当ブログの読者の方ならすでにご存知かもしれないが、在特会の元関西支部長とその妻が大阪府警に電磁的公正証書原本不実記録・同供用で逮捕されている。逮捕を伝える朝日新聞の記事(魚拓)はさらっと「府警警備部によると」なんて書いているが、ちょっと調べてみると自動車販売業者や移動パン販売業者が同じ容疑で逮捕されたときには(当たり前だが)大阪府警交通捜査課が動いている。大都市での大気汚染対策それ自体は大切な課題であるから「車庫飛ばし」の摘発一般が不当だとか微罪逮捕だとは言えないが、公安が動いている以上「車庫飛ばし」の摘発それ自体が目的でないことは明白だ。こういう手口をこの社会がスルーしている限り、人権擁護法や児童ポルノの単純所持違法化、二次元エロ表現の規制強化が実現しようがしまいが「警察による言論の恣意的な取り締まり」は横行し続けるだろう。