2014年9月2日更新 2014年9月6日より新宿ピカデリーほかにてロードショー 遥か上空の密室型アクションは抑え難いアドレナリンでいっぱいリーアム・ニーソンといえば、劇中の役柄で抜群の指導力や統率力を発揮する俳優だ。口数が多い方ではない。どちらかというと背中で語るタイプ。その190センチ近い身体にはピンチになれば必ずなんとかしてくれるという信頼感のオーラがにじみ出ている。 一方、ジャウム・コレット=セラ監督はその定番ともいうべきリーアム像に変化球を加えるのが巧い。初タッグ作「アンノウン」でも全身“説得力”のカタマリとも言うべきニーソンにあえて“揺らぎ”を与え、より強力な旨味を引き出したのが記憶に新しい。 そんな2人が再度組んだ本作は、ほぼ全編にわたって旅客機内で話が進行する密室アクションに仕上がった。主人公は航空保安官。乗客に紛れて機内の細部に目を光らせるのが仕事だ。そんな彼の携帯端末に
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