腰を据える、本腰を入れる、腰砕けになる……腰にはそんな慣用句がある。おっさんになって腰をやってしまって、あらためて「人間、腰よな」などと思う。なにせ「にくづき」の「要」だものな。 goldhead.hatenablog.com 年のはじめから、腰痛になった。四十路のはじまりの年としてはふさわしいかもしれない。 黙っていても、なんか痛い。角度を変えるとかならず痛い。「ちょっとあれを取ろう」とか、「これを拾おう」とか、「洗面台で手を洗おう」とか、そうするたびにいちいち痛い。たいして強いものではないとはいえ、痛みが予告されているというのは嫌なものだ。まったくやれやれだ、と、いまこの瞬間伸びの一つでもしようなら、それはそれで痛い。 なので、痛くないポジションに固定するのが最善策となるのだが、それはそれで肩や首に負担がかかる。前かがみになるとけっこう痛いので、スクワットのように足を曲げる。面倒だ。
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