動画コンテンツは、3G(第三世代通信方式)になれば、着信音系のコンテンツを凌駕するキラーコンテンツとして数年前から期待が寄せられてきました。 06年、07年ともに「モバイル動画元年」といわれ、いつが元年なのか、まだなのかなど、期待はあるが実態が伴わない状況が続いていました。しかしここにきて再度注目されています。それは、“あなた専用放送局”をコンセプトに5月1日からサービスが開始された「BeeTV」によってです。 BeeTVはエイベックスとドコモが出資してエイベックス通信放送という会社を設立し、ドラマ、音楽、バラエティなど全8チャンネル20番組、200話以上が月額315円で見放題のサービスを提供するものです。 今までのモバイル動画のコンセプトと異なる点は、映像の二次利用ではなく、モバイルメディアがファーストランのコンテンツが多いということです。 さらに、ここではテレビでおなじみのタレントが普
米Gartnerがまとめた世界のモバイル決済サービス市場に関する調査結果によると,2009年のモバイル決済利用者は,前年の4310万人から70.4%増えて,7340万人に達する見込みである。 2012年には,世界の全モバイル端末ユーザーの約3%に相当する1億9000万人を突破する見通し。同社では,利用者全体に占める割合が3%を上回るサービスを「メインストリーム」と見なしている。 Gartnerのリサーチ・ディレクタを務めるSandy Shen氏は,「2008年にさまざまな市場で大規模なモバイル決済サービスが始まったことや,多くの大手企業がNFC(近距離無線通信)を使った決済サービスを採用したことで,モバイル決済市場の拡大は一気に加速した」と説明する。一方で,セキュリティに関する懸念や銀行規制の整備など,解決すべき課題も多いと指摘している。 モバイル決済サービス市場を地域別に見ると,2012
マイクロソフトは5月28日、Windows Mobile搭載携帯端末に保存された連絡先や予定表、写真などのデータを自動でオンラインに同期し、バックアップできる無料サービス「Microsoft My Phone」の日本語ベータ版を提供開始した。 Microsoft My PhoneはWindows Mobile 6以降に対応する。携帯端末に保存された連絡先や予定表、写真などをWindows Live IDで管理された専用ウェブサイトを介して、同期したり、バックアップしたりできる。利用できるストレージの容量は200Mバイト。 これを利用すると、たとえば携帯端末の紛失や盗難時や機種変更時などに、ウェブ上に自動バックアップされたデータを同期するだけで、データを復元できるようになる。PCへのダウンロードも可能だ。
シーエー・モバイルのグループ会社であるイデアコミュニケーションは5月25日、結婚式の写真に特化したオンラインアルバムサイト「Juno」を開始した。 披露宴や二次会の参加者で写真を共有できる「ウエディングアルバム」と、新郎新婦へのお祝いのメッセージを贈ることができる「メッセージアルバム」の2種類のサービスを提供する。 ウエディングアルバムに投稿された写真は、投稿者のグループ、時刻やイベントの流れに沿ってスライドショーで閲覧できる。メッセージアルバムでは、結婚する新郎新婦へのメッセージを、贈り主の顔写真を添えて投稿することができる。携帯電話からも閲覧、投稿が可能なため、二次会の企画としても利用できるという。 作成したアルバムは90日間無料で利用することができ、90日経過後にはすべての写真を一括してダウンロードできる。閲覧、投稿はキーワードで管理できる。今後はアルバムの製本機能を追加するとしてい
松下電器産業は6月25日、CPUにインテルAtomを採用した頑丈設計のUMPC「TOUGHBOOK CF-U1」を発表した。価格はオープンで、10月23日より主に企業向けに販売される。同社では堅ろうUMPC市場に同機で参入し、片手で使えるフルWindows動作パソコンとして、堅ろうPC市場におけるシェアの拡大を狙う。 重量約1.06kg・幅184mm×奥行き151mm×高さ57mmの小型軽量ボディで、約1.2mの高さからコンクリート床に自由落下させる試験をクリアした堅ろう性と、国際規格IP54準拠の防塵・防滴性、車での運搬に対応した耐振動性が特徴。ボディの背面には可動するベルトを装備しており、左右どちらでも片手にはめて保持して使うことができる。キーボードは61キーのフルキーボードのほか10キーを搭載するモデルも用意される。 バッテリーは2個搭載し、合計約10時間(JEITA値)駆動可能。動
モバイル広告配信ネットワークを展開するアドモブは5月21日、日本においてGoogleの統括部長を務めていたJohn Lagerling氏が日本法人の代表取締役社長に就任したことを発表した。 John Lagerling氏はGoogleで日本および太平洋地域のモバイルビジネスの業務提携とサービス戦略を統括し、ドコモやKDDIとの検索提携、YouTubeモバイル、Android、mixiやGREEとのモバイルコンテンツ向けAdSenseの提携などを担当した。Google入社以前はNTTドコモでiモードの国際展開に携わってきた。 アドモブは2006年設立。米国に本拠を置き、160カ国以上で事業展開している。モバイル広告配信ネットワークには1000以上のモバイルサイトが参加しており、毎月10億本以上の広告を配信しているという。日本では2008年2月にサービスを開始した。
前回の記事「今さらながらiPhoneのよさを噛みしめる」では、iPhoneの長所を認めつつも「キャリアの壁」に阻まれ乗り換えを断念する消費者が多いことを取りあげた。 今回は、その解がiPod touchにあるのでは、という筆者の考えの根拠を述べてみたい。 確かにiPod touchには携帯電話としての通話機能はないが、マルチタッチ液晶やGPSなどセンサー類の装備は同等。IEEE 802.11b/gにも対応、改めて述べるまでもなくメールもウェブも(場所を選べば)iPhoneと変わりなく使える。 逆にiPod touchのほうが優れている部分も少なくない(下表)。最大容量は32GBとiPhone(16GB)の2倍、しかも約4mm薄い。携帯電話としての待ち受けがないため、バッテリーの保ちもいい。Nike+iPodに対応しているので、ジョギングのお供にも使える。 iPod touchではiPhon
総務省は、国内の観光地で、自動翻訳技術を活用し、外国人観光客の誘致や観光産業の振興、地域活性などに役立てる実証実験プロジェクト案の募集を開始した。 同実証実験は、内閣府が手がける社会還元加速プロジェクト「言語の壁を乗り越える音声コミュニケーション技術の実現」の一環として実施される予定だ。自動音声翻訳技術における翻訳精度の飛躍的向上や、訪日観光分野における同技術を活用したサービスの早期実用化をするため、総務省が国内の観光地における実証実験を民間に委託して実施することが計画されている。 同事業の委託金は、1事業につき2億円程度を予定としている。プロジェクト案および委託事業者の公募受け付け期間は6月17日まで。以降、7月頃に応募案件を内三者により評価し、実施事業者を決定する方針とのことだ。
「第4世代携帯(4G)」と呼ばれる毎秒1ギガ(1ギガは10億)ビット超の高速通信が可能な携帯電話サービスの導入などをにらみ、総務省は18日までに、携帯の通信向けに割り当てている電波の周波数帯を、2020年までに4倍に広げると同時に利用効率を上げて通信容量を400倍に増大する方針を固めた。 同省は携帯を使った遠隔医療や自動車の安全運転支援システムなどの利用促進などを目指す「電波新産業創出戦略」を19日に公表する予定で、同方針をこれに盛り込む。新産業の育成で20年に50兆円の市場を創出する計画。15年にも提供される4Gの普及のためにも周波数の再編と利用効率の大幅な向上が不可欠と判断した。 携帯電話などの無線通信やテレビ放送は、事業者ごとに割り当てられた周波数を使ってサービスが提供されている。総務省は15年以降に導入される第4世代携帯のサービスを機に、動画やデータ通信など携帯経由の通信量が一
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Strategy Analyticsのリポートによると、モバイルOSの「Google Android」が2009年に、Appleの「iPhone OS」をも追い抜き、最も勢いよく勢力を拡大するスマートフォンOSとして900%の成長率を達成しそうだという。 米国時間5月11日付けのリポート「Global Smartphone Vendor Market Share by Region: 2008」によると、iPhone OSは2009年、世界において2番目に高い成長率の79%を記録するという。 Androidの驚くべき成長率は、ベンダー、開発者、通信事業者の後押しによるものだと、同リポートには書かれている。 「GoogleのモバイルOSで
Bluetooth関連ニュース、コラム、データベースなどをお送りしています。日本でイチバン、Bluetoothな個人サイト(Google調べ)。 Bluetooth 3.0は我々に何をもたらすのか? 4月21日に予定されているBluetooth 3.0の公式な発表まで、あと1週間ほど。 今回のメジャーアップデートは世界でも注目を受けており、IT専門誌やそのサイトは言うに及ばず、日本の一般紙までもIT欄などでピックアップしているほどです。 今日はBluetooth 3.0がどのような変化を及ぼすかを軽く書いてみたいと思います。 まず、目玉とされている「Alternate MAC/PHY」について解説してみましょう。これは「Bluetooth over IEEE802.11」という名称が示すとおり、Bleutoothを通じて無線LANでコンピュータ、スマートフォン、PDAなどを接続する機能です
GoogleのAndroid OSを搭載する初めてのネットブックが、今後3カ月で登場する見込みだという。Computerworldが報じており、価格はおよそ250ドル程度になるという。 このAndroid搭載のノートPC「Alpha 680」は、中国のGuangzhou Skytone Transmission Technologiesで最終テストの段階にあると、Skytoneの共同創業者、Nixon White氏は述べている。 同記事によると、このネットブックには、533MHzの「ARM 11」CPUと7インチの液晶ディスプレイ、キーボード、タッチパッド、組み込み型のWi-Fiが搭載されるという。しかし、Alpha 680に搭載している2セルバッテリは、ネットサーフィン時では2〜4時間程度しか持たない。この手の構成のネットブックに期待されている12時間という長寿命からはほど遠いバッテリ性
ソニーは1月7日、携帯電話やデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどのモバイル機器をかざすだけで、写真やハイビジョン映像などの大容量ファイルをPCやテレビなどに高速転送できる、近接無線転送技術「TransferJet(トランスファージェット)」を開発したと発表した。中心周波数は4.48GHz帯となる。 TransferJetは、従来の無線技術の課題であった複雑な接続設定や不安定なデータの転送状態などの課題を解決した、シンプルな無線技術。アクセスポイントの存在が不要で、たとえばデジタルカメラを直接テレビにかざすだけで静止画を画面に映し出したり、携帯電話に携帯オーディオ端末を直接かざして音楽ファイルを転送するなど、さまざまな機器間のユニバーサルインターフェースとして幅広く利用できる。 通信機器の事前登録にも対応し、たとえば自分の家の機器のみを登録させることにより、第三者へのデータ漏洩を防ぐこと
*まず最初に・・・私はUQ WiMAX本家のモニター(UQ社によると倍率約4倍らしい)とニフティのモニター(倍率不明)に当選し、無償で機器を貸与されています。そして、UQのモニターを対象としたイベントとして「UQ WiMAXお客様の会」に当選(同倍率約8倍らしい)し、本日イベントに参加して飲み食いしたあげく、お土産まで貰った状態でこの記事をエントリーしています。(・・つまり、若干買収され済み) UQ WiMAXお客様の会へGO! 原宿のKDDIデザインスタジオ5階のカフェで開催。 なぜか4月中旬の月曜日夜7時という中途半端な時期に、原宿という不思議な場所に集合。と、いうわけで、久しぶりに竹下通り何ぞを歩きながら会場へ向かう。当初はホテルで行うつもりが、社長さんのフランクな会にしたいとの意向?でこうなったとか。ちなみに、この社長さんなかなかの個性というか愛らしい?性格の持ち主で、他にも様々
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く