県教育庁生涯学習課が事務局を務める、第4回となる「新たな『知の拠点』づくり有識者検討会議」(主査・竹内比呂也千葉大学文学部教授)が23日、県庁内で開かれた。当日は「新たな知の拠点づくりへの提言」が取りまとめられ、そのまま教育庁側に手交された。会議の中では、新たな施設の建設候補地についても言及があり、千葉市中央区の青葉の森公園内を候補地としていることが明かされるなどした。 候補地について県は、現在地と千葉みなと地区(NHK千葉放送局の隣接地)、県立中央博物館のある青葉の森公園の3カ所をリストアップ。スペース面などから青葉の森を最適地としているという。12月に予定されている次回会合では、公園内の動線なども検討するため、公園についての有識者を招く予定だとしている。 提言のうち、施設・設備に関する考え方として、新たな施設は、県立図書館と県文書館を複合化した上で、文化情報資源を扱う機関との幅広い連携
デジタル教科書本格導入へ 魅力ある授業は生まれるか東京書籍 ICT第一制作部 荻沢仁美さん2018 / 10 / 24 2019年春に施行される改正学校教育法によって、タブレット端末などで読む「デジタル教科書」がこれまでの紙の教科書と併用して小中高の授業で使えるようになる。教育現場のデジタル化が加速しそうだ。1909年創業の教科書出版の老舗、東京書籍(東京・北)で国語や書写のデジタル教材を企画制作する荻沢仁美さんに、多彩な専門家との協働が欠かせないデジタル教科書づくりの舞台裏、仕事への思いを聞いた。 ◇ ◇ ◇ 4年に一度、改訂される教科書日本では長らく少子化傾向が続いていますが、小中高および特別支援学校用の教科書の需要冊数は、年間で1億3000万冊を超えます(2014年時点)。そのほとんどが民間の出版社で作られています。文部科学省の検定や教育委員会などの検討を経て、採択された教科書が
出版不況といわれるこの時代にベストセラーを連発している出版社・アスコム。 実用・ビジネスジャンルでヒット作を連発。2013年、2014年には2年連続でミリオンセラーを出版している。 なぜ、アスコムは売れる本を作れるのか? その秘訣を最も知っている人物である取締役編集部長の柿内尚文氏に「出版業界の課題」と「ヒットの作り方」についてお話を伺うことができた。 ・インタビュー前編を読む その後編では、柿内氏の半生から始まり、出版業界の未来をどう考えるかなどの話をうかがっている。 (取材・文:金井元貴)
「皇后さまもジーヴスがお好きなんだ!」「ジーヴスという執事が登場する小説?興味がわく」―― 皇后さまが公表された「お言葉」の中で、予定されている天皇陛下の退位後に公務を離れてから「楽しみにしている」ことについて読書を挙げ、さらに「ジーヴスも二、三冊待機しています」と触れられたことを受け、「執事のジーヴス」に関心が高まっている。「世界最高のユーモア小説」との評もある英国作家の人気シリーズで、日本語版全訳を出している出版社へは早速、問い合わせや注文が殺到している。 宮内記者会の質問に文書で回答 皇后さまは、84歳のお誕生日に合わせて、宮内記者会の質問に文書で回答された。2018年10月20日付朝刊で、全国紙各紙が回答文(お言葉)の全文を掲載した。この中で、読書好きや推理ものファンを刺激する箇所があった。「公務を離れたら何かすることを考えているかとこの頃よく尋ねられるのですが(略)」として、
和歌山県田辺市新庄町の県立紀南図書館は館内で、表紙のデザインやタイトルが印象に残る本の展示「『ジャケ借り』したくなる!?」をしている。11月7日まで。 読書の秋と芸術の秋を掛け合わせて企画した。「ジャケ借り」は「ジャケット借り」のことで、本の見た目に興味を持ち、内容を知らない状態で借りること。「ジャケット買い」にちなんでいる。 奥の展示コーナーには、斬新な写真が表紙の「世界の美しい書店」「鉱物レシピ」、タイトルが面白い「ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか」「バッタを倒しにアフリカへ」などが並んでいる。ページの断面に絵が描かれた本もあり、手に取って見るだけでも楽しめる。展示数は約60冊。 開館時間は午前9時~午後7時(土日曜と祝日は午後6時まで)。月曜休館。
静岡県がJR東静岡駅前に整備予定の「文化力の拠点」に全面移転する県立中央図書館の在り方を検討する有識者会議(会長・糸賀雅児慶応大名誉教授)が23日、県庁で開かれ、県教委は同図書館の基本計画の素案を示した。利用者が立ち入れる書庫の新設や、選書など図書館の根幹機能は直営にすることなど、図書館の全体像を明らかにした。年間100万人の利用者を見込むことも盛り込んだ。 新たな図書館は従来のサービスに加え「図書館の枠を超えた」(県教委)新たな機能を加えるのが特徴。素案は55ページで、提供する業務を記した「図書館サービス計画」、収蔵冊数や来館者数を示した「施設整備計画」など10項目で構成した。 素案によると、新図書館の面積は現行図書館の倍近い約1万6千平方メートル。収蔵冊数は現在の84万冊の倍以上となる200万冊とする。書庫に置く139万冊のうち37万冊を公開する。閲覧室の37万冊と合わせ、計74万冊の
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