ICT総研はこのほど、MVNO事業者による「格安SIM」の市場動向調査の結果をまとめた。ユーザーシェアトップはNTTコミュニケーションズの「OCNモバイルONE」、通信品質満足度トップはインターネットイニシアティブの「IIJ mio」という結果だ。 5月9~10日にかけ、格安SIMを挿入したスマートフォン利用者726人にWebアンケートで調査した。 ユーザーシェア(実契約者数シェアではなく調査対象者内の出現率)トップは「OCNモバイルONE」(17.3%)、2位は「IIJ mio」(13.1%)、3位はビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G」(8.8%)、4位は日本通信の「b-mobile」(6.7%)となった。上位4位の合計シェアは46.6%を半数近く。「MVNO市場への参入が早く、もともとネットワーク運営に定評のあるISP事業者の利用者シェアが高い結果となった」同社はみている。