音楽好きにとって、そのコレクション、たとえばレコードの収集などは、ある意味「修行」です。雨にも負けず、風にも負けず、雪と夏の暑さには若干負けながら、不健康な身体を引き摺って、東にレア盤あれば行って購入し、西にレコードフェアがあれば行ってレコード漁りをしなければいけません。そのストイックなどうかしてる姿勢は、収集家の背負った宿命と言い換えてもよいでしょう。 私もレコード収集という修行をはじめてはや十数年経ちますが、上に書いたように何がしかのお得な耳寄りな情報があれば、これはもう何を差し置いても行かねばなりません。 山下達郎の『JOY』というライブアルバムがあります。このアナログ盤、現在中古でプレミアが付いておりまして、そのお値段約40,000円(程度にもよります)。割と前、某バーでその話になったとき、とある客曰く、 「仙台はレコードが安い。JOYは2万円くらいで買った」 と言うものですから、
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