米BBSAT社とタイのShin Satellite Public Co., Ltd.は,それぞれ個人向けの衛星インターネット接続サービスを日本で開始する。どちらもユーザーからの送信(上り)にも衛星を用いるのが特徴。このうちBBSATのサービスは下り2Mbpsでの通信が可能なため,ブロードバンド・ゼロ地域解消の「落とし所」として注目が集まりつつある。 BBSAT社は,宇宙通信の通信衛星「Superbird B2」を利用し,上り512Kbps,下り2Mbpsのサービスを予定している。宇宙通信 事業カンパニーの事業戦略室長である松藤浩一郎氏によると,一世帯あたりの月額料金としては5000~9000円を見込む。2008年夏に実証実験を行い,サービス開始は2009年度を予定している。BBSATは近く日本法人を設立する。 一方,タイの大手衛星通信会社Shin Satellite Publicは,複数の
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