ザリガニ」とすることにします。 「ザリガニ」の場所は、地下鉄と阪堺線の恵美須町駅(恵美須町交差点)から通天閣へ続く道の、ちょうど中間に位置します。 恵美須町駅から、通天閣を目印にこの

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    torus1 2018/09/04
  • 近頃の若いものは・・・ - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    気づいてみれば、10日以上もブログを更新していない自分に気づきました。 先月から続く酷暑で書く気力が削がれてしまった、営業ツールとして始めたツイッターのフォロワーが増え、そっちが楽しくなってきた(フォロワー1000人越えると反応が違ってきて面白い)。 そんな事情もあるにはあるのですが、すべては言い訳にすぎません。 主要因は、書き出すと止まらないけれどサボり出しても止まらない、私人の性格が影響しています。つくづく己の性格の愚かさに気づく始末。 すっかり苔がついて固まった腰を上たものの、しばらく書いていないと何を書いて良いのかわからなくなります。 正直、ネタはいくらでもあります。あれも書きたい、これも書かねばと気だけが焦る。 しかし、私の下書き欄はい散らかした文章のゴミ捨て場と化し、整理整頓がヘタクソな書斎のようになっています。 ネタが多くていいなーと人は言います。しかし多すぎると、どれか

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    torus1 2018/08/31
  • 映画『太陽の墓場』に見る釜ヶ崎@鉄道編 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    以前、昭和35年(1960)に大島渚監督によって撮られた『太陽の墓場』という映画の話を書きました。 parupuntenobu.hatenablog.jp 今回はその続きなのですが、すぐに続きを書こうという意思だけは持ち続けた結果、かなりの月日が経ってしまいました。当はすぐ後にアップしようかと。 しかし、忘れていたわけではありません。亀のようなスローペースながら、徐々に堀を埋めていっていたのです。 そして今回、やっと書き終えました。 が、鉄道編と銘打ったように内容が超マニアックになってしまったので、少し「濃度」を調整した上で今回の公開です。 それでも、ここからは鉄分と大阪史濃度の濃い、マニアックな話となります。 マニアックな話に興味がない方は、ここでお引取りいただいても大丈夫です。でも、できれば読んでね(笑 なお、少し時間を置いてしまったので、キャストなどのおさらいは上のリンク先をどうぞ

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    torus1 2018/08/12
  • 航空機の航路が熱い! - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    ブログ執筆中、BGMを流しながら書く人は多いと思います。 テンションが高くなり書きたい衝動に駆られる、激しめBGMが好きな人もいれば、リラックスしながら書きたいと「川のせせらぎ」をBGMにする人もいれば、音楽など無用!という人まで、聞いてみるとけっこう千差万別、これだけで十分ブログネタになります。ネタに困っている方、いっちょ書いてみては如何でしょう。 どのBGMが良いかは人それぞれ、その時のテンションにもよりけりですが、キーボードさばきがはかどるイコール、その時に合ったBGMということでしょうね。 かく言う私はどうかというと。かつてはテンションアップ系ミュージックを、ガンガン流していました。ガンガン系BGMを流し、タバコを咥えながらキーボードを叩く。それが「仕事してる感」ゲージ満タンの至福の時だったのですが、禁煙してしまったのでそれは過去の話。 さらに習慣というものは怖いもので、そういうB

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    torus1 2018/08/03
  • 中国という目線から感じる、権威主義という罠 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    ブログの書き込みというものは、ある種「放電」です。「放電」ばかりしているといつかはバッテリー切れになるのは必然、そうなれば「充電」も必要です。 気合を入れてブログを始めたものの、すぐやめてしまう人は「放電」と「充電」のバランス不足も原因です。なぜなら、 「ブログの書き方」 などと検索しても、出てくるのは「放電」ばかり。「充電」も重要だよ、バランスを失っちゃダメだよと口を酸っぱくして言っているブログは、私くらいじゃないかと(笑 それはさておき、久しぶりに徹底「充電」しようと、棚にあった以下のを久しぶりに読んでいました。 ユダヤ人の発想 (徳間文庫) 作者: M・トケイヤー,加瀬英明 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 1994/11 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る ユダヤ5000年の知恵 作者: ラビ・マービントケイヤー,Marvin T

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    torus1 2018/07/16
  • 一年ぶりのランクイン - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    こんなブログはご存知でしょうか。 yto.hatenablog.com はてなブログ内での毎月の読者数増加と被ブクマトップ100を、個人で集計している yto (id:yto) さんのブログです。 それがどうしたと言われるとそれまでですが、先月(6月)のランキングに掲載されました。 (ソース:https://yto.hatenablog.com/entry/subscrank201806) 順位は63番目、増加数は39名。順位だけならいちいち記事にするまでもありません。 トップになると数字のケタが違う上、書かないといけないネタが溜まり、ネタ切れの腐臭すらただよい始めた私のブログ下書き欄。こんなこと書くよりもっと他に書くことあるやろと、どこからかお叱りの声が聞こえてきそうです。 しかし、このランキングに掲載された、いや正しくは「久しぶりに」掲載されたことが、なんだか嬉しくも懐かしい。 最後に

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    torus1 2018/07/11
  • モダンガール、エアガール…昭和の「尖端ガール」たち - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    昭和初期とはどんな時代か。これは政治・経済・文化・・・人によって切り口が変化します。それが歴史の多様性というもので、見方は一つではありません。 その中でも、社会史・女性史という点という観点から見ると、女性の社会進出が急激に広まった時代という見方があります。 女性は家庭に入り家事をやっていればいい・・・そんな古い価値観にヒビが入り始めたのは1920年代、大正末期のこと。 格的な社会進出が始まったのは昭和初期の5~6年頃ですが、その間接的な証拠に、女性の社会進出をもじった新語が、この時代に雨後の竹の子の如く出現しました。1930年前後の流行語辞典を見てみると、 「○○ガール」 という言葉が山ほどあらわれます。1920年代の辞書には全くなく、明らかにこの時代に生まれた言葉ということを物語っています。 大手を振って社会に出る女性たちを世間は、 「尖端ガール」 と呼んでいました。 「尖端ガール」っ

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    torus1 2018/07/06
  • Hagexと「低能先生」-福岡の殺人事件について - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    福岡である殺人事件が起こりました。ニュースでもやっていたので、知っている方は多いでしょう。 www.nishinippon.co.jp 被害者がHagexという有名ブロガー、それもはてなブログの方だということを、Twitterのタイムラインで知りました。 hagex.hatenadiary.jp 同じはてなブログではあるものの、Hagex氏と直接のかかわりはありませんでした。彼の存在も、この事件で知ったほどですから。 しかし、オフ会やセミナーなどで会ったことがある人は少なからずショックを受けているだろうし、私などとは違い影響力のある有名ブロガーなので、彼の読者の中でも動揺が広がっています。 私も一人のブロガーとして、決して対岸の火事視はできません。 犯人は「低能先生」 犯人は、Hagex氏や他ブロガーから「低能先生」と呼ばれていた悪質な荒らしです。こちらも直接の関わりはありません、たぶん。

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    torus1 2018/06/28
  • 信太山にあった数奇なゴルフ場 後編 ※2019.7.29情報更新 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    (信太山ゴルフ場。格オープン前。昭和10年11月頃。『阪和電気鉄道史』より) ==大まかなあらすじ== 大阪南部、信太山にあったという短命のゴルフ場、「信太山ゴルフリンクス」は大阪で2番目、さらに日ゴルフ史に燦然と輝く伝説のコース設計者、上田治が日で2番目に手がけたゴルフ場でした。 しかし、戦争の激化と共に消滅、今やどこにあったのかさえ資料が乏しい有様となっています。場所は「信太山」にあったことは確かなものの、具体的な場所はあまり知られていなかったのですが・・・。 前編はこちら↓ parupuntenobu.hatenablog.jp ついに発見!信太山ゴルフリンクス 信太山ゴルフリンクスの跡を歩く 電柱に注目! こんなところの「大阪市」 ゴルフ場の前は・・・ ゴルフ場がなくなった後 謎の施設、健民修練所 ゴルフ場の夢のあと 「ゴルフ」を追って 阪和電鉄、もう一つの謎の施設 おわりに

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    torus1 2018/06/25
  • なぜ中国人は声が大きいのか。そこから考察する彼らの文化的背景 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    中国人はなぜ声が大きいのか 日を訪れる外国人観光客は年々増加の一方です。先日、大学の公開講座で京都へ行ってきたのですが、右を向いても左を向いても外国人だらけ。全国規模で見ればローカル線の叡山電鉄ですら、乗客の半分は外国人な状態。日旅行のリピーターは京都なんてもううんざり、地方都市や日人しか知らない穴場へ逃げている傾向があるのですが、その気持ちはなんだかわからんでもない。 その中でも訪日外国人の四強は韓国中国台湾、香港、総数の7割を占めています。 中国人観光客の数は、2017年で567,149人で総数の約24%を占めていますが、どこの街でも中国人観光客の姿を見ることが多くなりました。 しかし、それによる軋轢も発生しています。 中国人に対しいちばん眉をひそめるのは、「マナーの悪さ」。 列に平気で割り込む、ホテルのドアを開けっ放しにしてどんちゃん騒ぎをする、トイレでもないのにおしっこを

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    torus1 2018/06/14
  • 時代の先を行き過ぎた!?とある企業の珍製品「電気手拭機」 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    突然ですが、冒頭からクイズです。 写真の製品の正式名称を答えよ。 昨今のトイレには必ずある、風で手を乾かす機械。これのことです。 この正式名称、即答できるでしょうか。 私はかなり頭を抱えました。これって正式名称を何というのだろう…「ジェットタオル」は…確か三菱電機の商標だったしな…。 白旗を上げて調べてみると、「ハンドドライヤー」と言うのを知りました。世の中、身近にあるけれど呼び名が出てこないものは、けっこうあるものです。 今や公共トイレの必須アイテムになったこのハンドドライヤー、いつの間にかあった感があって具体的にいつ発明されたのか。いざ問われると、なんだかいつの間にか見るよになったな感が強いかと思います。 とりあえずWikipedia先生を覗いてみると、モノ自体は昭和30年代後半から40年代からあったようですが、爆発的に普及したのは1990年代。公衆トイレの必需品としてふつうに見かける

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    torus1 2018/06/06
  • 『ルンペン節』から見える昭和のニッポン - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    タイトルからいきなり「ルンペン」ときましたが、ルンペンって言葉を知っているでしょうか。ルンペンとはドイツ語でボロ布という意味で、それが日に入り、転じて「浮浪者」「失業者」という意味になりました。破れた帽子をかぶり、穴が開いた服を着ている人、それがルンペンの標準イメージです。 元々は、朝日新聞に連載されていた小説『街の浮浪者』の”浮浪者”に、作者の下村千秋が”ルンペン”とルビを振ったところ、それが流行語になったのが始まりだそうです。 だいたい昭和ひと桁の頃に流行した用語で、 (「社会ユーモア・モダン語辞典」(1932年)より) 当時の新語・流行語辞典にも掲載されています。 平成生まれの人はなんだそりゃ!?でしょうが、私のような40代では、ほのかなノスタルジーを誘うような語句でもあります。小学生の頃、大阪のあいりん地区にたむろしていた身なりがよろしくない日雇労働者を、「ルンペン」と指さしてい

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    torus1 2018/06/01
  • 続々 アメフト観戦者から見る日大アメフト騒動 ある記者の質問 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    引き続き、日大アメフトの話題です。 当は他の記事もアップしたい気持ちは多々あります。ただでさえ書くべき記事が溜まりに溜まっている状態ですが、これだけは書かないといけない、そんな気持ちに初めてさせるのがこの事件。そう、正直これは「事件」なのです。 昨日の日大の会見、正直、突然の設定だったとは言え、見た方も多いかと思います。 私は動画サイトで見たのですが、その視聴者数が最高で10万人越え。他サイトの動画でも数万人単位だったので、正直、ざっくり計算でもネットだけで20万人が見ていたこととなります。しかし、後で書きますがこの20万人を「どうでもいい」と鼻で笑った予想外の伏兵が、この会場に潜んでいました。 あの会見がどうだったのか、それはもはや私が書くまでもないでしょう。まだ逃げに走る首脳陣を見て怒りを感じた人も、正直多いと思います。 その上、ブチギレ司会米倉久邦という新キャラまで現れ、鎮火のつも

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    torus1 2018/05/25
  • 日本軍=丸坊主!?【昭和史万談】 - 昭和考古学とブログエッセイの旅

    「日軍=坊主頭」というイメージ 私が高校に合格し、さて入学式と校門をくぐった時、そこには今まで見たことがなかった、少し異様に思えた光景がありました。全員ではないものの、男子のだいたい半分からそれ以上が、坊主頭だったのです。 中には丸刈りな男子もいたのですが、私の中学時代、つまり一般中学生の常識の範疇では「丸刈り・坊主頭=野球部」。特に野球部が強いというわけでもない、ごく普通の公立高校でしたが、こんなに野球部入部希望の男子がいるのかと。 しかし、その認識は大きく間違っていました。 良くも悪くも地元ローカルの高校だったのですが、入学する生徒も地元の中学出身が大多数。その大多数の中学が、実は校則で丸坊主だったのです。 私の中学はそうではなかったのですが、仲が良くなった友達に中学の卒業アルバムを見せてもらうと、揃いに揃って男子は全員丸坊主。 今の中高生には考えられないと思います。いや、今でもある

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    torus1 2018/05/20