勤務中の消防職員が、私物のスマートフォンで知人女性との通話を繰り返すなどしていたとして、大阪府岸和田市は8日、市消防本部の男性消防士長(45)を停職1か月の懲戒処分にした。 1回の通話時間は平均で約5時間に上り、11か月で計約400時間近くになるとみられる。 発表によると、消防士長は2016年5月頃から17年3月末までの間、勤務していた分署で夜間勤務中、私有スマホで月7回程度、知人女性と通話していた。また、土日の日中の勤務時間に、計20回程度、スマホで馬券を購入していたという。 消防士長は消防車の運転などを担当していたが、出動が遅れるなどの影響はなかった。 17年4月に分署から本署に異動した後は勤務中のスマホ使用をやめていたが、今年2月、市に匿名の通報があり発覚した。