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ブックマーク / onomiyuki.com (4)

  • 文章のクセ、コミュニケーションのクセ

    文章教室を開講して2ヶ月。 今のところ、週に3回のペースでお申し込みをいただいている。 思ったよりもいろいろな層の方に受講していただいていて、ハローワークで職を探している人から、大きな企業の社長さんまでいろいろだ。 やっていて思うこと。それは、 “文章の悩みというのはそれ単体では存在せず、その人の人生の悩みと直結している” ということだ。 文章は、いうまでもなく、書き手自身の人格と直結している。 その人の見ている世界、その人の暮らし、今の生活状況、コミュニケーションの仕方。 人格だけではない。対面で坐した時の、その人の喋り方、姿勢、声のトーン、話すときの文法の癖。それらはすべてリンクしている。 たとえば、読み手にとって共有されるべき情報をはじめから共有せずに、いきなり前提をすっぽかして書き始めてしまうような人がいる。そういう人は、会話においても、他者の視点が抜けていることが多い。 また、主

    文章のクセ、コミュニケーションのクセ
    toya
    toya 2015/12/11
  • 「さみしい」ってなんですか?ー2012年の冬に渋谷で逆ナンした話

    2012年は、自分の中にあるさみしさを見つめた年だった。 さみしさを一番に感じたのは、國學院大學での「ナンパの手帖」講義の前に、渋谷でナンパをした時だ。 性とナンパについて國學院大學で考えた 國學院大学でのナンパの講義/鏡に映る自分 國學院大學の大教室で500人の前でナンパについて喋る前前日の夜に、渋谷のスクランブル交差点でナンパをした。 神経質そうな男の人にはガンシカもされたけれど、10分くらい並行して粘って、最終的には仲良くなって、番号を教えてもらった。 気の弱そうなオタクの男の人には、優しく女性的に話しかけて、番号を交換した。 そうして何人かに声をかけて、慣れてきた頃、たまたま通りかかった友人の高石くんに「小野さんのナンパはぬるい。 他人への欲求をむき出しにしていない。“相手なんかもう誰でもいい”と思って初めて、自分の中の他人への欲求が出てくるんだ」と放言された。 最初は意味がわから

    toya
    toya 2013/01/02
  • 「面白い人に会いたい」と言って会いに来る人の残念感

    タイトルの通りです。 たまに、上記の理由(面白い人、変わった人の話を聞くのが好きだから、等)で会いたいと言ってくる人がいるのですが、そういう人には悪いけど心の中で「あーあ」と思っています。 なぜなら、そういう人の内面には、相手の話を引き出す「問い」がなんにもないから。 もしもその人が自分の中に切実な問いを持っている人間ならば、そんな「面白い人に会いたい」とか言っている余裕なんてない。 ちゃんと自分を見つめて、自分にとって“何が必要か”を把握している人は、その人なりの切実な問いを持っていて、人に会う時、その問いに即した理由をちゃんと述べる。だから、「面白い人に会いたい」とか、絶対言いません。 面白い人や変な人に会いたい、とか言っている人に限って 「自分も変人だ」 と思っていて、 「自分はあなたの魅力が分かる人間だ(だからオレは偉い)」 と、自分を肯定して安心したいがため、「オレってイケてる」

  • マイナビ2013の広告がすばらしすぎる件

    “マイナビ2013の広告が気持ち悪い”と話題みたいですね。 「マイナビ2013の広告が気持ち悪すぎる」というブログ記事がアクセスを集めているようですし、twitterでは「気持ち悪い」とか「うわぁ」とか、批判的な感想が多く述べられています。 わたしは最初これを見たとき、「なんて素晴らしい広告なんだ!」と思いました。 なぜか。 それは、あの広告がとても「正直」だから。誠実とさえ言えます。 ◇◆◇ マイナビのターゲットは、あれを見ても「気持ち悪い」と感じない、もしくは感じたとしてもその自身の感覚を無かったことにしてしまえるほどには身体的・生理的感度の低い学生だと思います。 あの広告を見て生理的嫌悪感を感じる人は、ハナっからマイナビのアクティブユーザーになんかならないだろうし、 そんな人たちはハナっからマイナビのターゲットではないからです。 ですから、ユーザーの選別という意味ではあの広告は非常に

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