福岡市東区の私立立花高校(斎藤真人校長、515人)のポールダンス同好会が、11日の文化祭で初舞台に挑む。日本ポール・スポーツ協会(大阪)によると、ポールダンスが小中高の正規活動として認められているのは、九州では同校だけ。近年は競技化が進んでおり、メンバーは「かっこいいスポーツとして見てほしい」と意気込んでいる。 ■進む競技化 ポールダンスは、映画などで半裸の女性が体をくねらせる踊りとして登場することが多い。しかし、金属の棒上で回転したり、ポーズを決めたりするには高い柔軟性や筋力が必要だ。競技として男女別部門はもちろん、ジュニア部門やマスター部門を含む世界大会や国内大会が開かれ、日本人選手も活躍している。 立花高同好会の中心は1年生の川野希音(あかね)さん(15)だ。昨年、福岡市内のポールダンススタジオに通い始め、1年でみるみる上達。今ではポール上で逆さまになり、180度の開脚をするなど高度