藤村修官房長官は11日午後の記者会見で、鉢呂吉雄前経済産業相の「放射能を付けたぞ」という趣旨の発言が報道されたことについて、民主党幹部が経緯を検証し、今後のメディア対応も検討する意向を示していることを明らかにした。オフレコの非公式懇談での発言などが報道されたことを問題視しているとみられる。 藤村長官は、鉢呂氏と記者団のやりとりに関し「今後の報道との付き合いにおいても、少し検証しないといけないと(党側から)聞いている」と説明。また、「報道されている件は非公式懇談で(出たもので)、報道と本人の言っていることが違うようだ」と指摘した上で、「ちょっとこの問題は重要なので、輿石東幹事長の方で少し動くかもしれない」と語った。 【関連記事】 野田新政権の浮沈を握る「輿石幹事長」 中国鉄道事故より悪質な日本の事故隠蔽〜福島原発ダメージの深層〜 「本当の原発発電原価」を公表しない経産省・電力業界
辞任を表明し会見を行う鉢呂吉雄経産相。ハンカチで顔をぬぐった=10日午後、東京・霞ケ関の経産省(小野淳一撮影)(写真:産経新聞) 辞表を提出した鉢呂吉雄前経済産業相は10日夜の記者会見で、記者に対して「放射能をうつしてやる」という発言をしたとされることについて「記憶が定かでない。そういう発言をしたと確信を持っていない」と言葉を濁した。 【関連記事】 みんな・渡辺代表「鉢呂問題は次元低すぎる」 自民・大島副総裁「もはや民主に任せられない」 鉢呂氏が辞任「死の町」発言で引責 鉢呂氏が釈明「一歩近づいた記憶しか…」 自民・石破氏、鉢呂氏を「辞任か罷免すべきだ」 減少が続く日本人の海外留学 ここにきて回復の兆しが
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