Asteriskのバージョン番号の付け方ですが、現在までのところ、ドット以下の部分(.0)がメジャーなバージョン番号となっており、公開版は偶数番号を取ります。現在までのメジャーリリースは、1.0、1.2、1.4、1.6の4つとなっています。基本的に奇数番号は一般公開されることはなく、開発バージョンの扱いになっています。その下にドットが付されて、マイナーバージョン番号が付きます。 この表では、メジャーバージョンの最初のリリース(1.6.0など)が出た時期を示しています。1.6.1は1.6.0よりも新しい「Asterisk 1.6系」と位置付けられます。表からも分かるように、メジャーな変更は、ほぼ1年以上という比較的長期スパンで実施されています。 そもそもAsteriskとは何だろう? さて、最初の疑問に戻りましょう。そもそもAsteriskとは何でしょうか? 答えは、「PBX」という言葉が示