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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/mutsuji (2)

  • 「世界最悪の独裁者」ムガベの死――アフリカの矛盾を体現したその一生

    白人支配に抵抗する黒人の象徴だったムガベは、白人の土地を奪って私物化する矛盾も演じた Philimon Bulawayo-REUTERS ・ジンバブエのムガベ前大統領は在任中「世界最悪の独裁者」とも呼ばれたが、そのきっかけは白人の土地を補償なしに徴収したことだった ・この問題は植民地時代に端を発するもので、補償なしの徴収はごく一握りの白人が土地の大半を所有するいびつな構造を暴いた ・その一方で、ムガベは意図的に人種を政治的に利用した点で、現代のポピュリストの先駆けともいえる ジンバブエのロバート・ムガベ前大統領の一生は、アフリカが抱える矛盾を体現したようなものだったといえる。ただし、彼が死亡したことで、アフリカの矛盾が解消されるわけではない。 「世界最悪の独裁者」の死 9月6日、アフリカ南部のジンバブエを37年間にわたって支配したムガベ前大統領が死亡した。アメリカなどで「世界最悪の独裁者」

    「世界最悪の独裁者」ムガベの死――アフリカの矛盾を体現したその一生
    tsimo
    tsimo 2022/01/28
  • ドイツで極右と極左1万人が衝突 彼らを煽る「自警主義」とは

    <欧米で極右と極左の衝突が相次いでいる。両者に共通するのは、国家を信頼せず、自分の手で正義を執行しようとする危険な「自警主義」だ> 欧米諸国では、警戒の強化によってイスラーム過激派によるテロが一時ほど目立たなくなったのと入れ違いに、移民排斥などを叫ぶ極右のデモとこれに抗議する極左がぶつかり、場合によっては死傷者も出す「過激派イデオロギーの衝突」が急増している。伝統的に秩序や法を重んじる国とみなされてきたドイツもこの例外ではなく、8月27日に東部ザクセン州ケムニッツで警官を含む総勢1万人近くの大乱闘が発生した。 「過激派イデオロギーの衝突」は、自分の権利や安全を自分たちで守ろうとする自警主義が極右と極左のいずれにも広がることで拡大しているとみられる。 ケムニッツ暴動の顛末 ドイツ東部のケムニッツでは8月27日、6000人以上の極右勢力がデモを行い、約1500人の極左グループ、アンティファ(ア

    ドイツで極右と極左1万人が衝突 彼らを煽る「自警主義」とは
    tsimo
    tsimo 2018/09/01
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