山本一郎氏との裁判の過程で自分の発言をあらためて文字として自分でも見直したところ、理由や経緯はともかくとして、裁判所の判断とは別に自分の倫理観として行き過ぎであり許せない表現が多々あることに気づけました。これまでにおこなった不適切な発言について山本一郎さんに心よりお詫び申し上げます。 川上量生
先日、山本一郎氏が日本SF大賞の関係者を騙り、私と株式会社ドワンゴを中傷する記事をネットに投稿しました。記事はすでに削除されており、日本SF作家クラブからも公式コメントがでています。私自身がおこなったことではありませんが、結果としましては、私に恨みをもつ山本一郎氏が原因となり、ドワンゴのみならず、日本SF作家クラブにまでご迷惑をおかけしたことは、ひとりのSFファンとして申し訳なく思っています。 しかしながら、山本一郎氏が私と会社を中傷する記事をネットに投稿したのは、これだけではありません。昨年2月に社長を辞任して以来、私はメディアなどへの露出は控えていますが、その間も定期的に山本一郎氏は私とドワンゴへの攻撃を続けています。 また、おそらくは今後も春先から年末にかけて、山本一郎氏からの嫌がらせや攻撃は、ますます激しくなることが十分に予想されます。というのも、山本一郎氏からの攻撃は、事情を知ら
はっきりいってぼくはブロマガなんか書いている時間はない。 でも、任天堂とDeNAの昨日の驚くべきニュースとそれにつづくいろいろな ひとの感想。とくに否定的な論調の記事を見るにつけ、どうしてもひとこと 書かなくていけないという衝動にかられた。 なぜか。それは本当にいまぼくがこんなものなど書いている時間なんてないからだ。 4月10日に書き下ろしで発売される予定の本の原稿がまだ半分しかできていないのだ。 そんなとき、ぼくはネットで喧嘩をしたり、余計な文章を書きたいという衝動を 押さえられなくなるのだ。 でも、本当に時間なくてやばいので感想を要点だけ。 ・ 大前提として任天堂岩田社長は一石三鳥以上は狙っているだろう。 ・ 任天堂がネット戦略をすすめるにおいてもっとも不足しているリソースはおそらくウェブエンジニアではないか。それも大量に欲しいはず。一定レベル以上のウェブエンジニアを数百名程度提供でき
この頃、スマートニュースやグノシーといったニュースキュレーションアプリがITベンチャー界隈やメディア業界ではホットらしい。 「ホットらしい」という書き方をしたのは、基本的にはこのあたり専門でもないし、特にぼくが現在、興味あってウォッチしている対象にはなっていないということを主張したいのがひとつ、もうひとつはよく他の人から、スマートニュースやグノシーについてどう思っているか質問されることが多いからだ。 それだけではなく、パネルディスカッションで発言を求められるときにも、否定的な文脈でコメントをいわせようと誘導されるし、取材されて記事になるときには、文言とかが微妙にやたら攻撃的になったり、まるでぼくが馬鹿にしているかのようなニュアンスで書かれたりするのである。まあ、だいたい言っていることは事実でもニュアンスとしては意図しないものになる。 そう、最近、やっと気づいたんだけど、このあたりってどうや
寝起きでうつらうつら考えていて思ったこと。メモ代わりに書く。起業家にとってなにが大事か。まあ、ぼくは起業推進反対派なんだけれども。なんで起業してはいけないかの大きな理由のひとつに、起業はそのひとの人格を破壊する、と思っていることがある。端的にいうと、起業すると人間としてイヤなやつになる、ということだ。まあ、もちろん例外はあるけど、かなりの確率で性格が悪くなる。これは別に起業家を非難しているわけではなく、起業というものの構造的な問題だ。 お人好しな人間は疑い深くなるし、プライド高いひとはプライドがねじまがる。自信あふれた人間は卑屈になる。さわやかな人間が卑しくなる。他人に対してあふれていた善意はどこかに消えてしまう。 これは起業という行動がもたらす環境に適応した結果であって、起業家そのものには責はない。起業ってそういうものだもん。他人を疑うのが仕事になる。競争相手とだけ戦えばいいというもので
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