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ブックマーク / spiral-m42.blogspot.com (8)

  • Zeissの古典鏡玉PART 0(Prologue): 数奇な運命をたどったZeissブランドのフラッグシップレンズ達

    左はKrauss Planar-Zeiss 60mm F3.5, 中央はBiotessar 10cm F2.9, 右はDoppel-Protar 147mm F7である 1886年にZeissのErnst Abbe(エルンスト・アッベ)とOtto Schott(オットー・ショット)は後のレンズ設計の分野に革命的な進歩をもたらす新しいガラス硝材の開発に成功した。その硝材は原料にバリウムを加えることで透過光の分散(色滲み)を抑え、しかもレンズの屈折率を大幅に向上させるというもので、イエナガラス(新ガラス)と呼ばれるようになっている。イエナガラスを光学系の凸レンズに用いれば像面特性を規定するペッツバール和の増大を抑えることができ、従来のクラウンガラスとフリントガラスでは困難とされてきたアナスチグマートの実現が、いよいよ現実味を帯びてきたのである。4年後の1890年にZeissのPaul Rudo

    Zeissの古典鏡玉PART 0(Prologue): 数奇な運命をたどったZeissブランドのフラッグシップレンズ達
    trashcan
    trashcan 2014/07/10
  • M42 MOUNT SPIRAL: Voigtländer SKOPAREX 35mm F3.4(DKL)

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    trashcan 2014/04/19
    タカチホカメラ天神店で見ないでいい物を見てしまった。
  • Voigtländer SEPTON 50mm F2(DKL)

    銘玉の宝庫デッケルマウントのレンズ達 PART 5: SEPTON 50mm F2 被写体をダイナミックに捉える美しいトーン ゼプトンの歌声が聞こえるか Septon(ゼプトン)は旧西ドイツのVoigtlander(フォクトレンダー)社が最高級カメラのUltramatic(ウルトラマチック)に搭載したF2の明るさを持つ準大口径レンズである。写りが良いため1960年の登場直後からたちまち評判となり、1967年までの7年間に約52000が製造されている。レンズ名の由来は数字の7を意味するラテン語のSeptemであり、光学設計が7枚の構成であることを主張したネーミングである。コーティング技術が今ほど進歩していない1960年代初頭の製品で7枚玉と言えば、来は一段明るいF1.4のレンズにみられる構成である。一方、SeptonのようなF2クラスの7枚玉はまだ少なく、ライツの高級ブランドに一部みられ

    Voigtländer SEPTON 50mm F2(DKL)
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    trashcan 2014/04/19
  • Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8(M42)rev.2

    Pancolar(パンコラー)の前期モデルと言えば黄色く変色したガラスを持つことから、いわゆる「放射能レンズ」の代名詞的な存在となっている。カラーフィルムでの撮影時にみられる黄色転びの激しさが容易には受け入れられず、かつては安値で売買される時期もあった。しかし、デジタルカメラの登場が窮地のレンズに救いの手を差し伸べている。カメラの画像処理エンジンに組み込まれているカラーバランスの自動補正機能が発色の癖を強力に補正し、写真の仕上がりが大きく改善したのである。長い間、死蔵品のような扱いを受けてきたレンズの価値はここに到って見直され、もともと温調な発色を好む欧米人からはノスタルジックな写りが素晴らしいと評価は上々である。経年による材質変化を長所に変え、デジタルカメラとのコラボレーションで見事な復活を遂げたのである。 ハイテンションな色ノリで世界を華やかに写しとる 温調レンズの決定版 PART1:

    Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8(M42)rev.2
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    trashcan 2014/03/30
    α7 + 放射能レンズ + 幼女
  • Camera Mount for Helicoid Tube(CMHT) and Focusing Helicoid Tube

    Camera Mount for Helicoid Tube(CMHT) and Focusing Helicoid Tube マニアの野望を叶えるレンズ遊びの究極ツール ヘリコイドチューブ用カメラマウント x フォーカッシング・ヘリコイドチューブ ヘリコイドチューブ用カメラマウントとはショートフランジのミラーレス機にフォーカッシング・ヘリコイドチューブというレンズの繰り出し機構を搭載するためのジョイントアダプターである。一般的なマウントアダプターとは異なり、カメラとレンズの間にヘリコイドチューブを内挿させるために用いる道具である。ヘリコイドチューブを導入すればレンズ体が内蔵ヘリコイドを持つ必要はないため、活用できるレンズの範囲が広がる。バーレルレンズやエンラージングレンズ、複写用レンズ、プロジェクター用レンズ、工業用レンズなどにヘリコイドの繰り出し機構を提供し、これらをミラーレスカメ

    Camera Mount for Helicoid Tube(CMHT) and Focusing Helicoid Tube
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    trashcan 2014/02/14
  • M42 MOUNT SPIRAL

    TOMIOKA MAMIYA-TOMINON 32mm F1.7:  レンズ構成 5群6枚拡張ガウス型(ULTRON型),  定格イメージフォーマット  ハーフサイズ(APS-C相当) レンズ構成は5群6枚のULTRON型で、前玉(G1)と2枚目(G2)に曲率の大きな分厚い正レンズが使われています。反対に後群側は小さく、前・後群のアンバランスが著しいのが特徴です。レンズを設計したのが誰なのか確かな情報はありません。ただし、この時代ですと富岡光学の木下三郎氏であった可能性が濃厚です。ネットでは同時代に販売されていたYASHICA HALF17搭載のYASHINON 3.2cm F1.7と同一設計のレンズではないかという噂もありましたが、手元に両レンズがありましたので比較してみたところ、前玉の曲率やレンズ径などが明らかに異なっており、両者は別設計でした。この時代、ヤシカと関係の深かった富岡光学

    M42 MOUNT SPIRAL
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    trashcan 2014/02/14
  • M42 MOUNT SPIRAL

    シネマ用レンズの専門メーカーとして知られる米国elgeet社。MINII-TELは同社が1950年頃に生産した望遠レンズである。真鍮削りだしの鏡胴はどこから見てもシネマ用にしか見えないが、実はこの製品は同社唯一のスチル撮影用モデル(35mmフルサイズフォーマット)なのである。プロフェッショナル向けの製品規格に準拠した豪華な造りである。 エルジート社唯一のスチル撮影用レンズ Elgeet光学(現NAVITAR社)は米国ニューヨーク州に拠点を置き、シネマ撮影用レンズ、シネマプロジェクター用レンズ、スライドプロジェクター用レンズ、顕微鏡用レンズ、Ⅹ線撮影用レンズ、ミサイル追尾システム用レンズ(米国海軍向け)などを製造していた光学機器メーカーである。1955年にシネマ用のGolden Navitar 12mm F1.2を発売し、世界で初めて非球面レンズの量産を実現したことで知られている。今回紹介す

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    trashcan 2014/02/14
  • Carl Zeiss Ultron 50mm/F1.8 (M42)<br>カールツァイス ウルトロン

    名玉きましたねー。 前玉の凹レンズ、特異な絞り羽根、クリック感の無い絞りリング、バヨネット式のフィルターなど、マニア心をくすぐる変な特徴がいっぱいある変わり者ですが、開放からシャープでなめらかなボケは惚れ惚れします。絞ってもぼけるというのは使っていてなんとなく感じていましたが、比較を見て驚きました。ここまでぼけると。凹レンズの影響なのかもしれませんね。 絞りリングに銅のバネが使われていて、青錆びが出ていることが多いので一度メンテナンスした方がいいです。 返信削除 monogusanさんこんにちは ウルトロンを所持していらっしゃるようですね。絞っても絞っても錯乱し続ける底なし沼。このレンズはとても面白いですね。青サビの問題はWEB上でも話題になっており、バルサム切れだのなんだのといった憶測や、このレンズの持病だなどと書かれていましたが、絞りリングに銅が使われていたことが原因だったのですね。勉

    Carl Zeiss Ultron 50mm/F1.8 (M42)<br>カールツァイス ウルトロン
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    trashcan 2011/02/01
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