2012年3月17日のブックマーク (2件)

  • 経済学方法論について

    大水 善寛(Oomizu Yoshihiro) はじめに 通常の経済学の教科書では、経済学は科学であると定義されており、またミクロ経済学においては、実験が可能であるということも主張されている。現在のこうした状況であるが、経済学が科学であるかどうかは占くからの議論の焦点であった。例えば、古くから、帰納法および演緯法的手法を刷いて経済学の理論は形成されている。  ところが1960年代以降、特に70年代以降は論理実証主義等の科学史の援用を得て、この議論が討議されるようになった。  その原点はポパー(K.R.Popper)の反証主義に基づいた、理論のテスト可能性を論じたものである。これ以降は、例えばクーン(T.S.Kuhn)やラカトス(I.Lakatos)等の理論に基づき、経済理論の整合惟、その経済理論の歴史的一貫性、その変化の過程を具体的に取り扱うものである。  この論文ではこうした経済学におけ

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/03/17
    ポパーは経済学に大きな影響を与えてきた。このことは多くの経済学者がポパーを読んでいるということではない。その代わり彼らはフリードマンを読んでいる。フリードマンはたんに経済学に適用されたポパーにすぎない
  • 分析美学の基礎論文集、目次プラン(意見求ム) - 昆虫亀

    分析美学の基礎論文集の翻訳をつくろうという計画が、ひそかに立ち上がりつつあります(まだ完全に確定ではない)が、どの論文を入れるか、ちょっと迷ってます*1。 なので、現時点でのプランを公開してみます(あくまで森個人案)。 「これは入らないの?」「これは要らんだろ」「それ入れるんなら、これ入れろ」などなどの意見をいただければ、幸いです。どんな些細な意見でも構いませんので。 わたしとしては「今ではいろいろと批判されているけども、やっぱこのトピック研究するのならこれは読んどかないとお話になりませんね」という論文を入れたいと思ってます。 つまりこの方針を採ると、たんに読みやすいまとまってる教科書的な論文は入れませんし、逆に、いまでは攻撃されまくってる論文が入ります。 (ただしホントにこの方針で行くのかはぜんぜん決まってません。今後の相談次第。) その方針で、選定した候補が以下のものです*2。 トピッ

    分析美学の基礎論文集、目次プラン(意見求ム) - 昆虫亀