先日の、「安倍総理への提案:『人生のやり直し』に寛容な社会作りをしませんか?」というエントリーに対してたくさんのコメントや質問をいただいたので、あえて私の意見に否定的なものも含めて、いくつか代表的なものに答えてみる。 ・日本がダメでアメリカが良くて、という思考はもうやめませんか? これは大きな誤解。私も「日本がダメでアメリカが良い(もしくはその反対)」という一方的な見方は大きらいである。日本にアメリカにも良いところ悪いところがたくさんある。ここであげた「人生のやり直しやすさ」は、私がアメリカの方が良いと考えているものの一つでしかない。 ・見方はいい。ただ、事例がいかにもでどうも。 ・レアケースを凡例の様に言い立てるのはなあ……。 レアケースではない。実際にここに挙げた例のようなキャリアを持った人たちがゴロゴロしているのが米国。日本のように「一流大学を卒業して、一流企業に就職し、そのまま一生
2007年09月08日22:15 カテゴリCode 人生をやり直すのはあなた?それとも総理? タイトルで半分言い尽くした感もあるけど。 Life is beautiful: 安倍総理への提案:「人生のやり直し」に寛容な社会作りをしませんか? 米国で暮らし始めてもう17年になるが、つくづく感じるのは、ここが「人生のやり直し」にとても寛容な社会だということ。受かった大学や最初に就職した企業で人生が大きく左右されてしまう日本とは著しく異なる。人生をやり直すのは、当然社会でなくて自分。なのになぜ「人生のやり直しやすさ」を社会に求めるのだろうか。 「人生をやり直しやすい社会」というのは、実はそうでない社会より簡単に実装できる。それは「他人の人生にちょっかいを出さない社会」のことなのだから。 はてなブックマーク - bunoumのブックマーク / 2007年09月08日 よりよいキャリアパスを求める中
■[雑記][本]読み終えた。『ひきこもりの社会学』 昨日著者ご自身からコメントをいただいたこともあり、読了。 まず大まかに感想を書いておくと。 俺は中学校1年の終わりくらいから3年の頭くらいまで不登校で。その後3年から登校し始めるんだけども、やっぱり休みがち/こもりがちな生活を送ってきた経験があり。 なので、「ひきこもりって不登校と近い人たちなのかしら」という個人的な思いと関心とがあったため、この本についても思い入れを持って読むことができた。 で、「ひきこもりって不登校と近い?」なんて思いを持ち、自分もこもってた経験があるにもかかわらず、「ひきこもりとは何ぞや」というモヤッとした思いがあったので、 本書は、(中略)誰かに責任を負わせるために主張される原因論らしきものとは一線を画して、社会学という社会科学の立場から原因理解を行うことを目的としている。(p.2) という本書の問いには、「これぞ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く