新華社通信の7月6日の報道によると、中国北西部新疆ウイグル自治区の首都ウルムチで起きた暴動で、少なくとも140人が死亡、828人が負傷した。現地政府は、この大規模な暴動は、世界ウイグル会議が企てたものだと述べている。しかし、独立系のウイグル活動家は、韶関市で漢民族とウイグル人の工場労働者の間で起きた衝突から生まれた怒りが、この騒動の火種となったと説明する。 6月26日韶関市での暴動 では、韶関市で一体何があったのか。中国の公式報道によると、6月26日の暴動は、工場の敷地内でウイグル人従業員による漢族女性への性的暴行があったとする噂によって起きたという。この漢族とウイグル人労働者の衝突で、ウイグル人2人が死亡した(死者数はウイグル人10人にのぼるとする未確認の情報もある)。下のYouTubeビデオは、6月26日の暴動のもの: 民族政策と憎しみ 中国政府が民族対立の対応に西洋の陰謀説を使い続け