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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (139)

  • ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?

    ワシの上でホバリングするカラス。専門家によれば、おそらく攻撃の真っ最中だという。(PHOTOGRAPH BY PHOO CHAN, MEDIA DRUM WORLD) 米国カリフォルニア州を拠点に活動する写真家プー・チャン氏が、飛んでいるハクトウワシの背中でくつろぐカラスを写真に収めた。いったい何のために乗ったのか。専門家に聞いた。(参考記事:「命を失わずに野生動物の傑作写真を撮る方法」) 米コーネル大学鳥類学研究所でカラスの行動を研究するケビン・マッゴーワン氏は、背中に乗ることができるほど近づいていたということは、おそらく攻撃するつもりだったのだろうと分析する。

    ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?
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    trini 2015/07/03
  • なぜ「うるう秒」ではトラブルが起きやすいのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    窓に映る時計と光の筋。チェコ共和国プラハにて撮影。(PHOTOGRAPH BY ABRAHAM NOWITZ, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 日時間の7月1日、時が止まる。でも、心配することはない。ほんの1秒のことだから。 地球の公転と私たちのカレンダーを合わせるためにうるう年が存在するのと同様に、地球の自転と時計を合わせるためにうるう秒がある。この種の微調整は、原子時計が発明されるまでは問題にならなかった。たとえば原子時計のひとつであるセシウム時計は、地球の回転に基づく時計よりもずっと正確に時間を測ることができる。正確さが異なれば、やがて2つの時計にはズレが生じる。つまり、地球の自転を基準とした時間と原子の時間を合わせるうるう秒が必要になる。 うるう秒は、協定世界時(UTC)の23時59分59秒(日標準時JSTの翌7月1日8時59分59秒)に追加される。

    なぜ「うるう秒」ではトラブルが起きやすいのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    trini 2015/07/01
  • 史上最薄の「電球」が誕生、厚みは原子1個分

    発光するグラフェン。米国と韓国の研究者チームによる発見を表現したイラスト。(ILLUSTRATION FROM YOUNG DUCK KIM, COLUMBIA ENGINEERING) 電球がまたひとつ大きな進化を遂げた。厚みが炭素原子1個分で、最高レベルの強度を持つシート状の物質「グラフェン」を使った光源が誕生したのだ。 純粋な炭素からなる物質から、柔軟性が高く透明な光源を作ることに成功したのはこれが初。将来的には半導体チップの電子回路の代わりに光を利用する技術の開発も期待されており、これが実現すればコンピューターも大きく変貌するかもしれない。 「われわれが作りだしたのはいわば世界でもっとも薄い電球です」と、論文の共著者である米コロンビア大学工学教授のジェームズ・ホーン氏は語る。今回の成果は、韓国の研究者と米コロンビア大学のチームによって、6月15日に学術誌『Nature Nanote

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    trini 2015/06/18
  • 青銅器時代の若い女性のグローバルな生き方が判明

    「エクトヴィズ・ガール」と呼ばれる青銅器時代の若い上流階級の女性の遺体から、この時代のデンマークの暮らしや旅の手がかりが得られた。彼女が身につけていた羊毛製の衣服は保存状態がよく、ベルトには太陽をデザインした青銅製の円盤がついていた。(PHOTOGRAPH BY ROBERTO FORTUNA, NATIONAL MUSEUM OF DENMARK) 1921年、デンマークのエクトヴィズ付近で、非常に保存状態のよい青銅器時代の女性の遺体が発掘された。3500年前に16歳から18歳で亡くなったとされるその女性は、「エクトヴィズ・ガール」という名で知られている。新たな分析により、彼女は遠く離れた場所で生まれ、長距離を旅していたことが明らかになった。エクトヴィズ・ガールは、家でじっとしているタイプではなく、世界をわたり歩くコスモポリタンだったようだ。 この研究は、『Scientific Repo

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    trini 2015/05/27
  • 第24回 朝型勤務がダメな理由

    最近、「朝型勤務」が話題だ。言い出しっぺの政府から範を垂れるということか、まずは今夏7〜8月に国家公務員の始業時間を原則1~2時間前倒しすることを決めたらしい。この種の話は時々登場しては自然消滅するが、今回は安倍首相が閣僚懇談会で朝型勤務の推進を直接指示したそうだから、これは重い。実際、厚生労働大臣名で経団連、日商工会議所、全国中小企業団体中央会に朝型勤務推進の協力を要請したとのことで、その気度が伺い知れる。 私の勤務先は行政府とのつながりが深く、現在でも厚労省関係の研究事業を数多く請け負っているし、医療政策上の提言などもする。国が決めた施策に真っ向から異論を唱えるのはいささか具合が悪い面もあるのだが、率直に言ってこの朝型勤務は「いただけない」。多数の労働者とその家族に心身両面の負担をかけることになるため、実行するのであれば少なくともセーフティネットを張る必要がある。

    第24回 朝型勤務がダメな理由
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    trini 2015/05/15
  • 初の撮影成功、4次虹の条件解明

    極めて珍しい大気光学現象「3次虹」(左)と「4次虹」(右)が、初めてカメラに収められた。理論的には存在が予測されていたが、その正しさがようやく実証された。ドイツ、ブレーマーハーフェン近郊で6月11日撮影。 Photograph courtesy Michael Theusner, Applied Optics 極めて珍しい大気光学現象「3次虹」(左)と「4次虹」(右)が、初めてカメラに収められた。理論的には存在が予測されていたが、その正しさがようやく実証された。 アメリカ海軍兵学校で気象学教授を務めるレイモンド・リー氏は、「例えるなら、熱帯雨林に住む変わった生き物を先住民から教わったが、実物は誰も見たことがないような状況だった」と説明する。 リー氏は3次虹を研究しており、他の研究者も刺激を受けたようだ。複数の専門家が、伝説的な現象を写真に収めようと試みた。その成果がドイツ、ブレーマーハーフ

    初の撮影成功、4次虹の条件解明
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    trini 2015/05/10
  • 21年後に巨大ブラックホールが衝突へ

    NASAのNuSTAR望遠鏡が撮影した衝突する2つの銀河。どちらの銀河も中心部に巨大なブラックホールがあるので、近い将来、ブラックホールどうしが激しい衝突を起こして、重力波を送り出すはずだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/GSFC) 天文学者が想像する宇宙で最も激しい衝突現象は、2つの巨大ブラックホールどうしの衝突だ。この現象が目撃されたことはまだないが、このほど『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)』誌に掲載された論文によると、近いうちに見ることができるかもしれない。 論文を執筆した米メリーランド大学の天文学者ティンティン・リュー氏らは、宇宙の端近くで周期的に増減する光が、2つの巨大なブラックホールの存在を知らせていると主張する。ブラックホールの質量は合わせて恒星100億個分にもなり、お互い

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    trini 2015/04/28
  • サメを海から引き揚げるネコの写真が話題に

    サメを引きずるボブキャット。(フロリダ州ベロビーチにて2015年4月6日撮影)(PHOTOGRAPH BY JOHN BAILEY) ネコ科の動物は魚を捕るのがうまいことで知られている。ボブキャット(オオヤマネコの一種)も例外でない。ところが、サメを引きずるボブキャットのあまりにも珍しい姿の写真が話題を呼んでいる。(参考記事:動物大図鑑「ボブキャット」) この決定的瞬間は、4月6日にフロリダ州ベロビーチで撮影された。撮影者のジョン・ベイリー氏は、ローカルメディアの取材に対し、セバスティアン・インレット州立公園を散策していた時に遭遇したと答えている。 急にボブキャットが飛び跳ねたかと思うと、体長1mほどのサメを海から引き揚げているところだった。ベイリー氏はその光景を写真に収めた。ボブキャットは驚いた様子で、サメをビーチに残し、森へ逃げ去ったという。 フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWCC

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    trini 2015/04/13
  • ハッブル望遠鏡 50の傑作画像 その2

    互いの重力の作用で形がゆがんだ、二つの渦巻銀河。Arp 273と呼ばれている。地球から3億光年離れた二つの銀河は、相互に少しずつ接近している。「私にはこの二つの銀河がダンスを踊っているように見えます。両者は数十億年をかけて互いの周りを回り、やがて一つになるのです」と専門家は語る。 NASA; ESA; HUBBLE HERITAGE TEAM, STSCI/AURA

    ハッブル望遠鏡 50の傑作画像 その2
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    trini 2015/04/12
  • まつ毛の役割と最適な長さが最新の研究で明らかに

    目を乾燥させ、ゴミを目の表面に付着させる空気の流れをまつ毛が反らしていることがわかった。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic) 色目を使うときに長いまつ毛は確かに有効だ。しかし、繊細なまつ毛のもっと重要な役割は、目を保護し、水分を維持することである。 最新の研究により、目の保護に最適なまつ毛の長さが明らかになり、その黄金比のまつ毛を持つ動物も何種か見つかった。この研究は、まつ毛の空気力学に関するこれまでで最も綿密な研究とみられる。 2月24日付けで「Journal of the Royal Society Interface」誌に掲載された論文によると、適切な長さのまつ毛は目からの水分蒸発量を最大で50%カットできるという。また、まつ毛は空中に浮遊する細かい粉塵の量を半減させ、細菌やその他の病原菌が眼球の表面に付着するのを防ぐ。

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    trini 2015/02/27
  • 準惑星ケレスの最新画像に謎の白い点

    これまでで最も鮮明なケレスの画像。正体不明の白い点が複数確認できる。ハッブル宇宙望遠鏡の撮影した最高画質の写真と比べても4倍の解像度で、準惑星の姿を見事に捉えた。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/UCLA/MPS/DLR/IDA) 火星と木星の間になる小惑星帯の中で最大の天体である準惑星ケレスの最新画像が届き、科学者たちの想像を超える不思議な世界が姿を現した。 2月17日に公開された画像を見ると、直径950キロメートルの氷の世界の表面を、クレーターがあばたのように覆い、南極のあたりにはごつごつとした地形が広がり、全体にわたって正体不明の白い点が複数確認できる。 白い点は氷原だろうとも言われているが、はっきりとしたことは分からず、関係者らの関心を大いに集めている。そのうち少なくとも1つは、ハッブル宇宙望遠鏡が以前撮影した不鮮明な写真にも微かに写っていた。 NAS

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    trini 2015/02/27
  • 第18回 朝の目覚め感をよくするには

    意識の片隅でベルが鳴っているのは分かる。腹立たしい。バシッと叩いて止める。また鳴る。叩く。何度か繰り返すうちに「そろそろマズイ」と状況認識ができるようになる。なんとか上半身を起こすが、そのまま反対方向に倒れ込む。体が重い……ここは木星か? 重力に抵抗してようやくベッドの重力圏から離脱するのは目覚めてから10分以上も後のこと。 10分なんて甘い! 私は30分かかる、いや俺は1時間、など各所から悲鳴が聞こえてきそうだが、毎朝泥から這い出るように苦労してベッドから抜け出している人は数多い。単なる睡眠不足のためではない。同じような睡眠時間でもすっきり目覚める日とそうでない日があることに気づいている人も多いだろう。どのようなメカニズムで寝起きの感覚は決まっているのだろうか。 目覚ましなどで無理矢理起こされたときに多いのだが、覚醒直後に眠気や気怠さが強く残り、頭はぼんやりして、疲労回復感がないことがあ

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    trini 2015/02/19
  • 海ゴミの出所を特定、1位は中国

    フィリピン沖の海を漂うビニール袋。プラスチックは海の至るところに散らばっていて、深海や北極圏の氷の中からも見つかっている。(PHOTOGRAPH BY KEITH A. ELLENBOGEN, AP) 新たな手法で海ゴミの量を測定した結果、これまで考えられていた以上のゴミが海を漂流していることがわかった。研究によると、2010年の時点で沿岸諸国から流れ出たプラスチックゴミの量は800万トンにのぼる。これは「ゴミベルト」と呼ばれる、ゴミが大量に集まった海域を漂う量をはるかに上回る。しかも、全世界でゴミの収集、処理方法を見直さなければ、10年後にはこの量が10倍に膨れ上がるという。 この研究結果は米国の科学誌『Science』に12日付で発表された。世界の海に毎年流れ込むゴミの量が示されたのは初めてのこと。これまで海ゴミの測定といえば、世界中のゴミベルトを漂うプラスチックの一部をサンプルとして

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    trini 2015/02/18
  • 海底火山の噴火、きっかけは潮の干満

    太平洋や大西洋といった大洋の海底には、中央海嶺と呼ばれる海底山脈があり、その火山活動によって、海洋地殻が形成されている。先週『Geophysical Research Letters』誌に受理された論文によると、その海底火山の活動が、潮の満ち引きに対して驚くほど敏感であることがわかった。さらに、氷河期(氷期)との関係も示唆された。 海底火山と潮汐、氷期の関係 コロンビア大学ラモント・ドハティ地球観測所の海洋地球物理学者、マヤ・トルストイは、海底火山の噴火10回分の地震記録を調査、それらの噴火が2週間おきに訪れる「小潮」(こしお)近くに発生している傾向を見出した。小潮時には、火山の上の海面が、他の時期よりもわずかに低くなる。海水の重みが減って小さな地震が誘発され、それが噴火のきっかけになっている可能性がある。 さらに、10回の噴火すべてが、1月から6月までに発生していた。地球の公転軌道はごく

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    trini 2015/02/12
  • イルカ襲う、つぶらな瞳の無慈悲なアザラシ

    愛らしい表情を見せるハイイロアザラシ。海の人気者が、実際は「情け容赦のない捕者」という証拠が相次いでいる。(Photograph by Brian J. Skerry, National Geographic) 一見、ほのぼのした光景だった。2013年、北海に浮かぶドイツ領ヘルゴラント島。沖で2頭のアザラシがふざけ合っているらしく、そのうち波の下へ潜っていった。間もなく、不気味な赤い色が波間に広がった。2頭が再び水面に現れたとき、大きい方のアザラシがもう一方のアザラシの皮をはぎ、べていたのだ。 「2頭は遊んでいるとばかり思いました」。環境コンサルティング会社「IBLウンヴェルトプランノン」の海洋生物学者セバスチャン・フアマンは振り返る。同氏が撮影した、襲われる若いゼニガタアザラシの写真は、『Journal of Sea Research』誌の2015年3月号に掲載される予定だ。「最初見

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    trini 2015/02/10
  • 脇役から主役へ、バニラの下剋上な歴史

    国際アイスクリーム協会のランキングによると、アイスクリーム好きの29%が真っ先に選ぶのはバニラで、2位以下のチョコレート(8.9%)、バターピーカン(5.3%)、ストロベリー(5.3%)を大きく引き離し、断トツ1位だ。 こんなに人気のバニラなのに、英語で“プレーン・バニラ”と言うと、平凡、単調でつまらないものの代名詞となっている。華やかさに欠ける「プレーン・バニラなワードローブ」とか、オプション機能のない「プレーン・バニラな製品」、退屈な「プレーン・バニラな音楽」といった具合だ。ところが実際のバニラは、退屈とはほど遠い歴史をたどってきた。 チョコの脇役から主役へ バニラは、2万5000種から成る一大植物群、ラン科の仲間。中南米が原産で、メキシコの東沿岸に住むトトナコ族によって栽培が始められたと考えられている。15世紀にトトナコ族を征服したアステカ族がバニラを手に入れ、やがてアステカ族を征服

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    trini 2014/12/02
  • ウナギが食べられなくなる日

    人が長きにわたってべてきたウナギの資源が危機的な状況にある。養殖ウナギの「原料」となる稚魚「シラスウナギ」の漁獲量の減少が著しいからだ。今季は3年連続の極度の不漁で、ウナギに絶滅の危機が迫っていると言われるまでになってきた。日のウナギ消費がピークを迎える土用の丑の日を前に、ウナギ漁やウナギ消費の現状を探った。 第1回 乱獲で資源は危機的に、生息地破壊も一因 2012年7月12日 第2回 背景に日の消費爆発、定着した薄利多売のビジネスモデル 2012年7月19日 第3回 外来種輸入には多くの問題、資源管理に漁獲規制が急務 2012年7月26日 第4回 さらに深まるウナギの危機 歯止めかからぬ資源減少 2013年7月11日 第5回 ウナギ取引は不透明 規制強化が不可欠に 2013年7月22日

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    trini 2012/07/13
  • その1  緊急激論!“クマムシvs極限環境微生物”

    というワケで、当なら、因縁のJAMSTECでポスドク研究員としてのスタートを切ることになったワタクシのJAMSTEC新人ポスドクびんびん物語をサクサク始める所だったはずですが、このマクラ部を使って、「緊急激論!“クマムシvs極限環境微生物”激突! ドーなる?! 地上最強伝説」をお送りするはめになってしまいました。 とは言えワタクシの専門は一応「微生物学」なので、微生物のことはともかく、クマムシのことは全くの素人です。孫子の兵法「彼を知り己を知れば百戦殆からず」を実践しようにもクマムシの論文を検索するにも一苦労でした。そこで、思いっきりズルをして、敵役である堀川さんにお願いして、クマムシの生存能力に関する論文を全部教えてもらいました(堀川さん当に有り難うございます)。 そんなこんなで作り上げた対決表がコレ↓です。 次回、この図をじっくり解説しましょう。

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    trini 2012/02/09
  • 第1回 かわいい。けど、地上最強?

    クマムシは知る人ぞ知る人気動物で、「かわいいけど地上最強の生物!」というイメージが流布しているようだ。特に、乾燥に強く、体から水分が失われても「乾眠」という状態で何年も耐えることができるのは「有名」だ。 徐々に乾燥し、体が縮こまり樽型と呼ばれる形状になっていく様子、そして、水を与えられ「復活」する様子は、何度見ても驚きを禁じ得ない。なにはともあれ、それらの様子をまとめた動画を見てほしい。 クマムシが乾燥して樽型になり、水を得てふたたび復活するまで。(動画提供:堀川大樹) 樽型になった状態は、およそ動物には見えない。 水分を失って徐々に「樽」に近づいていく様子、さらに、ただの小さな「樽」から「動物」へと復帰する際のもぞもぞとした動きは絶妙である。「クマムシ最強、ブラボー」とぼくは叫びたい。 とひとりで盛り上がっても(また、思いを同じくする人がかなりいたとしても)、いきなりこの動画を見ただけの

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    trini 2011/12/19