タグ

2008年6月21日のブックマーク (5件)

  • 競争力と生産性、時々床屋

    クルーグマン「良い経済学 悪い経済学」p53(日経ビジネス人文庫) 経済の概念に対する誤解がいくつもある。たとえば、世界市場で競争している産業の生産性は、貿易の対象にならないサービス産業の生産性よりはるかに重要だとプレストウィッツは主張している。輸出産業の賃金によって、経済全体の賃金水準が決まるのがその理由だという。たとえば、アメリカは第三世界に比べて、製造業労働者の生産性がはるかに高いので、アメリカの理容師も、生産性の面でそこまで優位に立ってるわけではないが、高賃金を得られるという。 しかし、プレストウィッツは、逆の関係も成り立つことに気が付いていない。 先進国の床屋が途上国の床屋より何倍も稼ぐのは、先進国の世界市場で競争してる製造業が生産性を大幅に押し上げ、それがさほど生産的でもない床屋に、ずっと高い賃金水準をもたらす、と言うのは誤解か。 この誤解って、一向になくならないよな。 競争力

    競争力と生産性、時々床屋
    tradorok
    tradorok 2008/06/21
    これはよい抜粋
  • [N] 高機能な“あとで読む”Firefoxアドオン「Read It Later」

    あとで読みたいページをブックマークし、RSSフィード配信、異なるPCで同期といった高機能ぶりも備えた“あとで読む”Firefoxアドオン「Read It Later」がすごいです。 Read It Later Adds Firefox 3 Integration, Offline Readingというエントリーを読んで試してみたのですが、これはすごいですね。 いろいろな情報を集める仕事をしている人は、これがあるから「Firefox 3」を使っている‥‥なんていうケースも出てきたりして。 まずは設定画面からご紹介です。 アドオンの管理画面から「Read It Later」の「設定」をクリックします。 ボタンをクリックしたり、マークした後の挙動の制御の他、キーボードショートカットも設定することが可能です。 RSSフィードのURL、同期設定を行うことができます。 インストールが完了すると、右上に

    [N] 高機能な“あとで読む”Firefoxアドオン「Read It Later」
  • 女子アナは置屋の芸姑と言った女子アナがいた - ハックルベリーに会いに行く

    昔聞いた話なのだけれど、その頃、自分を売り出すことにかなり意識の高い、戦略的な女子アナがいた。その時はまだ若かったのだけれど、スマートさ、クレバーさ、したたかさをすでにして備えた、かなり強い女子アナだった。ぼくはその女子アナ(仮にAとする)に興味を抱いていた。一緒に仕事をしたことはなく、テレビで見るだけだったのだけれど、画面を通しても明らかに異彩を放っていることが分かって、強く惹かれるものがあった。それで、Aと一緒に仕事をしたこともある旧知のテレビディレクターの何人かに「一体どんな人物なのか?」と聞いてみたことがある。するとそのディレクターたちも、Aに対してはぼくと同種の興味を抱いていたらしく、色々見聞きしたり知っていたりすることがあって、それをぼくに教えてくれた。それは、当時のぼくにとってはかなり「面白い話」だった。そこで聞いたAの話は、かなりインパクトのあるもので、ぼくは強いインスパイ

  • PCによるWebアクセスは、あと何年で消えるのだろう?携帯がPCを駆逐する日 - 有象無象

    海外ではわからないが、日においては「PCからWebを閲覧する」という文化は、今が黄金期なのではないかと良く思う。すなわち、こらから先PCによるネットの利用は右肩下がりに落ちていき、最終的には絶滅、というのは大袈裟にしても、携帯とPCの比率が9:1くらいになるのではないか、と勝手に予感している。 その理由として挙げられるのは、まず携帯ハードウェアの進化のスピード。次に、若い世代が初めて触れるネット環境は携帯が当たり前になっており、既にPCが特殊なポジションとなりつつあること。そして、Webサービスの多くが次々に携帯対応を果たしており、さらに商売の手間や通信の管理を考えれば、携帯専用の方が都合が良いであろう事。そういった状況を鑑みれば、今から10年もすれば(仕事以外の用途で)PCからネットを閲覧する人間は、絶滅危惧種として扱われているのではないだろうか。それもどちらかと言えば、「最後まで残っ

    PCによるWebアクセスは、あと何年で消えるのだろう?携帯がPCを駆逐する日 - 有象無象
    tradorok
    tradorok 2008/06/21
    大画面・高画質の需要があるからPCが駆逐される事はないと思うけど、その需要の典型例としてエロを挙げているところが面白い。でも、制限された状況でこそ人間の想像力が開花する部分はあるよねw(エロ的に)
  • イノベーションと経済成長 - 池田信夫 blog

    今週の『週刊東洋経済』にも紹介されているように、当ブログの当初の目的は読書の感想や思いつきをメモすることで、それは今でも変わらない。書も専門的なので、一般のビジネスマンにはおすすめできないが、研究者には参考になるので、簡単にメモしておく。 書は、Baumolの"The Free-Market Innovation Machine"をめぐって開かれた会議の記録だ。おもしろいのは、Solow, Arrow, North, Phelps, Blinder, Shiller, Malkiel...という錚々たる執筆者が、一致して「経済成長にとってもっとも重要なのはイノベーションだ」と認めていることだ。 Arrowも指摘するように、イノベーションは技術的な「発明」のことではない。紙も火薬も活版印刷も中国で発明されたが、新しい産業を生み出すことはなかった。Schumpeterは、イノベーション

    tradorok
    tradorok 2008/06/21
    「イノベーションは技術的な「発明」のことではない。紙も火薬も活版印刷も中国で生まれたが、新しい産業を生み出すことはなかった。」「イノベーションとは発明を製品に結びつける過程」