試験日:2013年1月19日・20日 国立大、来春の定員減 「学生の質の保証」狙いもバックナンバー国立大・大学院の定員数と18歳人口の推移 【小林恵士】国立大・大学院の入学定員の総数が来年度、減少に転じる見通しだ。文部科学省の集計でわかった。18歳人口が減る一方、例外措置があった年を除いて定員は増え続けていたが、大学進学率が5割を超す中、学生の質の確保を目的に定員を減らす大学も現れた。 18歳人口は、第2次ベビーブーム世代が18歳になった1992年度に約205万人で60年代後半に次ぐピークを迎えた。その後は減少が続き、2012年度には約119万人まで減った。一方、国立大・大学院の定員は、92年度の13万5067人から、12年度は15万5212人に増えた。13年度はここから36人減って15万5176人となる見通しだ。 過去には99、00年度に前年度比で減少した例があるが、18歳人口のピークに
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