米航空宇宙局(NASA)の安全委員会は米国時間5月25日、Boeingの宇宙船「CST-100 Starliner」について、慎重に開発を進めるように求めた。 Starlinerは4人の宇宙飛行士が搭乗可能で、2022年5月には無人での打ち上げと国際宇宙ステーション(ISSの)へのドッキング、帰還ミッション「OFT-2」を実施。7月21日には、初となる有人飛行試験(Crewed Flight Test:CFT)をを予定している。 NASAのPatricia Sanders安全委員長は、航空宇宙安全諮問委員会の公開会議にて、「安全上のリスクが軽減されるか、あるいは適切な技術的根拠がない限り、Starlinerの有人ミッションを行うべきではない」と語っている。 またStarlinerのパラシュートに関する認証だけでなく、統合ソフトウェアやバッテリー側壁の破壊に関する懸念についても触れている。「