(前回から読む) 本シリーズでは、韓国と米国の間で結ばれたFTA(Free Trade Agreement 自由貿易協定)の、ISD(Investor State Dispute Settlement 国家と投資家の間の紛争解決手続き)、農業、公共政策に関係する条項が「韓国にとって不平等である」という主張と、それらが誤解であることを示してきました。レッスン4以降はこれまで取り上げて来なかった分野、1:サービス貿易、2:金融サービス、3:著作権、4:医薬品について見ていきたいと思います(本来はレッスン4が最終回の予定でしたが、レッスン7まで延長します)。 今回のレッスン4はサービス貿易を取り上げましょう(※1)。 さて、サービス貿易のFTA締結で韓国が被るデメリットについては、(1)ネガティブリスト方式、(2)サービス非設立権認定、(3)郵政事業の開放の3つが挙げられています。ネガティブリス
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