J1仙台監督続投の経緯、白幡社長に聞く J1仙台の白幡洋一社長は20日、河北新報社のインタビューに応じ、手倉森誠監督の来季続投に至った経緯を語った。今季は夏場に14戦連続勝ちなしに陥るなどJ2降格の危険水域に入った時期もあり、当時の心境についても明かした。(聞き手は野仲敏勝) ―手倉森監督の続投について、シーズン終盤の考えはどうだったのですか。 「清水戦(11月20日)、新潟戦(23日)のころは、残留決定すればすぐにでも監督に『来年も頼むぞ』と言いたかった。今季は勝ち点50、1桁順位を目標に掲げていたが、後半戦の戦い方を見て、8割程度(勝ち点40、12位)の目標達成でも来季も任せられると思った」 「ところが、ロスタイムの失点で敗れた広島戦(27日)から、考え直し始めた。最終戦の川崎戦(12月4日)の時点で(続投、交代は)五分五分。たとえ残留を決めても、最終戦後に監督と面談し、納得いく