指定管理者制度を導入する海老名市立中央図書館(同市上郷)について、市がレンタルソフト店大手「TSUTAYA」(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と図書館流通センター(TRC)でつくる共同運営体と交渉していることが12日、分かった。年中無休やカフェなどの併設が提案されているという。 CCCは指定管理者として今年4月から佐賀県の武雄市図書館を運営。書店とカフェの併設などで10月末までの来館者数は前年同期比3・5倍に増えるなど、民間ノウハウを生かした運営手法が注目されている。 海老名市は共同運営体と交渉を続けており、市は2015年秋のオープンに向け、市議会12月定例会に指定管理者に関する議案を提出する方針。 市は12日までに、市議会議員全員協議会で報告。それによると、新図書館では、武雄市図書館と同様に年中無休や午後9時までの開館、カフェと書店の併設などが提案され