ブックマーク / www.news-postseven.com (13)

  • 【藤井聡太八冠は何がすごいのか】逢坂剛氏×黒川博行氏・愛棋家対談「相手を間違えさせる魔力」と「AI全盛の哀愁」

    21歳にして将棋界の8大タイトルを独占──藤井聡太八冠の活躍で、かつてない熱狂が巻き起こっている。研究にAIを活用する“新時代の天才棋士”は、27年前に当時の7大タイトルを制覇した羽生善治九段とどこが似ていて、何が違うのか。そして、強いのはどちらか。文壇きっての愛棋家である逢坂剛氏と黒川博行氏が語り尽くした。【前後編の前編。後編を読む】 * * * 黒川:いやぁ、やっぱり藤井くんはバケモノですね。逢坂さんは王座戦の第1局を生で観戦したんでしょう? 逢坂:控室で佐藤康光さんと森内俊之さんに解説してもらいながら観ました。先の読めないスリルとサスペンスの連続で、極上のミステリーのようだった。勉強になったけど、持ち時間は5時間もあるし、緊張感もあってさすがに疲れたね(笑)。 〈10月11日に行なわれた王座戦第4局で、挑戦者の藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座を破り、全八冠制覇を達成した。タイトル独占は当時

    【藤井聡太八冠は何がすごいのか】逢坂剛氏×黒川博行氏・愛棋家対談「相手を間違えさせる魔力」と「AI全盛の哀愁」
    tsubasanano
    tsubasanano 2023/11/01
    “第4局は圧倒的に藤井劣勢でしたが、最後の最後で永瀬さんが手を間違えて、一気に形勢が逆転。藤井くんの棋力を信用しすぎて「奥の手があるんじゃないか」と深読みしてしまったんやろうね。藤井聡太の魔力ですよ”
  • 1店舗残して閉店したコンビニオーナーの告白「働く人が本当に集まらない」

    でコンビニエンスストアと呼ばれる形態の店舗が生まれて、半世紀以上が経つ。いまやただ物品を売る店というだけでなく、公共料金の支払い、コンサートチケット、宅配便、銀行ATMなどあらゆるサービスがある。いまや日全国で5万店舗を超えるコンビニが存在し、年間売上高は百貨店のそれを上回っている。ところが、主に労働力不足から24時間営業の廃止を検討する動きがある。俳人で著作家の日野百草氏が、閉店や縮小を選択したコンビニオーナーが訴える危機と現実についてレポートする。 * * * 「人手が足りません!助けてください!」 「誰でも!1時間でも!大歓迎!」 「あなたの都合にすべて合わせます!」 これ、すべてコンビニエンスストアのアルバイト・パート求人の張り紙である。ポップな仕上がりだが、実際のところは切実で、誰も働いてくれないから閉店、の危機にひんしている店もある。もちろん例は極端ではあるが、多くのコン

    1店舗残して閉店したコンビニオーナーの告白「働く人が本当に集まらない」
    tsubasanano
    tsubasanano 2023/06/19
    “コンビニを辞める理由の多くは今も昔も接客で心が折れるとか、嫌になるが大半だ。(中略)インフラだから何をしても構わないと思われているのでは”
  • 各業界で深刻なアルバイト不足 「代わりはいくらでもいる」時代は終焉

    アルバイト集めの難しさを部は分かってくれないとコンビニエンスストアオーナーは嘆く(イメージ、Imaginechina/時事通信フォト) かつて200万人を超えていたフリーター人口は減少し続け、2022年は132万人だった(総務省統計局「労働力調査」調べ。ここでの「フリーター」は15~34歳で男性は卒業者、女性は卒業者で未婚の者の合計)。非正規労働者に頼ることで成立してきた日の多くの仕事の現場ではいま、深刻な人手不足に陥り、浮上する気配がない。俳人で著作家の日野百草氏が、「人手不足」に直面させられている人たちの悩みをレポートする。 * * * 「よりどりみどり、選べた時代は終わったのだと思う。昔はコンビニのアルバイトでも求人すれば応募が必ず来て、いろいろ理由をつけて落としたりもしたが、いまは日語が理解できればそれでいい」 都心の繁華街にあるコンビニエンスストア、60代のオーナーが語る。

    各業界で深刻なアルバイト不足 「代わりはいくらでもいる」時代は終焉
    tsubasanano
    tsubasanano 2023/05/18
    “かつてネットで散々叩かれた居酒屋チェーンの創業者もそうだが、業界の体質としてブラックで当たり前、だからどうしたという空気もあった。業界そのものが見限られてしまっているのでは”
  • 「図々しい人たち」が各所でサービス破壊 ルール明文化の世の中にするしかないのか

    人の善意につけ込む、図々しい人たちが巷に増えている。飲店でテーブルに置いてある紙ナプキンを束ごと、お一人様一点までが暗黙の了解である試供品をドラッグストアで棚にある限り持ち帰るなどの厚かましい行動が繰り返されたため、注意喚起の貼り紙がされたり、店員に声をかけてから提供とルールを新設など運用が明文化される事態が相次いでいる。ライターの森鷹久氏が、図々しい人たちに振り回されるトラブルについてレポートする。 * * * 我が国は法治国家である。しかし、すべての行動・事象が法によって規定されているわけではない。たとえば、人々の「善意」によって成立しているという物事は、身の回りにもたくさんあるはずだ。しかし、この善意を自分に都合よく理解する、もしくは善意を提供されるのが当然だと責めるような人々が増えれば、その都度、ルールや法律を作り、こうした言動を規制せざるを得なくなる。 「もちろん、お客様に喜ん

    「図々しい人たち」が各所でサービス破壊 ルール明文化の世の中にするしかないのか
    tsubasanano
    tsubasanano 2023/03/13
    “都合の良い形で解釈され、図々しくなったもの勝ちという勢力を抑えにくくなってきた。お互いに気を配りあって社会生活を送るのは無駄だという悲観的なムードも。息苦しい世の中を目指してよいのだろうか(一部略)”
  • 「理研600人リストラ」に中国人ITエンジニアは「不思議です」と繰り返した

    国立研究開発法人の理化学研究所の労働組合などが、約600人の研究者が雇い止めとなる可能性があるとして、文部科学相と厚生労働相あてに要望書を提出した。近年は、日人のノーベル賞受賞者がまるで口をそろえたように、日の科学力の低迷と研究環境の悪化を訴えてきたが、歯止めどころか拍車がかかっているような出来事だ。俳人で著作家の日野百草氏が、中国技術者が日の研究者や技術者の環境をどう見ているのか聞いた。 * * * 「日は優秀な人がとても安いと思います。なぜ辞めさせるのですか」 筆者の旧知の中国技術者から話を伺う。ITエンジニアゲーム開発にも精通している。中国人のエリートならごく当たり前だが4ヶ国語を話せて日語も堪能だ。しかし稿、それでも文章化する際にそのままでは差し障るため逐次こちらで改めている。 「優秀でない人が安いのは当たり前ですが、日は優秀な人も安い」 話は理化学研究所(理研

    「理研600人リストラ」に中国人ITエンジニアは「不思議です」と繰り返した
    tsubasanano
    tsubasanano 2022/04/04
    “「研究は結果がすぐ出るわけではありません。とくに基礎研究は百年かかるかもしれません。それでも国のためになるなら続けるべきでしょうし、必要な人はとっておくものです。井戸だって時間がかかるのです」”
  • 藤井聡太四冠の才能という言葉で語り切れない強さの根源、永瀬拓矢王座が語る

    将棋界の超新星・藤井聡太四冠の快進撃が止まらない。現在、竜王、王位、叡王、棋聖の四冠を保持し、年明けからは渡辺明三冠(名人、棋王、王将)との王将戦もスタート。開幕戦は大熱戦の末に藤井四冠が制した。これで五冠も視野に入ってきた藤井四冠の強さの秘密は何なのか。藤井四冠の研究パートナーの永瀬拓矢王座に聞いた。(前後編の後編。前編はこちら。文中一部敬称略) 自分は「努力型の変異種」 藤井が強いことは、これまでの実績が雄弁に物語っている。よく議論されるのは、それが元来の才能なのか、努力によるものなのか、ということだ。その話を永瀬に振ると「渡辺名人は、才能だと言ってますよね」とすぐに返ってきた。昨秋、誌・週刊ポストで渡辺にインタビューした際に「才能です」と断言していたのを思い出す。永瀬は小さく「うーん」と唸ってから、口を開いた。 「私は藤井さんが強くなる過程を見てきたので、努力だと思います。もちろん

    藤井聡太四冠の才能という言葉で語り切れない強さの根源、永瀬拓矢王座が語る
    tsubasanano
    tsubasanano 2022/01/18
    “自分がもっと強くなれば藤井さんによい景色を見せてあげられると思う。何とかお供できるように実力をつけたいです。自分は対藤井戦を一番経験しているので、恩返しがしたい”
  • 藤井聡太四冠 永瀬拓矢王座が語る「とんでもなく負けず嫌い」な実像

    史上初となる10代での四冠獲得を達成した藤井聡太(19)。最年少五冠獲得も視野に入る天才棋士の強さの理由は一体なんなのか。「才能」という言葉では語り切れない「強さの根源」について、将棋観戦記者の大川慎太郎氏が、同じくタイトル保持者である永瀬拓矢王座(29)に聞いた。(前後編の前編) 圧がない。だが強い 2021年は、将棋界の勢力争いの構図が大きく変化した年だった。それまで「4強」と言われる時代が続き、藤井聡太、渡辺明、豊島将之、永瀬拓矢の4人がタイトルホルダーとして激しくしのぎを削っていた。 だが藤井が大躍進し、豊島から叡王と竜王を奪取。現在、8つのタイトルは3人が分け合っている。藤井が竜王、王位、叡王、棋聖の四冠。渡辺が名人、棋王、王将の三冠。残る王座が永瀬だ。 藤井はさらなる侵攻を目指している。年明けから始まった王将戦七番勝負で渡辺に挑戦しており、1月9、10日に行われた開幕戦は大熱戦

    藤井聡太四冠 永瀬拓矢王座が語る「とんでもなく負けず嫌い」な実像
    tsubasanano
    tsubasanano 2022/01/18
    “「藤井さんは温厚だからあまり表には出しませんが、付き合っていて確信があります。藤井さんは相手に負けることよりも、自分に負けることを許さない。だから自分のミスに厳しいんです」”
  • 棋士と学歴 今も「バカだから東大、天才だから棋士」の特別な世界なのか

    「4強時代」と言われる将棋界。渡辺明名人(棋王、王将とあわせ三冠)、豊島将之竜王(叡王とあわせ二冠)、藤井聡太二冠(王位・棋聖)、永瀬拓矢王座の4人が頂点に君臨し、群雄割拠の世界となっている。その一角をなす藤井二冠が高校を自主退学し、話題となった。最近の棋士の学歴はどうなっているのか。ジャーナリストの山田稔氏がレポートする。 * * * 「タイトルを獲得できたことで将棋に専念したい気持ちが強くなりました。秋に意思を固め、数回学校と話し合いをした上、1月末日付で退学届けを提出いたしました。一層精進していく所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます」 2月16日、日将棋連盟が発表した藤井二冠のコメントである。中高一貫校である名古屋大教育学部付属中学に在学中の14歳2か月でプロ入りし、2018年に高校に入学した藤井二冠。 藤井二冠の“決断”に好意的なコメント多数 来ならば、今年3月に卒

    棋士と学歴 今も「バカだから東大、天才だから棋士」の特別な世界なのか
  • 藤井棋聖が唯一勝てない男「豊島竜王」は何が凄いのか

    快進撃を続ける藤井聡太棋聖(18)。勝てば「二冠」となる王位戦の第4局が8月19、20日に開催される。棋聖戦を制し、30年ぶりに史上最年少タイトル獲得記録を更新したばかりだが、二冠となれば1992年に羽生善治九段(49)が記録した最年少記録「21歳11か月」を大幅に更新することになる。 勢いを見せる藤井棋聖だが、“天敵”がいる。豊島将之竜王(30)だ。藤井棋聖はプロ入り後、豊島竜王と4回対局して4連敗中。 最後の対局は昨年10月の王将戦決勝リーグ2回戦で、次は9月12日のJT杯で対局が決まっている。関係者が注目する対局について、将棋ライターの松博文氏はこうみる。 「これまでの実績と格だけを見れば豊島竜王が連勝しているのは“順当”とも言えます。ただし、藤井棋聖はこの1年でさらに強くなり、実力相応にタイトルも獲得。どちらが勝ってもおかしくありません」 豊島竜王は、9歳の時に史上最年少で奨励会

    藤井棋聖が唯一勝てない男「豊島竜王」は何が凄いのか
    tsubasanano
    tsubasanano 2020/08/16
    “これまでの実績と格だけを見れば豊島竜王が連勝しているのは“順当”とも言えます。ただし、藤井棋聖はこの1年でさらに強くなり、実力相応にタイトルも獲得。どちらが勝ってもおかしくありません”
  • 日本史学者・呉座勇一が選ぶ日本の戦の本6冊

    戦後、日歴史学界は、太平洋戦争の勃発を防げなかったことへの反省から、反戦平和主義を唱えるようになった。それじたいは結構なのだが、軍事や戦争を研究対象に据えることを避けるようになった。 真に平和を望むのであれば、軍事や戦争を思考の外に置くのではなく、かえってそれらを正面から検討し、戦争回避の方法を真摯に考察する必要がある。近年は日史学界でも、右の問題意識から、軍事史研究や戦争論が盛んになっている。ここでは、そうした研究成果のエッセンスが詰められた一般書を紹介する。 まずは古代史。古代には、貴族が謀略をめぐらす陰湿な雰囲気がつきまとうが、実際には多くの政治抗争に武力行使が伴った。藤原氏が他氏との権力闘争に勝利できたのは、自らの私的武力を公的武力に組み込み、また公的武力を私物化することで巨大な軍事力を掌握したからである。【1】『古代国家と軍隊』(笹山晴生・講談社学術文庫)はこの分野の古典的

    日本史学者・呉座勇一が選ぶ日本の戦の本6冊
  • 美人すぎる女流棋士・竹俣紅がフジテレビアナウンサーに内定

    「美人すぎる女流棋士」として名を馳せた竹俣紅(21)が来春(2021年)入社のフジテレビのアナウンサーに内定していたことがわかった。現在はタレントとしてクイズ番組を中心に活躍する竹俣が入社となれば、大きな注目を集めることになる。 竹俣は都内有数の進学校・渋谷教育学園渋谷中学時代に14歳で女流棋士となり、対局にテレビ出演など多忙なスケジュールをこなしながら、早稲田大学政治経済学部に現役合格。 2019年3月に日将棋連盟を退会した際にも、話題を呼んだ。様々な憶測が流れたが、自身のブログで〈大学に入って、さまざまな価値観に触れたことで、そうではない生き方をしてみたいと思えるように……〉と、棋士以外の道に進むための決断だったことを明かしている。それ以降は『Qさま!』(テレビ朝日系)や『東大王』(TBS系)といったクイズ番組に出演し、才色兼備ぶりを発揮していた。 実は竹俣にとってアナウンサーは「希

    美人すぎる女流棋士・竹俣紅がフジテレビアナウンサーに内定
    tsubasanano
    tsubasanano 2020/02/04
    “「今回、女性アナウンサーとして内定を出した大学生は3名。すでに内定者研修も始まっている。学業に加え、番組収録など多忙な日々を送る竹俣だが、ほかの2人に後れを取ることなく課題をこなしている」”
  • 多発するAmazon代引き詐欺 あきらめずに返品と返金手続きを

    注文していない品物が送りつけられる詐欺といえば、高級海産物を送りつける「カニカニ詐欺」が知られているが、いま広まっている「Amazonから注文していない代引き荷物が届いた」という話は品目もバラバラで、目的がはっきりしないのが特徴だ。なぜこのようなことが起きるのだろうか。SNSやネットサービスの最新事情と犯罪被害に詳しいITジャーナリストの高橋暁子さんが、Amazonで多発している代引き詐欺について解説する。 * * * いつも購入しているAmazonからの荷物だと思うと、つい油断してしまう人は多い。ある主婦は、「家族の荷物と思い支払いをして受け取ってから、違うと気づいた。返金手続きが大変だった」と代引き詐欺に遭ったときのことを振り返る。数千円程度の代引きと聞くと、警戒もせずに支払ってしまうことが多いのも、詐欺に引っかかりやすい原因らしい。 うっかり支払ってしまった人の多くは、「(注文時に)

    多発するAmazon代引き詐欺 あきらめずに返品と返金手続きを
    tsubasanano
    tsubasanano 2019/07/20
    “このようなものが届いたときはどうすればいいのだろうか。まず、自分が買っていないものはハッキリと受取拒否をして、支払わないことだ”
  • 世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている│NEWSポストセブン

    ネット上の議論を見ると、まったく意見がかみ合わないケースも少なくない。相手の意見をよく読めばその真意を汲み取ることはじゅうぶんできると思うのだが、そうしないまま、自分の意見がいかに正しいかを述べ続ける人もいる。なぜこんなことが起こっているのか。 『言ってはいけない』(新潮新書)、『朝日ぎらい』(朝日新書)などの著書がある作家・橘玲氏と、『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)などの著書があるネットニュース編集者の中川淳一郎氏が語り合った。(短期集中連載・第8回) 橘:いま世界じゅうで進行している「知識社会化」の影響は、さまざまなところに出始めています。言い換えるならば、まっとうに生きていくために必要とされる知識のハードルがどんどん上がっている。たとえばアメリカでは、今まで自動車工場で組立工をやって家族を養い、「これが俺たちの生き方だ」とプライドをもっていた人たちが、いきなり「君にはもう用

    世の中は「簡単なこと」ができない人たちで溢れている│NEWSポストセブン
    tsubasanano
    tsubasanano 2018/11/14
    “OECDが「国際成人力調査(PIAAC・ピアック)」というものを実施していて、その結果が実に興味深いんです。”
  • 1