ツイッターに書いたもの。 実際に6×8=30という答をテストで書いたとして、小学校のテストならバツが妥当でしょう。でもコンピュータ学校のテストだったらマルになるかもしれません。 ウィンドウズに付属している電卓で6×8を計算すると30になりました。
![数学的正しさ - Log of ROYGB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21b6e1ed5eb8685f8fdbe20457c19666156058cd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FR%2FROYGB%2F20111228%2F20111228221709.jpg)
毎日新聞のニュースから。 西脇学校給食センターの調理師、藤崎伸央主任らは「豚汁はとても喜ばれた」と説明した一方で、「各地から駆け付けた炊き出し隊の多くが豚汁を提供していたようなので、メニューに工夫の余地がある」と語った。 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110408ddlk28040435000c.html 豚汁が良いのは単に温かい汁物だというだけでなく、肉などの具が多いためにそれだけでもお腹がふくれるというのがあると思います。豚汁単体でもいいし、オニギリと豚汁、弁当と豚汁という組み合わせでもいけます。 これがカレーだとライス抜きでは寂しいし、オニギリとあわせるのもいまひとつという感じがします。オニギリは具にもよるでしょうが、梅干だとカレーにはあわないでしょう。 単品でもよく、オニギリなどともあわせやすい料理を考えるとあまり思いつきません。豚汁と似
正直村と嘘つき村のように呼ばれる論理クイズがあります。正直村の人は質問に対して常に正しく回答し、嘘つき村の人は常に嘘の答えを言うという条件で、正直村の人か嘘つき村の人のどちらかわからない人に対していくつかの質問をすることで求める答えを得るにはどうすればよいのかといったようなパターンです。 現実には正直村や嘘つき村は存在しないわけですが、もし存在したと仮定すると便利なことがあります。*1 4以上の全ての偶数は2つの素数の和で表すことができますか? 正直村の人にこの質問をすれば、回答によって真偽が明らかになるわけですからゴールドバッハの予想は簡単に解決します。嘘つき村の人に質問した場合でも同じです。 明日の天気を質問することもできます。明日は雨ですか、と質問すれば傘をもっていくかどうかが決められます。もっと先の天気でもかまいません。未来の天気が確実にわかればロケットの打ち上げや、スポーツの大会
はじめに サンタクロースは、キリスト教徒以外にも広く信じられている信仰のようなものですが、これは科学的には根拠の無いものです。もちろん、科学的に根拠がないことがすべて悪いとは限らないのですが、サンタクロースとその周辺の現象について考えると、いくつか問題点が浮かび上がります。そこにニセ科学的なものを見ることもできます。 科学を装っている 親の支配力を増強 プレゼントをもらえない子 科学を装っている NORADが毎年行っているサンタクロース追跡プログラムは、偵察衛星やレーダーによってクリスマスのサンタクロースの動きを追って、その結果を世界に発表しています。偵察衛星やレーダーといった、科学技術によってサンタクロースの存在を確認するこういった行為は、伝承やおとぎ話として存在していたサンタクロースがあたかも科学的に実在するかのように装う欺瞞であると言うこともできます。 レーダーによる追跡がなかったと
1票の格差の問題というのは、選挙が近くなるとよく目にします。これを解決するシンプルな方法があります。引越しです。 1票の価値の低い地域から、高い地域に人が移動すれば格差は是正されます。 これにも問題はあって、誰がどこに住むのかを強制することはできないということがあります。憲法にもある居住移転の自由です。 しかし、居住や移転の自由があるということから考えると、現在の1票の格差というのは多くの人の選択の結果ということになります。皆の望んだ結果です。 望んだ結果といっても、1票の格差を望んだのではないでしょう。他の住むところを決める理由にくらべて「1票の価値」が大きな意味を持たないというところでしょう。 過疎やその一例である限界集落の問題に対しては、これと似たような意見をみることが多いです。端的に言えば「引っ越せばいいじゃないか。」といったものです。そうであるならば、1票の格差に関しても同じこと
ベーシックインカムの話。 とは言えベーシックインカムの最大のメリットは劇的に政府を小さく出来ることだろう。 生活保護のように行政が恣意的に支給する人と支給しない人を決める必要もなくなる。 年金や失業保険等もベーシックインカムに統合できるので、大幅に行政のスリム化が進む。 とにかく政治が補助金を出すかどうかの審査をする必要がなくなるのがベーシックインカムのすばらしいところだ。 http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51562616.html ベーシックインカムが実現した場合に、行政がスリムになるというのは少し疑問です。定額給付金の騒ぎを見る限り、単に決まった金額を支給するだけでも大変な事務手続きが必要になるみたいです。定期的に配布する場合は、もう少し効率的になるのでしょうが、年金くらいの手間はかかるのではないでしょうか。 年金の場合は個
無限集合のベキ集合を作る操作は有限では終わらないし、説明も有限の範囲では出来ない。ということに関して。 集合というのは何かの集まりのことで、aとbとcという3つの物があった場合に、 {a,b,c} といったように書きます。 ベキ集合というのは、ある集合の部分集合をすべて集めた集合です。 部分集合というのは、ある集合の一部からなる集合です。一部という言い方をしますが、何も中身の無い空集合と呼ばれる集合や、もとの集合とまったく同じ集合も含みます。 だから、 {a,b,c} という集合の部分集合は、 {} {a} {b} {c} {a,b} {a,c} {b,c} {a,b,c} の8つです。 この、8つの部分集合を全て含むのがベキ集合です。 {{},{a},{b},{c},{a,b},{a,c},{b,c},{a,b,c}} 無限集合というのは、中身が無限にある集合です。無限集合を表記するには
回文の作りかた。逆から読んでも意味の通じる単語を捜すほかに、既存の回文を使う方法もあります。この場合は、すでに単語の組が存在するのが利点ですが、もとの回文にあまり近いと新鮮さに欠けます。 たけやぶやけたを変形して、 竹やり焼けた 竹山焼けた タケノコのけた 竹馬うけた 馬と舞う 馬と的、舞う などが思いつきます。 最初の2つまでは、たけやぶやけたの変形であることが丸わかりですが、だんだん独自性が出てきたような感じがします。 うまとまうからうまとまとまうの変形では、文の中に文字を追加して長くしていく手法を使っています。これをうまく使うと、だんだん長い文にしていけるかも知れません。他には、文の両側に文字を追加して長くするやり方もあります。 わたしまけましたわから 私まきましたわ 私だけ出したわ 私だけ酒出したわ 私だけ避けだしたわ 私まだ、騙したわ 私好き、キスしたわ など、たいていの回文は変
一貫性という観点から妊娠中絶に関する意見について考えてみたいと思います。 まず、中絶は殺人であるという考え方。 中絶が殺人であるのならば、胎児は人間であるということですが、中絶以外の場面で胎児を人間と扱うのであれば一貫性があり、そうでなければ一貫性がないとなります。 例えば、胎児には名前も戸籍も無いが、これを問題にしているかどうか。 ある人が、名前も無く戸籍にも登録されずに育てられていたとしたら、これは基本的人権の侵害でしょう。もし胎児が人間であるとするのならば、胎児に名前や戸籍が無いことは問題ではないのでしょうか。 他には妊婦が事故にあって流産した場合に、事故で人が死んだときのように過失致死などが適用されないことについてはどうでしょうか。また事故に限らず何らかの原因で流産した場合は、胎児の葬式なども人が死んだときと同じように行うのでしょうか、妊娠初期でほんの数ミリの胎児だったり、それこそ
いわゆる「ニセ科学」と呼ばれているものがあります。科学では無いものを科学のように装っているというような意味で使われていることが多いようです。 この「ニセ科学」の存在しなくなった世界があったとしたら、どういったものになるのかというのを考えてみました。 まず思ったのはスタートレックに登場するヴァルカン星のような世界です。でもヴァルカン星だとニセ科学以外の非論理的な存在も無くなってしまいそうなのが難点かも。アイドルグループとかもいない世界ではつまらなそうです。 「理系の人々」に登場するような人たちばかりの世界があればニセ科学も存在しなくなるかも。でも、論理的におかしな物にたいする薀蓄が語れなくてストレスがたまるかも。 SF小説からはJ・P・ホーガンの「断絶への航海」に出てくるケイロンの社会や、ロバート・J・ソウヤーの「ホニミッド」のネアンデルタール社会、林譲治の「ウロボロスの波動」などのAADD
朝日新聞社のサイトでは、同じニュースが別のアドレスにも存在することがあります。たとえば、以下に紹介する二つの記事は、同じ内容ですが上のほうがトップページに紹介されているもので、下は特集ページからです。上の記事は、ブックマークの人気記事に登場するほどのブックマーク数ですが、下の記事は今のところブックマーク無しです。 http://www.asahi.com/culture/update/0216/TKY200902160022.html asahi.com(朝日新聞社):村上春樹さん、エルサレム賞記念講演でガザ攻撃を批判 - ガザ侵攻1 こちらの記事は、どちらもトップページには掲載されていなかったためかブックマーク数も少なめです。ガザ侵攻に関連しているという点では、最初の記事と共通しています。 http://www.asahi.com/international/update/0215/TK
http://d.hatena.ne.jp/ululun/20090214/1234613042の「夫婦で決めた小遣いの中から寄付をするのはアリかナシか - 煩悩是道場」と、紹介されているhttp://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0213/225001.htmの「私の寄付に主人の怒り 家族・友人・人間関係 発言小町 大手小町 YOMIURI ONLINE(読売新聞)」に関して。 小遣いというのは本人の自由に使えるお金というように理解してます。でもまあ意見を述べる自由もあるわけで、使い道などに対して意見を述べるのも認められるべきでしょう。 自分のお金をどうしようと本人の勝手だとはいっても、それに賛同する必要もありません。アシモフの小説「不毛なる者へ」には、謎を解かせる為の方法として望ましくないと皆が考える所への寄付が登場します。 「ここにはこう書いてあります。『
論理学で、 「AならばBである」 という文で、Aがありえない場合は、Bに何をもってきても文は真になります。 数学で、 「1=0」 という式が正しいという仮定からは、どんな等式も正しいと証明できるようです。 どちらも考え方としては同じで、偽の仮定からはどんな答えも導き出せるということ。 それでは物理学で 「摩擦が存在しないと仮定して以下の問題を解け」 という前提が書かれていた場合はどうなるでしょうか。摩擦が存在しないという条件は真ではないので偽の仮定ですが、ならば続くものが何であっても真になるかというと、そうでもなさそうです。 数学の幾何でも、大きさを持たない点や幅の無い線などを使いますが、そんなものは実際には存在しません。そうすると、そこからどんな答えも導き出すことが出来るのでしょうか。 通常の会話が、必ずしも論理学の規則に沿っていないというのは不思議ではないのですが、物理学や数学でさえ論
http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080828/p1の「俺が見たトリアージ論争 - 捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ!」で紹介されていた本「詭弁論理学」に関して。引用されている部分を探していたら、ほとんど読み直すことになってしまいました。 初版1976年とかなり昔の本ですが、今でも売っているロングセラーです。題名の通り、詭弁についての本で、目次から項目をいくつかピックアップすると、強弁術、二分法、相殺法、詭弁術、深遠な言葉、論点のすりかえ、消去法、ドミノ理論、などがあります。 面白そうな部分を引用しながら紹介していきたいと思います。はじめの方にある「無理押しの強み」ではこんなことが書かれています。 真実とは、たとえば「議論に強いからといって、頭がよいとは限らない」ということである。昔から「無学者、論に負けず」というように、相手のいうことなどまるでわからな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く