【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
【読売新聞】 実在する警察の電話番号を偽装表示させ、警察官になりすまし、現金をだまし取ろうとする特殊詐欺事件が相次いでいることがわかった。九州・山口の各県警への取材で、昨年7月以降、少なくとも5件起きていたことが判明。うち福岡県内で
【読売新聞】 複雑な形をした立体を自動で折る技術を開発したと、東京大などの研究チームが発表した。熱で縮む素材のシートに展開図を印刷して加熱する手法で、幅広い産業で応用が期待できるという。論文が国際科学誌に掲載された。 折り紙は理論上
【読売新聞】 厄介者のイメージが強い東京都心のカラスが減っている。都などが対策を始めてから約20年で、3分の1以下になった。生息数の推移から透けてみえるのは、ゴミを巡る世の中の変化だ。(渋谷功太郎) 「毎朝、飲食店などが出したゴミ袋
【読売新聞】 最大級の肉食恐竜「スピノサウルス」は、潜水に適したずっしりとした骨を持っていたとする研究結果を、英米などの国際チームがまとめた。骨の密度が高くて重いのはワニやペンギンにも共通する特徴で、スピノサウルスが水中を泳いで魚な
ネオテリウムの下あごの骨と確認された化石を紹介する井上さん(島根県邑南町で) 2010年に島根県邑南町高見地区で見つかった化石について、町教育委員会は18日、「ネオテリウム」と呼ばれる原始的なセイウチ類と判明したと発表した。国立科学博物館動物研究部(茨城県つくば市)の主森(とのもり)亘・支援研究員を中心とした研究チームが特定。同種の化石はこれまで北米大陸でしか見つかっておらず、国内初となる。(佐藤祐理) 研究成果は同日、英国の国際学術誌「ヒストリカル・バイオロジー」(電子版)に掲載された。 化石は、発見後に設立された高海自治会化石研究会の井口聡会長らが10年、高見地区にある1600万年前の地層を調査していた際に見つけた。地元の高海自治会館などで展示・保管し、何らかの哺乳類の骨と推定していたが、これまで学術的な裏付けは取れていなかった。 このため、19年から今年初めまで、海の哺乳類に詳しい国
【読売新聞】 江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい)(1760~1849年)の錦絵(多色摺(ず)り木版画)「桜に鷹(たか)」の制作に使われたとみられるオリジナルの版木が、東京都内の美術商の所有品の中から見つかった。
狙った遺伝子を改変する「ゲノム編集技術」を、人の受精卵に対して試みたところ、約半数で遺伝子を含む染色体に大きな異常が生じたと、米コロンビア大などの研究チームが発表した。受精卵のゲノム編集は、重い遺伝病の根本治療につながる可能性があるが、安全性への懸念を改めて突きつけた結果といえる。成果は米科学誌セルに掲載された。 チームは、失明を起こす遺伝子変異を持つ精子と、変異を修復するために必要な酵素などを、正常な卵子約70個に注入し、受精させた。受精卵の約半数は狙った通りに変異が修復されたが、残りは精子由来の染色体が消失したり、一部が欠けたりしたという。受精卵は子宮には移植していない。 実験で利用したゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」は、遺伝子改変が効率的に行えるとして、今年のノーベル化学賞の授賞テーマとなった。農水産物の改良などに広く使われている。 一方、中国の研究者が2018年、人の受精卵に
「すいへーりーべ」の暗記法で知られる元素周期表の新しいパターンを考案し、国際学術誌に論文が掲載されたと22日、京都大の研究チームが発表した。元素は、中心に陽子などからなる原子核があり、外側を電子が回る。現在の周期表は電子によって性質を分類しているが、今回の周期表は原子核の状態に着目し、再構成した。新しい研究手法として注目を集めそうだ。 元素には電子の数や状態が似ているものがあり、周期表は、元素を軽い順に並べると一定の間隔で似た元素が現れる法則を示している。また、化学反応は電子の増減や移動によって起き、周期表では左から右へと電子が増え、同じ縦の列にある元素同士の反応も似てくる。右端のヘリウム(He)やネオンはほとんど反応せず、左端の水素(H)やナトリウム(Na)は、別の元素と結合しやすく激しい反応を起こす、といった具合だ。 一方、原子核では、陽子と中性子が互いに力を及ぼし、それぞれ決まった軌
プレ宇宙日本食の認証を受けた「スペースからあげクン」(ローソン提供)プレ宇宙日本食の認証を受けた「スペースからあげクン」のイメージ(ローソン提供) ローソンは29日、開発中の「スペースからあげクン」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))から「プレ宇宙日本食」の認証を受けたと発表した。今後も試験を続け、衛生基準などを満たせば「宇宙日本食」として正式な認証を受けられ、宇宙飛行士に提供できるようになる。 「スペースからあげクン」は、ローソンの人気商品「からあげクン」をフリーズドライ処理し、長期間保存できるようにしたもの。2017年2月、「宇宙でも肉を食べたい」という宇宙飛行士の声を受けて開発が始まった。ローソンは、無重力の空間でも飛び散らず、一口で食べられるように試作を重ねてきた。 ローソンによると、コンビニエンスストアの独自商品がこの認証を受けるのは初めてという。
4月19日に発生し、12人が死傷した東京・池袋の暴走事故から5日間で、読売新聞は読者から100件近いご意見を頂戴しました。その大部分は、事故の加害者である「旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長」の表記に関するご指摘でした。 なぜ「飯塚幸三容疑者」ではないのか? 最も多かったのはこうしたご質問でした。「2人も殺しているのだから容疑者ではないか」「(加害者が)入院して逮捕されていないからといって、この人がやったことに間違いないではないか」。このような内容です。 ちょっと回り道をしますが、読売新聞に「容疑者」が登場したのは30年前です。それまでは逮捕された人(法律用語では被疑者といいます)は呼び捨て、刑事裁判中の人には「被告」を付けていました。 1989年12月1日の読売新聞は<呼び捨てをやめます>と宣言し、容疑者を使い始めました。<刑事裁判の被告人に「被告」を付けながら、捜査中の被疑者を呼び捨
83年の歴史に幕を閉じた築地市場。右下の道路は豊洲市場へ続く都道・環状2号線(6日午後5時40分、東京都中央区で、読売ヘリから)=守谷遼平撮影 築地市場の解体工事は11日から始まり、2020年2月まで続く。 解体に伴い、周辺住民らの心配の種となっているのが、市場内外で多数目撃されているネズミの問題だ。築地から逃げ出したネズミが北側の銀座地区や、隅田川を泳いで対岸の勝どき、晴海地区にまで移動する恐れがあり、東京都は駆除作戦を進めている。 都は、敷地周辺で塀がない部分などを高さ1・5メートルのトタン板で囲う「封じ込め」を展開。粘着シートなどで8月に739匹、9月に333匹を捕獲した。 都の担当者は「捕獲数が減っているのは、母数が減っている表れだ」と説明するが、関係者からは「そもそも何匹いるかわからない。根絶はできないのでは」と疑問の声が出ている。
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