2011年2月14日のブックマーク (4件)

  • 東北大学出版会|書籍情報|書籍詳細

    『反証主義』 小河原誠 著 定価(体3,500円+税) A5判 ISBN978-4-86163-150-4 C3010 344頁 (2010年10月刊行) 《目 次》 第1章 とりあえず、反証主義を簡単に説明してみよう 第2章 反証可能性の意味するところ 第3章 経験的反証の構造 第4章 反証のすがた 第5章 データの処理と方法論的反証主義 第6章 理論選択の問題 第7章 実証と反証との比較 第8章 質主義と道具主義との狭間で 第9章 反証主義から可謬主義へ 付録1 パラダイム論との比較のもとで 付録2 弁護か弁明か 反証主義とは、科学哲学者にして社会思想家でもあったカール・ポパーの中心思想である。それは、実証主義とは根的に異なるゆえに、多くの誤解にさらされてきた。書はきわめて初歩的な段階から、ていねいにこの思想の体系的解説を試みるのみならず、カオス論のような近年の話題も扱い、この

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/02/14
    『反証主義』 小河原誠
  • 評論・フィクション・画像・映像(圏) - logical cypher scape

    2/11、2/12のフィクションと評論に関わる部分(一部2/4のpost含む) - Togetter 岡和田さんのpostした「評論の文体」という言葉に反応したpostと hiroyuki_inさんのpostした「批評のアニメ」という言葉に反応したpostをまとめた*1 *2 特に後半は、言葉と映像の機能の違いについて書いて、フィクション論をやるときに小説から始めるのは実は難しいんじゃないかという思いつきをpostした。 言葉は、色々な機能を持っているので、フィクションについて考えようとすると、フィクションに関係ない機能のことが混ざってきて混乱するんじゃないかと。 一方、映像・画像というのは、フィクションと密接に結びついているのか否か(単にrepresentationなのか)。 視覚 知覚 思考 境界 やがて光 - Togetter ウォルトンの写真論を巡ってのpost群。 写真「で見る」

    評論・フィクション・画像・映像(圏) - logical cypher scape
  • 日曜形而上学 D.ルイスのquidditism~トマスにおけるquidditas

    とある哲学系クラスタの優雅な日曜。日は、デイヴィッド・ルイスの哲学的立場である“quidditism”に関する質問を皮切りに、トマスにおけるquidditasにまで遡って考察する。

    日曜形而上学 D.ルイスのquidditism~トマスにおけるquidditas
  • 今週の本棚:鹿島茂・評 『自己分析』=ピエール・ブルデュー著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (藤原書店・2940円) ◇未知に挑んだ社会学者の「自伝ならざる自伝」 二〇〇二年に死去した社会学者ピエール・ブルデューの「ディスタンクシオン」理論はいまや社会科学の大きな遺産となりつつあるが、書は、死の床にあったブルデューが、研究の魔に取りつかれた「自分」を最後の分析対象に選んで、自らの理論や分析方法を駆使してその思想の形成過程を追尾しようと試みた「自伝にあらざる自伝」である。 それを端的に示すのが冒頭近くに置かれた次の言葉である。「わたしは、哲学があたりを睥睨(へいげい)していたその時期、学校教育のヒエラルキーで頂点を占めていたエコル・ノルマル・スュペリユールの哲学専攻の学生だった。このことを言えば実は、大学界においてその後わたしが辿(たど)った軌跡を説明し、理解してもらうために必要なことは言ったことになると思う」。すなわち、知的世界の覇王としてサルトルが君臨していた時代に、超エリー