タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/negadaikon (2)

  • 日本文化論を学ぶ人に勧める本のリスト - みちくさのみち(旧)

    今年、務校の大学で、「日文化論」という講義を担当した。授業のレポートも締め切ったので、講義中で取り上げた、発展的に知りたい人におすすめの当は取り上げたかったのだが時間的制約で断念した、などをまとめておく。不十分なリストであるが、検討し直しのための材料としたい。15回の授業でこんなに紹介するのはシビアだったはずだが、最後まで付き合ってくれた受講生に感謝したい。 最近、書店の棚にも色んな日文化が増えている(ピンからキリまで)ので、このリストも、受講生が復習に使ってくれたり、何かの参考になるのであればありがたい。 なお、「日文化」についてではなく、あくまで「日文化論」の文献リストであることをお断りしておく。 総説 近年でも、日文化論の概説書には事欠かない。そのなかのいくつかは名著とされているものもある。 南博の調査した文献だけでも、全部読むのは大変で、授業で取り上げるの

    日本文化論を学ぶ人に勧める本のリスト - みちくさのみち(旧)
  • 牧義之『伏字の文化史』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    牧義之『伏字の文化史:検閲・文学・出版』(2014.12、森話社) 版元HPはこちら(書影あり)。 ある特定の時期に、集中的に密度の高い研究成果が相次いで発表されるジャンルというものがある。例えば00年代後半から10年代にかけて急速に活発化した検閲研究は、そのような分野の一つだろう。若手研究者によるこの分野の研究蓄積が書であり、刊行が待ち遠しいだった。 著者のHPはこちら 検閲研究は、国内の図書・雑誌出版だけでなく、映画や、海外の事例まで入れるとかなりの数にのぼる。 さて、書の課題は「戦前・戦中期の検閲体制下における、伏字の文化記号としての意義と役割、そして文学作品への影響に関する実証的な考察である」(p.14)とされる。検閲研究のなかで書がどういう画期的な意味を持つのか、私的な読書メモとして考えたことを書いておきたい。 検閲制度に関する歴史 書は博士論文を元にしたもので、序章で

    牧義之『伏字の文化史』読書メモ - みちくさのみち(旧)
    tskk
    tskk 2015/01/27
    「しかしたとえば制度的な検閲よりも自主規制をよりネガティブなものとして捉える視角も、たとえばフランクフルト学派などを参照した思想系では比較的根強くあるように思われ」
  • 1