By: the Italian voice – CC BY 2.0 書くことは考えることであり、考えることは書くことである。 と言ったのは、実は私ですが、似たような発言はいくつも見つけられます。 たとえば、古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』には次のような文章が出てきます。 人は解を得るために書くのだし、解がわからないから書くのだ。 「解を得るために書く」は言い換えれば、考えるために書くということでしょう。通底するメッセージは同じです。 では、なぜ書くことは考えることにつながるのでしょうか。 あるいは、視点を逆にしてみてもよいでしょう。文章を書いていれば、それだけで考えたことになるのでしょうか。 さてさて、どうでしょうか。 この門をくぐり抜ける なぜ書くことが、考えることにつながるのか。 それは、書くという行為に「自問」が伴うからです。 自分に問いを投げかけ、それに答える。
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