5月16日土曜日。きのう、原稿の依頼が来ていたので返信する。テーマを聞いて、最初は書きにくいなと思ったんだけど、夜中に缶チューハイを飲みながらなんとなく考えていると、タイトルと入り口がすっと見えたような気がして、ただ締め切りがけっこう近かったので、その日程では今は子供のあれがあるから無理なので締め切りをもっと先に設定出来ますか、というのを聞いた。そしてメールの最後には、こういう事は書かんほうがええんやと頭ではわかっているけれど、いつものようにこちらの条件をしっかりと書いておく。それは、句読点や漢字の開き、誤字脱字まで含めて、すべての言葉を黙っていじらんといて下さい、というものだ。私はそれがたとえ誤字脱字の修正であっても文章を黙って「修正」されるのがとてもイヤなのだ。紙の媒体だとこういう経験をした事がないのでこれはウェブの世界に特化した話なのかもしれないけれど、「朱入れ」の文化がない人がごく