布施の額や僧侶の金銭感覚が寺や僧侶に対して悪い印象を与えている、というアンケート調査の結果を、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)の総合研究所がまとめた。僧侶とお金という古くからの微妙な関係に、あらためて焦点があてられた形だ。 同研究所は近年、僧侶や寺院、葬儀のあり方がかつてないほどに問われていると捉え、昨年から仏教や寺、僧侶の印象の好悪やその原因を探るアンケートを実施している。調査は、昨年に東京と大阪で開催された「エンディング産業展」に出展・来場していた葬祭業者や宗教者、一般来場者などを対象に実施し、2221通の回答を得た。 仏教、寺、僧侶それぞれの印象の善しあしを5段階評価で尋ねると、平均で仏教は4・1、寺は3・8、僧侶は3・5だった。仏教には良いイメージが多い反面、寺と僧侶に対してはそれほど好印象が抱かれていないことが分かった。 寺に悪い印象を与えているものは何かを聞く質
京都市は15日、一部地域で建物の高さ規制を緩和する方針を明らかにした。良好な景観への貢献など一定の条件を設ける。市中心部では訪日外国人観光客の急増でホテルの建設が相次ぎ、地価が急騰。市民の新たな住まいや働く場の確保が困難になっている。規制緩和によりマンションやオフィスビルを増やし、子育て世帯の市外流出を防ぐ狙いがある。京都の歴史的なまち並みを守るとして、市が2007年に導入した新景観政策で高さ規制を見直すのは初めて。 市は高さ規制を緩和する地域の例として、上限が20メートルに設定されているJR丹波口駅(下京区)西側エリアなどを想定する。同エリアは五条通が拡幅したことに加え、企業が集積する京都リサーチパークが満室に近いため、同駅から西大路通までの五条通沿道を緩和対象に検討する。 また、良好な景観につながる建物に対し、上限を超える高さを認める「特例許可制度」も見直す。許可制度を活用した新築の建
ミネラルウオーター製造販売の奥長良川名水(岐阜県関市)は21日、水素水を粉末にした新商品「ハイドロエッグ水素パウダー」の販売を始めた。水素が持続的に発生し、無味無臭であるのが特徴。味に影響を及ぼさないため、飲み物のほか、食べ物などに混ぜて利用できる。年間1万箱の売り上げを目指す。 新商品は岐阜大、東京工科大との共同研究により開発した。同社が2010年から販売している清涼飲料水「逃げない水素水36」を凍結乾燥して粉末化したもの。一般的な水素水は開封後に水素が抜けてしまうが、逃げない水素水は独自の製造技術で水素を内から発生させ続ける。粉末化してもその機能を保持しており、水に溶かすと48時間以上水素が発生するという。 この日、東京都内で会見した中村隆春社長は「日本で唯一の商品として、世界に愛される商品にしていきたい」とアピールした。 1箱30包入り(1包3グラム)で、価格は8400円(税別)。同
5月14日、グランドプリンスホテル新高輪。Jリーグ25周年を記念したイベントの控室に、”神様”は現れた。ブラジル代表史上に残るスーパースターにして、元日本代表監督、ジーコさんその人だ。久
<京都・たんば発GWナビ> 京都府福知山市の市街地に近い丘陵地に広がる三段池公園。動物園や植物園、25種類の遊具で遊べるわんぱく広場などがある憩いの場だ。(写真は芝生が広がる「大はらっぱ」地区。後方左側には「わんぱく広場」もあり、親子らがのんびりとスポーツや散策を楽しんでいる=福知山市猪崎) 北側の大(おお)はらっぱ地区は、甲子園球場の4倍の面積が芝生で覆われ、牧場のような風景が広がる。家族4人でバドミントンを楽しんでいた南丹市八木町の海老原洋さん(43)は「人混みを離れて伸び伸び遊べる。動物園などもあり、一日中くつろげる」と喜ぶ。 南側には720種5500株が育つ市都市緑化植物園がある。サボテン、熱帯果樹、ランの各温室は植生に応じた気候や景観が保たれ、ヤシやバナナの木がそびえる風景はテーマパークのよう。赤壁景子園長(64)は「緑と花に囲まれ、癒やしを感じてもらえたら」と呼び掛ける。 植物
「自転車の聖地」として注目される京都府南丹市美山町で、サイクリストが集う拠点「CYCLE SEEDS(サイクルシーズ)」が3日、オープンした。全国の愛好家や地元住民など250人以上が計約800万円の資金を提供し、コミュニティースペースやシャワールームを備えた施設が市民らの力で完成した。 手掛けたのは、自転車安全教室「ウィラースクールジャパン」の主宰者中島隆章さん(53)=美山町和泉=。同町で千人規模のサイクルイベントを開くなど、自転車を通じた町おこしに携わってきた。 サイクリストや地元住民が気軽に集まれる拠点が必要と考え、自宅近くの土地を自身で購入。昨年、インターネットで協力を呼び掛ける「クラウドファンディング」で費用を募り、資材の提供や大工の協力を受けながら、関係者が自らの手で建設した。 府内産木材を使った木造平屋建てで、レストランや展示の機能を持った広いコミュニティースペース、シ
米国で主に富裕層に読まれている旅行雑誌「コンデ・ナスト・トラベラー」が発表した今年の人気都市ランキングで、京都市が過去最高の2位に選ばれた。1位は東京で、増加を続ける外国人観光客からの高評価を示している。 同誌は1987年創刊の月刊誌で、約80万部発行されている。読者の投票で選ぶ人気都市ランキングは今年で29回目。京都は、2015年に初めてトップ10に入り9位となった。 今回は、前年15位だった東京がトップに急上昇し、京都が続いた。同誌は京都について「日本の中で最も歴史や伝統が息づく都市の一つ。2千に及ぶ寺社、100近いミシュランの星を持つレストランがある」と評価した。3位は前年1位のイタリア・フィレンツェ、4位はスイス中部の湖畔の街ルツェルンだった。 米国から京都市を訪れた宿泊客数は14年の約17万人から15年は約32万人に増えた。今回の結果について門川大作市長は「世界旅行の経験豊
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く