手術後1~3ヶ月経過し、順調に体調が回復すれば、同年代の方がしているほとんどのスポーツができます。ただし、植込み位置に近い筋肉を長時間動かす運動や激しく身体がぶつかりあう運動は、ペースメーカー本体にダメージを与えたり、リードが移動したり損傷したりする原因となることがあります。医師に相談のうえ、どの程度の運動であればよいか、避けたほうがよいものなどを確認しましょう 入浴が直接ペースメーカーに影響を及ぼすことはありません。しかし、長時間熱い湯に入ることは脈拍を上昇させ、心臓に負担がかかるため、入浴時間は短め(10~20分程度)にとどめます。同様に、サウナ風呂も心臓の負担を考え、長時間は避けましょう。 なお、銭湯などの大衆浴場にある電気風呂(低周波電流が流れている風呂)は、ペースメーカーの動作に影響を与えるため、利用は避けて下さい。 ペースメーカー治療を受けている場合でも、旅行は自由にできます。