コンフェデ杯にアジア王者として臨んだ日本代表は、1次リーグ3戦全敗で 世界トップレベルとの“差”を見せつけられる結果に終わった。 彼らの闘いぶりは、この男の目にどう映ったのか――好評発売中のNumber831号「徹底検証3戦全敗~諦めるのか、それでも優勝を狙うのか~」に中田英寿氏が特別寄稿した。 今回Number Webでは、その独占手記『日本代表への提言』で中田氏が どのような主張をしたのかに注目し、その抄録を特別配信することにした。 《チームとして何をしたいのか意図がまったく見えない、残念な試合だった。このブラジルまで彼らは何をしに来たのかという疑問すら頭をよぎるような戦いぶりで、試合を通して、日本というチームがピッチにいなかったように感じてしまうほどだった》 (Number831号「特別寄稿 中田英寿『日本代表への提言』より。以下同) 大会期間中、ブラジルを訪れていた中田英寿氏は、日