ベガルタ、市民、絆の軌跡 英監督ドキュメンタリー映画製作 関係者のインタビューを撮影する(左から)ハーコムさん、トロッドさん、カメラマンのクリス・クロークさん=仙台市 サッカーJ1のベガルタ仙台と市民の絆をテーマに、イギリスの映画監督ダグラス・ハーコムさん(45)がドキュメンタリー映画の製作を進めている。東日本大震災後、チームの躍進が被災地の希望の一つとなっていることを知り、昨年から取材を続けてきた。ことし中の完成を目指している。 映画の題名は「フットボール・テイク・ミー・ホーム」(サッカーよ、私を故郷に連れて行って)。ベガルタサポーターが選手入場時に歌う「カントリーロード」の歌詞から取った。 ハーコムさんは震災後、仙台の友人からベガルタの存在を知らされた。被災地を勇気づけようとチームとサポーターが一丸となって戦う姿に「巨大産業と化してしまった英国サッカーにはない魅力を感じた」。昨年1