4000億円を超えたケータイコンテンツ市場のなかで急伸している「着せ替え」だが、元々はシャープの端末の独自機能だった。その仕様策定やコンテンツ収集を行っていたのが、プライムワークスという会社だ。現在、同社はセルシスと組みケータイコミックのプラットフォームも手がけているほか、auの「Karada Manager」や、NTTドコモ、auのFlashメールのエンジン(子会社のカタリスト・モバイルで開発)の提供も行っている。 同社が次々と新しいプラットフォームを生み出せる理由はどこにあるのか。着せ替えコンテンツの誕生秘話や現状を中心に、プライムワークスの代表取締役社長、池田昌史氏のお話を伺った。 プライムワークス 代表取締役社長 池田昌史氏 ――まず、御社のプロフィールを教えてください。どのような事業が中心なのでしょうか。 主な業務は、プラットフォームに関わるソリューションです。メーカー、キャリア