Published 2023/05/18 17:18 (JST) Updated 2023/05/18 17:35 (JST) 日本維新の会の藤田文武幹事長は18日、施設収容中だったスリランカ人女性死亡問題を巡り、同党の梅村みずほ参院議員が党の指示に従わず不適切な質疑をしたとして、参院法務委員会の委員から更迭すると発表した。
約2万点。これは長崎原爆資料館(長崎市)が所有する被爆にまつわる資料の数だ。焼け野原となった市街地の写真や熱風で溶けた瓦、被爆者の罹災(りさい)証明書など、分野は多岐にわたる。一方、展示されているのはごく一部。収蔵品の目録は非公開としているため、市民や研究者による活用は望めず、多くが事実上の死蔵状態となっている。背景には資料の調査や分析を担う学芸員の人数不足がある。被爆の実相を後世に残すための施策が求められている。(共同通信=石川陽一) ▽学芸員はたったの2人 「とてもじゃないが一つ一つの資料の精査まで手が回らない。日常業務に忙殺され、研究の時間は取れない」。長崎市の担当者はそう漏らす。資料館は被爆にまつわる写真や現物資料、書類などの寄贈を受け付けており毎年、数十~数百点の申し込みがある。だが、対応にあたる学芸員はたった2人。ことしは被爆75年の節目で収集を強化しようと期間限定でさらに1人
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