2012年10月3日のブックマーク (2件)

  • 形而上学を自然化する(出来事の存在論つき) Goldman (2007) - えめばら園

    http://philpapers.org/rec/GOLAPF Goldman, A. (2007) A PROGRAM FOR “NATURALIZING”METAPHYSICS, WITH APPLICATION TO THE ONTOLOGY OF EVENTS 1. 形而上学と認知科学 認知科学は要る 【p1】形而上学は現象から始まりそれを吟味して実在を探求する。実在は心と独立だと普通思われるから、実在の理解のために心の研究をしようという提案はアホに見える。しかし、「心」という語で、認識メカニズムの総計を指すとすれば、このメカニズムが現象を因果的に産出するのだから、形而上学的反省の前に心の働きについて知ることには意義がある。だから形而上学にとって認知科学は重要。 認知科学は重要(1)――語の区切れの場合 【p2】形而上学はふつう素朴な、直観的、非反省的判断(現象)から出発する。こ

    形而上学を自然化する(出来事の存在論つき) Goldman (2007) - えめばら園
  •  「進化:生命のたどる道」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化――生命のたどる道 作者: カール・ジンマー,長谷川眞理子,入江尚子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/05/30メディア: 単行購入: 9人 クリック: 125回この商品を含むブログ (10件) を見る 書は,おそらく現在最も精力的でかつ進化生物学に関して理解の深いサイエンスライター,カール・ジンマーによる進化学に関する総合的な解説書である*1.原題は「The Tangled Bank: An Introduction to Evolution」*2,2009年の出版である. 実はジンマーは2001年に進化にかかる総合的な啓蒙書「Evolution: The Triumph of an Idea 」(邦題「進化大全」)を書いており*3,さらに職の進化生物学者エムレンと共著で「Evolution: Making Sense of Life」という格的な学部学生向けの

     「進化:生命のたどる道」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/10/03