民主党の前原誠司政調会長は15日の党全国政策担当者会議で、2009年衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)に関し「実現できていないことについては、しっかりと国民におわびして出直す。今後の政権運営や新しい公約に反映させる」と釈明した。 建設中止を掲げた八ツ場ダムの建設再開が決まったことも念頭にあるとみられる。また09年マニフェストについて「先の見通しが明確でないまま数値目標を掲げたものもあった」と指摘した。 大阪府連から橋下徹・大阪市長と距離を置くべきだとの意見が出たのに対し「民意は重く受け止めるが、百パーセントすり寄ることはない」と述べた。 会議は非公開で、出席者が明らかにした。