http://newswitch.jp/p/8145 カメラ業界2位のニコンが、復権に向けて身を切る姿勢で挑んでいる。1000人超の人員削減に続き、 ユーザーの期待が大きかった高級コンパクトカメラの発売を断念した。足元の業績は堅調だが、 主に薄型ディスプレー(FPD)露光装置に支えられたもので、数年先は心もとない。売上高の大半を占める カメラ事業の立て直しと新事業の育成が急務だ。名門復権のシナリオを探る。 現在、ニコンの利益を支えているのは、精機事業の中のFPD露光装置だ。 今後も、韓国で有機エレクトロ・ルミネッセンス(OLED)パネル生産ラインの更新投資や、中国などで大型パネルへの投資が見込まれる。 「大型化対応で利益率が下がる可能性もあるが、2―3年は全社を支えられる」(国内証券シニアアナリスト)と見られる。 ニコンは、同装置に複数のレンズを使う「マルチレンズシステム」を採用している。
![カメラどころか半導体装置でも大苦戦 ニコン復活の切り札はあるのか? : SIerブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06c8c16ea3a6cfb4cc53e89fa9fac02d963a5b55/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fsi_er%2Fimgs%2Fc%2F7%2Fc7159e87-s.jpg)