喫茶ライターの川口葉子です。本記事でご紹介するのは、吉祥寺駅北口徒歩5分ほどの路地裏にあるお菓子とナチュラルワインのお店「simonne(シモンヌ)」。 昼はお菓子屋さん、夜はデザートを”あて”に呑めるワインバーとして、金・土・日曜の3日間だけ開かれるお店です。昼と夜、それぞれの魅力あふれる表情をお届けしましょう。 シモンヌは三鷹のビストロ「kuval(クバル)」の姉妹店です。クバルではオーナーシェフの久原将太さんとパティシエールの久原春香さん夫妻が腕をふるってきましたが、2023年6月、春香さんがお菓子とワインを主役にしたシモンヌをオープン。ご近所の大人たちを中心に、熱心なリピーターを生んでいます。 12時から15時までカウンターに並ぶのは、クッキーやフィナンシェ、フロランタンやマドレーヌなど、ギフトにも喜ばれるフランス菓子の定番と、毎朝の焼きたてをその日のうちにどうぞ、というスコーンや