画像一枚目がどこかの業者で前玉を研磨されたズミクロンをMTF測定器に載せたところです。 画像二枚目が点光源を透過させて画像で見ているところです。なにやらぐちゃぐちゃに光が広がります。 画像三枚目が弊社のオリジナル前玉に交換して、同じく点光源を透過させている画像です。今だにブラウン管で見ているので撮影時に気をつけなかったために帯が映ってしまっていますが、点光源に対しての光の滲み方がちゃんとしているのが確認できると思います。 今までも何回か書いておりますので、ここを読んでいただけている方々はご存知かと思いますが、再研磨はこういったリスクがかなり高い行為です。新品のレンズ製作の工程から考えて、再研磨という行為は正しい行為とは思えません。しかし場合によっては傷だらけの状態よりは少し研磨したほうが良くなることもありますので、弊社でも再研磨を行うことはあります。ですが何でもかんでも「研磨は万能」という
昨日は久し振りに木製カメラ製造でお馴染みの長岡製作所・長岡啓一郎さんをお訪ねしました。長岡啓一郎さんて言えば先日放送された和風総本家スペシャツ・東京下町24時にも取り上げられ大きな話題を提供した「時の人」でもあります。木製カメラの魅力は何て言っても「木の温もり」と思いますが、ひとつひとつの部材を吟味し調整し組み立てて行く作業は匠の技が無くしては出来ない事と思いますので、長岡啓一郎さんにはいつまでもお元気で頑張って頂きたいと思います。因にワイズではナガオカ8x10カメラを3台オーダーし、1台は納品され残り2台がバックオーダーとなっています。お待ちになっているお客さんはもう10日間程ご辛抱下さい。完成次第ご連絡致します。それにしても工房内にある木枠や作業中のカメラを見ていると「何か落ち着く」のは私だけでしょうか?
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