2011年9月29日のブックマーク (4件)

  • 一灯舎 --無限とはなにか? カントールの集合論からモスクワ数学派の神秘主義に至る人間ドラマ--

    ローレン・グレアム / ジャン= ミシェル・カンター 著 吾靖子 訳 2011年9月 発行 定価 2,500円 ISBN 978-4-903532-61-5 ご注文 (オーム社のページからご購入いただけます) サンプルページ(PDF) ・  目次、序章 概要 無限とは何かという問題は2500 年にわたり人類にとって深い謎であった.19 世紀末にドイツ数学者ゲオルグ・カントールは,集合論によって無限に新たな解釈を与えた.同時に様々な矛盾の存在が明らかになり,数学者達は進展をとげるには厳しい状況に置かれた.この無限についてフランスの数学者(ボレル,ベール,ルベーグ)はデカルト的な合理的解釈を試みたのに対し,モスクワ数学派は「讃名派」の教えに関連する神秘的で直観に基づいた解釈を試み,独自の進展をとげた 書は,20 世紀初頭に無限と集合論に挑んだ数学者,特にロシア数学者を中心に描いている.

  • 菊池誠さんx春日匠さん 大阪大学教員どうしの激論

    菊池さんがサブアカ(@kikumaco_x)で片瀬久美子さんが批判されていることに触れたことがら始まった議論。 あまりに長いので、メインは菊池さんと春日さん(@skasuga)に絞ってまとめました。 科学への不信などについて 片瀬久美子(@kumikokatase)さんを追加しました。 春日さんの片瀬さんへの批判内容は http://togetter.com/li/192513 の最後の方にありました。

    菊池誠さんx春日匠さん 大阪大学教員どうしの激論
  • Daily Life:医学と仮説 (つっこみその1)

    September 29, 2011 医学と仮説 (つっこみその1) [2011年10月18日追記:著者の津田さんとのディスカッションの中で、津田さんより、以下のような列挙のしかただと、「これはひどい」とわたしが思うような項目がこれだけの数あるかのような印象を読者に与えるので困る、という趣旨のクレームがありました。そのため、注意書きを書き添えます。以下の事項の中には、わたしがひどいと思ったものから、一応つっこんでおこうというレベルのものまで、さまざまなものが含まれます。内容も科学哲学には限定されません。以下を読む方はそのことをご理解下さい。] 医学と仮説――原因と結果の科学を考える (岩波科学ライブラリー) クチコミを見る 疫学者の津田敏秀さんの著作。以前から疫学の重要性を訴え、たとえば水俣病を中毒事件として扱えばもっとうまく処理できたはずだという議論など、興味深い論点をいろいろ出されて

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/09/29
  • ララビアータ:関曠野氏の新著 - livedoor Blog(ブログ)

    関曠野氏の最新著『福島以後―エネルギー・通貨・主権』(青土社)を読んだ。関氏と言えば、数々の独創的な思想史的著作や政治哲学的論考で既によく知られている。編でも氏の主張は、期待を裏切らない氏独自の洞察で満ちたものだ。 時事的発言も重要だが、何といっても注目すべきなのは、氏の思想史家としての大胆な見通しや解釈の見直しである。たとえば、家族の法がローマ教会のイデオロギー闘争の結果であったこと、そこで確立した両性の自由で平等な契約という観念が、後のロックの社会契約説の基礎を与えていること(ただしロックは、それを首尾一貫した形で展開したわけではない)。あるいは、天皇制と皇室についての見方においても、氏は深い思想史的教養に基づく独自な見解を示している。明治維新を、公的法理を欠いた権力の私的略奪として解釈する一方、近代天皇制がそもそものはじめから欠いていた理念的正統性に、人民の統合という内実を初めて与

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/09/29